温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

今週買ったマンガ

火曜日、本屋をぶらついてマンガを購入。結構久々だ。
自分は結構マンガを買ってると思ったので、記録としてブログに書いてみたら案外買ってなかった。まあマンガ欲はジャンプである程度満足してるし、基本作家買いの人間なので新刊待ちだからかなー?
じゃあ、なぜあんなに片付かないマンガがあるのかと言うと、別の問題ですねぇ💧

いつも購入してます、新刊出てました。
グルメマンガってもう一大ジャンルになったねー。いくつか買ってるけど、グルメマンガならいいって訳ではないのよ。なんだろう?雰囲気かな?
ワカコ酒」はドラマも好きだ。「孤独のグルメ」と同様にシンプルにドラマ化したのが良かったんだと思う。ヘタに演出プラスしたやつはグダグダだったからなぁ。「食べる」という行為はシンプルなことだからね。


これもむかーしからずーっと買ってます。
ただいつのまにか「6巻」とクレジットされててびっくり。ココハナで連載中とは知らなかった💧
ヤングユー時代のあと小さいサイズのコミックスが出てたけど、サブタイトルだけで巻数が打ってないから外さず買ってる自信がないうえに、この「ココハナバージョン」を初めて認識したから抜けてる可能性は大きいぞ。
確認するにはマンガの山を整理しなくては……。
この話は結局おとぎ話なんだけど、それでも読むと「それでいいんだよ」と励まされる。
世間と折り合いつけられない人ばかりが出てくるけど、それでもそれぞれ楽しく生きている。
そしてこの絵本のような世界に惹かれる女の子な部分が自分にもちゃんとあるんだなぁと思うのだ。


前にも本屋で見かけて気になってはいた。
新刊置場に2巻があったので、試しに1巻買ってみようと思ったら、探しても探しても見つからず、レジが空いた隙に店員に聞いた。
検索して「在庫ありと出てるので持ってきますね」と言ったきり中々戻らず、5分以上かかってやっと戻って来た。店頭が切れてたのかな?そりゃ自分で見つけられないわけだ(笑)
そのまま2巻も会計されそうになったのて「すみません、1巻だけで💦」と言うのが気まずかったわー。
コメディ調のお取り寄せもので、漫画家と小説家の連作という形式。
漫画家は中村明日美子で、名前は知ってたが初めて読んで驚いた。「耽美!」という人だと思ってたらコメディも書くのかー。
読みかけだけど、結構おもしろいかも。

「BG 〜身辺警護人」6話 なるほど!ながら見向きだから視聴率がいいのね!

年明けから個人的に「ノー残業シーズン」としているので、以前とは比較にならないほど早く帰宅している。
で、1月以降の木曜日は全て9時前に帰ってるんだよねー。そして着替えたり、ご飯食べたりあれこれと。
でそうしてると「BG」が始まる訳ですよ。

6話は元総理の警護を受ける話。
何者かに狙われていると訴える元総理。が、SPの警護対象から外れることになったため民間のBGに依頼。元総理と離婚して戻った娘と孫娘、その3人の安全を僕たちBGが守るぞー‼︎

……うん、これまたまあわかりやすーい、ありがちエピソードですねっ!
パターンとしてはぁ、狙われてるのは勘違いでぇ、娘の別れた旦那が子供に会いたくて接触してきててー、子供はこういうとき絶対パパを庇うからー、うんうん、そんな感じかなー。
いやー、でもこの2018年にもなってその使い古されたパターンはさすがに「BG」でもやらんでしょ?そこまで視聴者舐めてないでしょー?
……って、その通りかよっっ!!
いやいや、凄いよねこの親切設計!多分事件物ドラマ見慣れてないキムタクファンに配慮してわかりやすーく作ってるんだなぁ、うんうん。優し〜い!
…ってアホか!思わずノリツッコミしたぞ、おい〜!

