温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

キャスター 第3話 11年ぶりの地上波出演がなぜこのドラマだったんだろう?

ついに、のんちゃんが11年ぶりに地上波ドラマに帰ってきました!

そもそも「あまちゃん」で大人気になる前は一般的に無名に近かったので、民放ドラマで見たことのない人も多かったでしょう。

はい、自分もです。

なので情報が出だした時からすっごく楽しみにしていたのですが…

2話の予告でまず爆笑!

 

「iL細胞は存在します!」

…なぜ今このネタ???

 

それでもワクワクして第3話を見たのですがー、うん。

特にこれと言って。

これは…わざわざ満を辞して選ぶお仕事なのかしら????

 

そもそも「キャスター」自体に自分はあまりハマっていないのでした。

「海に眠るダイヤモンド」「御上先生」と、2作続けて毛色の違う作品を当ててきたところに、『ザ・日曜劇場』という感じの「キャスター」。

良くも悪くもいかにもなドラマです。

やたら豪華なキャスティング、押しの強い主人公、強引な展開。

なにしろ主演がその権化のような阿部寛ですから。

まあでも、こういうわかりやすい勧善懲悪的なドラマが視聴率とれるんですね、やっぱり。

 

でもねー、仮にも『報道のTBS』が看板枠でこんな雑報道ドラマでいいのかしら?

テレビ局を舞台にしたドラマってちょいちょいあるけど、素人からみても今どきそんなことします?な展開に驚くんですよね。

「キャスター」で言えば、永野芽郁のキャリアで総合演出ってマジ?とか、キャスターの阿部寛が自分で出張るのはまあドラマとしてありとしても、他のニュースをどの立場の人がどのように取材してるのかよくわからないのとかね。

せっかく『報道のTBS』なのだから、まずニュース番組をどのように作っているのかを見せて欲しかったのですけどねー。

 

それでも、北大路欣也をラスボスポジにキャスティングとはさすが看板枠〜!…と思ったらあっさり退場だし、エピソードのオチはどんどん甘くなるしどうなんだろう?

のんちゃん登場の3話にしても、めちゃくちゃ古い、時事ネタとはとても言えないネタを持ってきた挙句、男社会での女性の苦労を描いたっぽい空気だけ出して、不正の追及は投げっぱなしだしなんかねー。

「相棒のハズレの時のエピソードみたい」ってコメントを見て納得してしまいました。

のんちゃん自体はとてもよかったのになー。

「ブランク感じない!」とか失礼な感想がありましたが、地上波ドラマに出てないだけで、舞台も映画も配信もやってて評価もされてて、ブランクなんか無いっつーの!

 

まあとりあえず、地上波の価値が落ちてるとは言え、今度はレギュラーでの登場も期待できるかな?というのが一番の収穫でしたね。