温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

Re:リベンジ-欲望の果てに- 〜第4話 赤楚くんのトンチキぶりがおかし過ぎて目が離せない!(笑)

今期のドラマも一通り始まって、そろそろ取捨選択も出来てきました。

平日は1時間ドラマは1本見るのが精一杯だし、今年は大河がおもしろいので、自然と見なくなるものも出てきます。

 

そんな中、てっきり1話切りと思いきや、2話からいろんな意味で面白くなって目が離せなくなったのが「Re:リベンジ-欲望の果てに-」です。

赤楚衛二主演、共演に連ドラ5年ぶりという錦戸亮が話題のドラマ。

天童記念病院の理事長が倒れたことで始まる跡目争いの物語。

赤楚くんは理事長(1話で死去)の息子役で、錦戸亮はそのタイミングで病院に赴任してきた謎めいた心臓外科医です。

これがもうトンチキのオンパレードで、それを誰もが真顔で演じているのが面白すぎる。

1話見た後放置していたのですが、連休中に2話を見たらハマって、4話までまとめ見しちゃいました。

 

赤楚くんは子供の頃自分の心臓病を治してくれた父をしたって医学部に入ったものの、父との確執が大きくなり(理由はなんだっけ?)、退学して週刊誌記者に。長い間疎遠になっていた。

理事長である父は新プロジェクトを立ち上げ、その実現のために赤楚くんを理事に入れようとするが倒れてしまい、そして死ぬ。

そのプロジェクトのために父が呼んだのが有能な心臓外科医の錦戸亮

院長である叔母(死んだ母の姉)とも折り合いが悪く、父の葬儀のあと何者かに襲われる。

…までが第1話。

 

2話で意識を取り戻した赤楚くんは5ヶ月間眠らされていて、その間に叔母が新理事長になっていて、新しい理事の1人に錦戸亮がいる。

自分をはめた犯人を探すために赤楚くん動く。

…なんだけどもー、なんともトンチキなんですよ(笑)

自分の代わりに理事入りしていたと言うだけで錦戸亮をひたすら疑う。

さらに2年交際していた恋人の芳根京子が、連絡つかない5ヶ月の間に錦戸亮と婚約していてますます錦戸亮を疑う。

けれども毎回起こる出来事の犯人は基本的に別の人間。

でもひたすら錦戸亮を疑う赤楚くん。

錦戸亮を追い落とそうとして他の人間の思惑に簡単に乗せられる。

そして毎回見通していて結果的に解決に導く錦戸亮

しかし錦戸亮しか疑わない赤楚くん。

もう、なんの恨みなのやら。芳根ちゃん取られたからとしか思えないわー。

 

そもそも父親とは折り合い悪かった(しかも一方的に)のに、いきなり自分が理事になって後を継ごうとするけども、医者でもなく経営の経験もなく、ただ創業者の孫で前理事長の息子だった『だけ』の人間がしゃしゃり出てくるほうがよほど迷惑なのでは?

確かに錦戸亮は怪しげではあるが心臓外科医としてのキャリアもバッチリで病院経営者としても有能。赤楚くんよりよっぽど現実ライン。

次回ではどうやら理事長を狙うらしいが、もうそれって主人公じゃなくてライバルの悪キャラの行動ですよ。

 

元カノ芳根ちゃんも、連絡つかなくなっただけで、やっと出てきた本人が「眠らされてた」って言うのを「嫌!」とか言って全く信じず(まあ5ヶ月も眠っててそんなに歩けんやろ!というのは置いといて 笑)、なんにも心配せずあっという間に錦戸亮と婚約って、大病院理事長の息子から有能な医者に乗り換えただけって、ただのしたたかキャラかよーって笑っちゃいますがね。

そして次々出てくる怪しいキャラがそれぞれ詰めが甘くてねー。

そもそも成人男性の赤楚くんも5ヶ月も隔離したら絶対自分で何があったか調べるでしょうに、手間かけて眠らせとくより殺して仕舞えば済むのでは?

ドラマは終わるけど(笑)

そして5ヶ月も行方不明で後輩1人しか心配してくれない赤楚くんの人望の無さ!

哀しい!(笑)

 

とにかく赤楚くん自分の感情のみで動く考えの浅い人間でマジトンチキなのがおもしろくて、これが作り手の意図的なものなのか(今後成長するとか)、単なるご都合キャラなのかがとっても気になります。

この楽しみ方って、もしかして噂の「大病院占拠」とかとおんなじかしら?(笑)

一応メインエピソードとしては怪しげ外科医の錦戸亮の正体と思惑ということでしょうけど、それ以外が楽しくて。

 

と言うことで、はたして作り手の狙いに沿っているのかは怪しいけれど、思った以上に楽しめるドラマに仕上がっていて先が楽しみで仕方ないのでした(笑)