あー、今回もつまんない事件だよなぁ。意外性ゼロ‼︎全て想像通り!
挙句、警護対象を元総理にしたことで、また無理矢理SP江口とゆり子大臣を出す、お・や・く・そ・く♪…思わず古いネタ振っちゃうぞーおいおい!
あえて冷静に考えてみると、結局面白いドラマを作ろうとチャレンジをする気がないんだよね。外したら大変な事だし。
キムタクのファン層は30〜50代女性がメインだとすれば、大抵は主婦。平日9時はまだまだ忙しい。だから、ながら見でも話が分かるくらいの作りにしておかないとついてこないって事だ。「面白いから録画して後でじっくり見よう!」なーんて思われたら大変。視聴率下がっちゃうし。
主婦が家事をしながら横目で見ても「あ、キムタクカッコいー」って思えて「ちょっと見てないとこあるけど大体話はわかったわ」となるように作ってるんですね。
昔「渡る世間は鬼ばかり」を家事しながらでも分かるように大量のセリフ劇にしたって聞いたことあるけど、おんなじ手法だわね。
けどね、女性キャラが沢山出て当然喋りまくって「わかるー」って共感を呼ぶタイプのドラマと、事件に対してガッツリ仕事を見せ解決するタイプのドラマが同じ手法で成り立つ訳ないでしょ。

そう、「BG」がなぜお仕事ドラマとしてカッコよくないかって言うと喋りすぎるんだよどのキャラも。SPもBGも本来一切無駄口叩かない職業のはずがどーでもいい雑談ばっかり。
今回、元総理がゆり子大臣所属派閥の長の会食に参加するのだけど、その料亭で障子一枚隔てた廊下に立ったまま、上司上川とキムタクが仕事と関係ないことを喋る喋る。バカじゃないの⁈
当然ドラマだから、全てを本当の職業通りにやれってことじゃない。リアル感を出してくれって言ってるんだよー。
それがつかめてれば、ドラマ的な嘘なシーンも「あるかも」って思える。そういう土台が甘々なんだよね。
かつての「SP」も職種はちょっと違うが「クライシス」もダラダラ喋るシーンはあまりない。その分アクションとか絵面で見せてた。あくまでも「ドラマ」なんだから絵面で見せてみれば?
BGのメンバーはいつまでたってもシロート丸出し。キムタクがカッコよく尻拭いする下地要員で、例えば菜々緒は元柔道選手だという設定だけど、とてもそうはみえないヘナチョコぶり。ホームページでも見なきゃ全くわからん。

そして6話になっても一切魅力の出ないキャスト陣。キャラのウリもSP江口は「公僕である」ゆり子大臣は「美人」以外の魅力が全く出て来ず。好きな俳優さん達なだけにムダ遣いに吐き気すらするぞー!
ムダな豪華キャスト頼りも相変わらず。
山口智子は今回チラ出で次回以降本格稼働なんだけど、会食に乗り込んで捕まって退場、というチョイ役を萩原聖人がやってた。
あー、次回以降ひっぱるのねと丸見え。ウンザリだー。

何よりキムタクの「島崎章」が何一つ「島崎章」になってない。そのままキムタク。
前にも書いたけど、島崎の自宅がいかにも独身の大人の男のスタイリッシュマンションなのがありえん!
6年前、視聴者からみればショボいけどドラマ設定上は大変なミスをしたことで、仕事も家族も失いショボくれた(本業の方には失礼だが、そういう設定だよね?)交通警備員をして生きていた島崎。
そんな男があんなオシャレマンションにオシャレ家具揃えて住むのか?おかしくね?リアルにはそういう人もいるだろうけど、ドラマ設定上は変だろ?じゃあ以前妻と子と住んでたとこにそのまま1人で住んでるのかっていうとそういう生活感があった雰囲気も無い。しいていえば「キムタクが住みそうなスタイリッシュルーム」なのだ。
これが「アンナチュラル」の中堂だと、大人の男なので広くてそこそこの部屋なんだけど、マジで布団以外の物が無い。それがそのまま恋人を失ってからの空虚な8年間を表してる。
結局、「キムタク」に「キムタク」以外を演じさせる気がないんだよね。

40過ぎて美貌も衰えて、マジでキムタク正念場だというのに、ちゃんと俳優にしようと、本人はともかく周りの誰もが全く思ってない。結局「キムタク」やってくれってことかね。
「好調で映画化も!」って記事があったけど、バカじゃね?御用聞き記事にも程があるわ。
キムタクも気の毒だと思うけど、視聴者も舐められたもんだぜ。

自分はながら見用じゃない、ちゃんと面白いドラマを見たいんだよ!

