これはNHKでないとドラマ化無理でした!
「ひとりでしにたい」、綾瀬はるかがキレキレです。
全6話の半分まできましたが、もう終わるの淋しいです〜。
独身の叔母の孤独死をきっかけに、仕事にオタ活に楽しく呑気に暮らしていた39歳独身の鳴海がどう生きどう死ぬかを考え始める物語。
それがまさかのコメディなのだから素晴らしいです。
主人公の鳴海に綾瀬はるか、後輩同僚に佐野勇斗、鳴海の両親に國村隼と松坂慶子、と大河でも撮るのか?という豪華キャスト。
いやー、コメディこそ俳優の技量が試されますね!
声出して笑いながら、うんうんうなづいてます。
内容もなるほどなるほどと勉強になりますが、とにかく俳優が良くて楽しめるのですが、その中でも佐野勇斗が上手くて凄いなぁと思っています。
ドラマの大半はメイン4人で進むのですが、綾瀬はるからを相手に全く見劣りしない。
おそらく撮影時期は「おむすび」直後か、もしかしたら重なるくらいだろうし、髪型もあまり変わらないのにしっかり別人です。
「おむすび」を見て、この人上手いなぁと思ったのですが、今回で確信。
北村匠海と佐野勇斗だけグループ以外の演技のお仕事が多いのはなぜだろうとずっと不思議だったのですが、最近やっと気がつきました。
この人たちが上手いから。
ついつい某事務所のゴリ押し出演に慣れていたので、グループの人は全部押し込むのが当然かと思ってました。
上手い人が仕事があるのは当然ですね。
すみません。
今回は30代独身で老後のこと考えもしなかった鳴海と、典型的な昭和サラリーマン夫婦の両親という、終活についての情弱者に、佐野くん演じる20代の那須田がアドバイスを与えるという構図も面白い。
今の時代は本当にまずきちんとした情報を得られるかが生きる術になるのですよね〜。
といって、ネットがつかえればいいとかではなく、取捨選択の能力も必要。
難しい。
身につまされます。
個人的には鳴海が1人で買ったマンションのインテリアが、まさに独身の理想みたいな仕上がりでいいなぁと思ってます。
築古リノベっぽいのもリアル。
とりあえず重く考えず楽しめるのであと3回をしっかり見ます。