ドラえもんだよ!「星野源のオールナイトニッポン」

スペシャルウイーク2日目、今日は本物のあの人がくるよー!
ドラえもんフラゲ日です。
はいはい、結局初回盤買いましたとも!くっ、物を増やしたくないから基本CDは買わないぞー、オール配信じゃー!と思ってた所で星野源にハマるとは……。
あー、ファンは立場弱い〜結局耐えられず購入ですとも!(笑)
あ、そうそう昨日菅田将暉オールナイトニッポンで「ドラえもん」かけてたよー。
そう1曲めはもちろん「ドラえもん」〜🎉

そしてついに、ドラえもん登場〜!
よい子のドラえもんは押し入れで寝てるから収録だけど(笑)
どこでもドアが欲しいという星野源に「頑張って」とかわすドラえもんがウケる。
星野源のサインをしずかちゃんの分だけでいいとか、ドラえもんせめてのび太の分くらいは貰ってあげて💧
それにしても、スペシャルウイークと言う名の壮大な番宣が凄すぎるなぁ(爆)
ドラえもん映画って大人だけの客ってどれくらいいるのかしら?ここで宣伝してくるのか?
試写で大泉洋が泣いたと言う星野源に「大泉洋さん泣くんですか?」と何気にめちゃくちゃ失礼なドラえもん。いいなぁ、大泉洋使い勝手よすぎだ。

ドラえもんに質問コーナー!
これはホントに深夜ラジオ?子供向け番組か(笑)
好きなお寿司のネタはイカ。これは中の人なの??
そしてアゴや腕を鍛えると言うドラえもん。ロボットが「鍛える」とはどういう概念か?(笑)
いやー、子供の質問が連発だー(笑)
おー、2曲目、深夜にドラえもんソングだー!

ドラえもんに叱ってもらおう!「のび太くんのコーナー」
歌がいつものJAYWALKだけど、内容はソフトだわねー(笑)
と、思ったら2ヶ月洗ってないパジャマ⁉︎これは中々キツイなぁ。
あー、来たよタクヨシムラ、孫の手と仲良くしてくれ。こののび太くん一番ダメなのと星野源に言われるタクヨシムラ(笑)
なんかだんだん下ネタっぽくなってきたなぁ。ダンナを好きすぎてお風呂のぞくとか、普段に比べればかなりソフトだね。
あー、お母さんに怒った顔の似顔絵をプレゼントしてお母さんを悲しませたのを36になっても思い出して胸が痛いのね。あー、分かる💧自分もご飯が臭いって言って無言にさせたの今でも思い出すよごめんなさい〜💦でもこれ母親に聞いたら大体覚えてないんだよね💧

おー、久々弾き語りは「ドラえもん」かぁ。ドラえもんと共に歌う、ややこしい!
すごいなぁ、オールナイトニッポンで3曲全部ドラえもんの曲とは。
弾き語り、ちゃんと声出ててよかった。ちゃんと休み貰ったからだね。

ドラえもん出演は終わりかー。2時回ったし今日はここで離脱。眠い。無理しないぞ。
わざわざスペシャルウイークに収録分だけ聴いて寝るとかどうなんだ(笑)
ドラえもん、おやすみなさーい!

「アンナチュラル」 7話 定番のネタの扱い方で脚本家のセンスの良さがわかる楽しさ

毎回事件物としてのパターンを色々変えてきて、次はどうくるの?とワクワクさせてくれる「アンナチュラル」。
そういうところは「相棒」を感じさせるけど、相棒は複数の脚本家を使うことでメリハリつけてるのに対し、野木亜紀子が1人で、メインエピソードも進めながら書いてるところが凄い。
あるだけのネタを惜しみなく絶妙な加減で提供してくるこの贅沢さ。たまらないです。

7話は流行りの動画配信を絡めたサイコパスもの。殺人者Sと名乗る少年から指名されたミコト(石原さとみ)は「殺人実況生中継」でSが殺したというクラスメイトYの遺体を画面越しに診断し真相を明かしていく。

冒頭、神倉所長(松重豊)が離島など医師のいないところでの死亡案件に画像で遠隔診断をすることについてのレクチャーをする。
こういう何気ない日常の勤務風景に見せたシーンがちゃんと伏線になってるのがいつも上手いところ。相変わらず無駄なシーンが全く無い。「くだらない」といつも通りのリアクションの中堂(井浦新)も結局巻き込まれていくのだから面白い。

久部(窪田正孝)は週刊誌のライターから中堂が恋人の殺人疑惑をかけられたままだという事を聞き疑いの目を向ける。しかしその疑いはミコトに一蹴される。まだ何者でもなく、週刊誌のスパイとしてUDIラボに潜入し、それにも迷いがある久部と、自分がやるべきことをしっかり見据えてるミコトの違いがこういう所にも表れるんだなぁ。ホントしっかりキャラクターがつくりあげられてる。

ミコトは、中堂が恋人を殺した犯人を突き止め殺そうとしていると考え、だから中堂は犯人ではないし、それを止めたいと久部に言う。
ミコトは中堂と対等な監察医であるのに対して何者でもない自分。ミコトに対する好意とミコトと中堂が近しくなっていることへの嫉妬。
うーん、複雑だねー久部くん。
この「三角関係っぽいもの」の入れ方がまたセンスいい。
ミコトも中堂も互いが異性であることはあまり意識していない。それよりも同業者としての仕事ぶりや姿勢を見ている。そしてそれによって相手が信頼できることを認めていく。
それは恋愛とは違うものなんだけど、傍観者でしかない久部が嫉妬するには充分なものだ。そして恋愛になる可能性がゼロではないものだ。
ミコトと中堂の相手への気持ちが変わっているのが初回から少しづつ描かれていて、この先2人の関係がどう変わっていってもきっと納得させてくれる感じがする。
こういういわゆる恋愛ドラマでないものに男女のキャラクターがいると唐突に恋愛に切り替わって「何で⁈テコ入れか!」と突っ込むこともあるんだけど、きっとこのドラマはそういう心配は要らないなという、安心できる描き方だ。

殺人者Sの「Yの死因はなんでしょう」という問いかけに、中堂が止めるのも聞かず挑戦を受けるミコト。久部と東海林(市川実日子)と共に調査をするが、手が足りず結局気になって動画を見ていた中堂も巻き込む。
この辺りのテンポの良さとクスッと笑えるエピソードがいつも通り気持ちいい。
中堂のパワハラで退場したと思わせて臨床検査技師の坂本がちょこちょこ登場しては空気をほどよく和らげる。坂本にずんの飯尾という絶妙なキャスティングがいい。重い話と上手い俳優陣の中にちょっと異質なものが入っていい感じにゆるむ。芸人の使い方の見本みたいだ。

ミコトはYがトリックを使って殺人に見せかけた自殺をしたと突き止め、方医学的見地としてSに伝える。それを否定するSに個人的見解を語りかける。Yこと横山少年がイジメにあっていたこと、そしてSこと白井少年がそれを大勢に伝えたくてこの事件を起こした事、三澄ミコト個人としての見解は、イジメによる殺人、だと。
白井はイジメグループの名前を挙げ、次は自分で自分を殺すという。それをミコトは止める。「あなたの痛みは 決して 彼らに届かないそれでも死ぬの?あなたの人生は あなたのものだよ」と。

迷う白井の居場所を突き止めた中堂が今度は彼を止める。自分だけ生きていいのかと問う彼に「死んだ奴は答えてくれない、この先も。許されるように生きろ」と中堂は言う。
白井にかけるミコトと中堂、それぞれの言葉が重い。
ミコトが語りかける間に中堂の顔が映る。中堂はミコトが無理心中の生き残りだとは知らない。それでもミコトの言葉が簡単に出たものではないのはわかっている。そして自分の過去から出た言葉を白井に語りかける。
ミコトも中堂も、白井と同じだ。突然の身近な人間の死に罪悪感を覚えて、何かしなくてはと思ったのだ。その後の行動は別れたけれど。

事件が終わり、またミコトはご飯を食べる。そこに来た中堂が恋人の事件の証拠写真を差し出す。ミコトの仕事と行動を見続けて、以前解決の手伝いをしたいと言った申し出を受け入れたのだ。7話かけて、ミコトと中堂が同じ方向を向いた。いよいよだ。ますます先に期待する。

今回はいじめ自殺という、事件物なら1度は使う定番だけど扱いの難しいエピソードだった。
それを一見サイコパスものにみせて視聴者を引き込み、最後ミコトに「死んでもなにもならない」と言わせたことで、この脚本家は信用出来ると思った。エンタテインメントで「人が不自然に死ぬ」という事を描く事をこの人は腹括っている。カッコいいと思う。
今までたくさんのイジメエピソードものを見たけど、白井少年の悔しさや哀しみ、それに対するミコトたち大人の対応も、こんなに納得できるドラマは中々無かった。今回も凄いものをみた。

俳優陣も相変わらずいい。
今回はなんといっても白井少年役の子がMVPだ。ごく普通のどう見てもまだ本当に高校生だなというあどけない感じなのに、この重責をしっかりこなして、ベテラン陣にひけをとらない。たまたま見たCMに出てたし、これからどんどん出てくるかも。

そしてレギュラー陣もいいんだよねー。
正直、特別興味ある出演者はいなくて、野木亜紀子脚本以外の興味はなくて見始めたのに、もういまは坂本役のずんの飯尾まで、どの役もこれ以外考えられないと思うくらいハマってる。
特に、石原さとみの魅力を初めてわかったのは大きいなぁ。
自分は長身美女が好きなので、顔は可愛いけどなんとなくイモくさいというかちんちくりん感のする石原さとみはあんまり興味なかった。「シン・ゴジラ」はめちゃくちゃ面白いと思ったけど、石原さとみが合ってるとは思えなかったし。
でも、この三澄ミコトという役は彼女の代表作になるんじゃないだろうか?
画面をちゃんと持たせる可愛らしさはありながら、石原さとみのちょっと垢抜けない感じがミコトの「普通の女性感」に説得力がでる。
仕事に邁進する普通の女性を、ちゃんと主役として存在させるのは石原さとみだからいいんだろうと思った。

あー、あと3回なのかな?
次回も1話完結エピソードはありつつ、着々と中堂の恋人の事件についても話は進んでいく。
今回の終わり方も次回へのヒキもたっぷりで早く見たくてたまらない。
オリンピックのお陰でこの2週視聴率が落ちてるそうだが、そりゃそうだ。カー娘は可愛いし、このドラマはながら見は無理。
来週まで正座待機‼︎(笑)

ジェーン・スーの言うことは正論ではあるんだけど、そこまで怒んなくても良くない?

ジェーン・スーの生活は踊る」は毎日聴いている。
と言ってもリアタイではなく、タイムフリーでオープニングと悩み相談の所だけ聴くことがほとんど。
マムシさんの「おいババア!」が苦手だし、毎日紹介される生活情報は大抵しょうもないし、ゲストコーナーは短くて話が浅くて役に立つことはほぼない。
それでも悩み相談はエンタメとして成り立つくらいには切れ味良くて結構楽しい。

で、はてなでこんな記事があった。

ジェーン・スー悩み相談「収入目当てで結婚した夫が退職したいと言っている」
https://miyearnzzlabo.com/archives/47549
凄くブクマも多くて反応が大きい。
大半はジェーン・スーに同意、相談者をこき下ろすものだ。

これ自分も聴いてた。で、正直「そこまで怒ることかなぁ?」と思ったのだ。
自営で同世代より収入が少ないという31歳女性の相談者。結婚相談所で安定した会社でそこそこ収入がある36歳の男性と結婚。が、結婚して1年半で会社を辞めたいと言い出した。いいよと言ってあげられない自分がこんなにお金に執着する人間だったとは思わなかった、このお金への執着にどう折り合いをつければいいのか?、
という相談。

で、ジェーン・スー激おこ。
「被害者ヅラするんじゃない」「身勝手なワガママ」「厚かましい」「愚痴こぼしてるだけ」
と散々な言われよう。
「結婚相談所は奴隷商人か⁈」「注文通りのものが来なかったから返品ってか!」「人はものじゃねー!」
あー、うんまぁ確かにジェーン・スーのお怒りもごもっともではあるよね。この相談者の人は愚痴こぼしてるだけだ。かなりあまちゃんだと思うし。
でもこの状況で愚痴こぼしたらダメなの?
「パートナーは面倒見てくれる人じゃなく、苦楽を共にする人なんだ」とも言っていて、それも確かに正論なんだけど、世の中全てのパートナーがそうなのかね?そうじゃなくても本人達が良ければいいんじゃないすかね?

断っとくと自分は全然この相談者側ではなく、立場としてはジェーン・スー側だ。
自分の食い扶持くらい自分で稼ぐ方が精神的に楽だと思ってるし、相方は金のないオッサンだし(笑)、仕事行き詰まるとすぐ「辞めたい!」「専業主婦になりたい!」「働きたくない!」とか騒いでるダメ人間だけど、結局仕事はやるし、人に甘えるのが上手くできない。多分専業主婦は向かないだろうなと思う。
だけど、この相談者の言い分はわかるよ。

自営で不安定な人が安定した結婚を求めるのが悪いのかな?
相談内容に詳しくは書いてないから想像の範囲だけど、結婚相談所で知り合ったなら男性側は年収や勤め先をアピールするもんでしょ?
それだって魅力の1つなわけだし。
それで1年半で辞めるとかっていうのは旦那の方も酷いと思うけど。結婚って契約でもあるわけだし。
恋愛結婚よりお見合い結婚のが離婚率が低いのは、好きだ嫌いだ熱に浮かされるより冷静に条件を見極められるからって聞くけど、だったら相談者がそうやって結婚したのは当然では?
「結婚したらパートナーとして辛い時は支え合うべき」って正論だけど、長い付き合いならともかく、結婚相談所を介した結婚1年半の人にそこまで求めるの酷じゃないかな。

親の知り合いの息子さんで有名大学出て大手企業に就職した人が、母親の知り合いの紹介で結婚したそうだ。母親は有名女子大の卒業生で後輩にあたる女性を探したそうで、息子本人より母親の方が気に入って決まった話らしい。
が、結婚して仕事を辞めた奥さんは家事を全くせず、食事は毎日彼女の気に入りのファミレス、小説を書くのが趣味で旦那の相手もせずパソコンに向かう、子供は手間かかるから要らないと言って旦那も構わない。彼女は働きたくないし小説を書きたいから何か方法は?と考えた結果の結婚だったらしい。
その母親が親の知り合いで散々愚痴を聞かされるのだそうだけど、こんな状態でも離婚するとなると明確な落ち度がないので難しいんだそうだ。

この話を聞いて、単純に「スゲー!」と思った。気の毒だとは思うけど、なぜ見抜けない?と思ったし、ここまで腹くくってしかもそれを明かせちゃうくらいの奥さんはそれはそれで生きる力があるなぁと思った。
「働かず、好きな事だけして暮らしたい」ってみんな思うけど、実際割り切ってそれをやれる行動力凄くないか?そのために好きでもない男と暮らすのだけでも自分には無理だし。だったら働いた方がマシだ。
結局、「結婚」の価値って人によって本当に違うんだよね。「夢」でも「契約」でも「生活」でも「楽しみ」でも、それはそれでその人が良ければいいんじゃないすかね。

ここまで極端じゃなくても、自分は美大出なので近い話は身近に結構ある。
作品作ってるだけで生活できる人間なんてそういない。親の世話になったり、収入のある男性と結婚したり、金持ちのムコに入ったり。
そこまでしてもやりたいことがあるってある意味幸せだと思うし、そういうパトロン的なのを金のある方がわかってやってたりもするし、2人が良ければいいじゃないか、という事だ。
親と旦那の世話になって勤めに出た事もない人に「ちゃんと働きなよ」って言われてキレそうになったこともあったなぁ(笑)それに比べれば、ね。
そう思えば、今回の相談者なんか普通じゃん。収入少ないとはいえ、働いてはいるし、まるっと旦那に甘えてる訳じゃなし、旦那が仕事辞めるっていったら不安なのは当然と思う。
まあ、旦那さんとの認識のすり合わせが足りなかったとは思うけど。
それに対してジェーン・スーが「インスタで大金持ちの嫁の腹の括り方をみろ!全力で男好きのする女をやってるぞ!」と言うのもちょっと違うと思うんだよね。
いや、自分もそういう女性を否定しないし、そういうのも才能だと思うけどさ、それは相当な突出した人じゃん。
一般の普通の女の人が、なんとか少しでも生活を良くしようっていうのと比べてもなぁ。
相談に書かれてないからわからないけど、相談者さんが家事一切引き受けてるのかもしれないし、1かゼロかって話じゃないよね。
そもそも、これを言ったら番組成り立たないけど、ジェーン・スーも蓮見アナも、就職氷河期に一流企業に入れるような勝ち組でしょ?そうじゃない人達の収入面のツラさ本当にわかる?
時々「うーん?」って思う時あったけど、やっぱりわかってない気がするよ。
怠けてるわけじゃなくて出来ない人っていうのもいるんだしさ。

この番組を聴くようになったのは「逃げ恥」を放送してた頃で、ジェーン・スーはやたら「逃げ恥、逃げ恥」言ってて、どうやら原作が大好きなようだけど、自分は原作よりドラマのがずっと好きだ。
それはもちろん星野源新垣結衣が好きなのもあるけど、原作にはどうも納得出来ないとこがあって、ドラマは俳優陣の雰囲気とかでそこが緩和されてる感じだったから。
主人公のみくりは「小賢しい」って言われたのがずっと傷だった訳だけど、自分は「小賢しい」というより「世間知らずの頭でっかち」と思ってかわいくないなぁと思ったのだ。
平匡にあれこれ言うけどみくりは親元に暮らして仕事も派遣、結局「自力でちゃんと生活する」ということをした事がない。
自分の稼ぎだけで生活するしんどさ、責任ある仕事の辛さを知らないのに、平匡に「愛情の搾取」とか言っちゃうのかよー!と思ってなんだかモヤモヤした。
女性側が立場が弱い前提で話を進めてるけど、必ずしもそうでもないとも思ったし。
そもそも36歳で年収一千万超えの男性が現実にはどれだけいると思っとるんだー!みくりの給料払えるのは現実的じゃないだろ。
それに家事労働を全て給与払えるほどのクオリティーでやってる主婦ってどれだけいるのか?一人暮らしでも家事はやらなきゃだし、「家事労働=仕事=金払え」っていうのがどうなんだというね。それいったら話が成り立たないし、あくまでも実験的な作品なのだから、そこつっこむのはヤボだけども。
話がずれそうだけど、「逃げ恥」を絶賛するジェーン・スーとは、ちょっと意見合わないかもなぁと思ったことを思い出した。

エンタメとして悩み相談を聴かせるのは演出もいるし、ズバズバ言う方が面白いのはあるんだけど、ちょっと愚痴をこぼして誰かに励まして欲しかっただけだろう相談者が、思いがけずズタボロにされた事に、なんだか残念な気持ちになった。
毎日聴いてて確かに「良く言えるなぁ⁉︎」というダメ人間の相談はちょいちょいあるけども、この相談者さんがどうしてもここまで言われるほど酷いとは思えないんだよね。
結局は別れるしかなさそうだなーとは自分も思うけどさ。
蓮見アナが「試されてるのでは?」と言うのも当たってるとは思うけどさ、収入アピールして結婚しといてそこ試す旦那もどうよ?と思うなぁ。
あまちゃんで考えも浅いけど、それでも普通の人がもう少し幸せになりたかっただけじゃん。
許してあげてくださいよ。

追記
基本的にジェーン・スーのことは面白くて、近くにいたらお知り合いになりたいかな、くらいの好意は持ってるけど、この辺の「自立」とか「パートナーのあり方」についての意見はちょっと合わないかなぁと思ってた。
以前ちらっと「同棲は色々した。親元でもした」と言ったのが引っかかってて。
自分は親元で同棲するヤツって認めないからなと思ってるんで。
同棲はあくまでも大人が自力で自由にやるものだと思う。親元に住んで家賃浮かそうとか思うレベルの自立してないヤツが同棲とか何事⁈と思う。
親か病気とか事情はあるかもしれないけど、だったら結婚しろよと思うし。同棲と結婚の違いってそこでしょ。同棲したくらいで相手の親まで面倒みる責任は無いと思うから。
この話で、ジェーン・スーは自立した女の代表っぽいこと言ってるけど、ちょっと自分の都合よく意見を言ってるのでは?という疑問がわいたなー。
今回の相談はちょっと感情的過ぎた感じがあるよ。

「アンナチュラル」 6話 折り返し過ぎて箸休め回。なのに面白い。

5話、ミコト(石原さとみ)と中堂(井浦新)が決裂、ミコトは「UDIラボにいられると迷惑です」と言い放つ。
ええ〜⁉︎折り返し過ぎたとこであとはどシリアス対決展開なのー⁉︎とドキドキさせておいて、一転6話は東海林(市川実日子)との女同士の話。
この重さと軽さのバランスが上手いよなぁといつも感心する。
「人が不自然に死ぬ」という重いことがメインテーマであるからこそ、それでも人はそれだけにとらわれずに生きているのだと全力で描く姿勢がかっこいい。
過去に囚われたままの中堂が食事のシーンがほとんどないのに対し、一応納得したミコトはよく食べよく笑いたくましい。そうでないと人は生きていけないのだよね。
あくまでも「エンタメ」としてあの手この手で楽しませようというのがいいよね。

初回から異性間交友(合コン)の話から盛り上がり、仲の良さを見せていたミコトと東海林。が、ミコトはUDIラボに来てそう長くもないと明かされているので、2人は長年の友人というのではなく気の合う同僚といった関係だ。
そんな東海林が合コンに参加した次の朝、気づくと入った覚えの無いホテルにいた。そして横には合コンメンバーの遺体が。驚いた東海林はミコトに助けを求める、というのが6話。

ミコトと東海林の関係が女同士の仕事仲間としてリアルなのに理想的だ。
くだらないおしゃべりを楽しめるくらい馴染めていても、相手の触れられたく無いとこまでは踏み込まない。でも、その距離をちょっと間違えてギスギスしたりもする。考えの合わない所もある。タイプの違う2人だけれど、仕事には労を厭わないという共通点で信頼し合う。だからいざという時はきっちり組んで結果を出せる。
なんかホントリアルだ。女同士ってこんな感じ。人間確かに仕事が全てではないけれど、仕事というのは毎日の3分の1は時間を取るものだ。生活の基盤にもなる。そういうものに対してどういうスタンスを取っているかで、その人の人間性が見える。仕事ぶりが理解できれば、「お友達」なんかよりよっぽど信頼し合えるのだろうなぁ。
カッコいいー!

エピソードには昨今問題になっている、デートレイプと仮想通貨詐欺。脚本書いたのは半年は前のようだけど、このタイミングでドラマになるのが、鼻が効くってことなんだろう。

しかし、クズ男4人組、皆さん戦隊やライダー出身で、大ブレイクしないとこういう役多くなってしまってなんだか切ないわ💧
とくに犯人の人は「奥様は、取り扱い注意」でも過去にデートレイプをしていたという役だったし。大変だ。

箸休め回としながらも、久部(窪田正孝)が益々ミコトに惹かれて、なのにミコトは本気で久部を男と思ってないのが発覚したり、胡散臭いライター(北村有起哉)に久部が絡め取られたりと、本編もちゃんと進む。
さてつぎはどうでしょう?

わーい!久しぶりに買っちゃったー🎶

ちょっと久しぶりに雑誌を買いました。

TVブロス、表紙は星野源。もちろん新曲「ドラえもん」についてのインタビュー。
買うと果てしないから、なるべく近寄らないようにしてるけど、帰りに寄ったコンビニで見かけて抗えなかったわ(笑)
まあ、久しぶりだしいいよね。ブロス懐かしいし。めちゃくちゃテレビっ子だった頃にテレビ雑誌が凄く好きで読み比べてた(笑)サブカル臭満載のブロスは我が道をいく感じが好きだっなぁ。今も変わらないのがいいよね。
明日はMステスペシャルだし、当分ミュージシャンだなぁ。

4月からディーンフジオカが連ドラ主演をするという記事を見てたら、関連記事で「旬は終わったと思うのは誰?」というなかなか失礼な記事があった。
ディーンフジオカ、高橋一生、そして星野源という同じ歳で同じ時期にブレイクした3人で、誰が先に消えると思うか?というもの。まあ、よくある記事だけど。
3人ともそれぞれ失礼な意見をあげられてたけど、星野源に案外多かったのが「俳優として大して上手くないから、本業のミュージシャンに専念したら」というものだった。
うーん、やっぱり特にファンじゃない世間の印象は「星野源=ミュージシャン」なのかなぁ?
自分は俳優で知ったのが先なのもあって、俳優としての星野源が印象的なんだけど。決して下手とも思わないし。まあ、確かにミュージシャンなんだけどね。
少し前の関ジャムで専門家が2017年のベストソングを上げる企画をやっていて、1人が1位に菅田将暉の「呼吸」をあげていた。
で、その理由が「俳優が俳優として歌う曲を久しぶりに見て、またそういう曲の時代が来そうだ」というようなことだった。
それで、なるほどー!と思った。菅田将暉の曲に何となく感じる違和感の理由がわかった。菅田将暉はミュージシャンではなく、役を演じるように歌ってるのだな。うんうん。
それに比べると、星野源の音楽はやっぱりミュージシャンだ。俳優業と切り離されるというか。俳優の音楽ではなく、ミュージシャンの音楽。詳しく言葉に出来ないけど、なんとなく感じてた違いがそれで説明ついて、プロの音楽家さすがと思った。
だから「ミュージシャンに専念したら」と言われるんだなぁ。

でも、自分はやっぱり俳優の星野源が好きだし、見たい。ミュージシャンに専念とかやめてほしい。本人もどちらかだけというつもりは無さそうだから、気長に待ちますかねー。とりあえずは健康第一だしね💧