温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「こっち向いてよ向井くん」 第6話 女性がみんな正直で容赦なくて面白い

友人の策略で10年ぶりに再会した元カノ美和子とぬるっと復活した向井くん。

そうまさに「ぬるっと」。

お互い「大人だし動揺を見せるのもなんだろう」という態度を取った結果だ。

あーあ。

浮かれつつもどう進めるべきか悩む向井くん。

頼りの坂井戸さんは「パートナーの女友達ほど嫌なものはないでしょ」と会ってくれない。

わかるよー。

向井くんが美和子となんとなく復活してしまったように、フリーの男女であればいつ何があるかわからない。…と思われても当然なので。

 

でもって、その恋愛巧者の坂井戸さんの駆け引き相手の環田さんが、向井くんの憧れの先輩。

やっぱりなー。

しかしまあ、さすがの坂井戸さんも自分の恋愛となると目も曇るわけで。

色気といい声で騙されるけど、向井くんにトンチキ知識教えてたのこいつこいつー!

「家庭を守っていく覚悟」でいい時計を買っても、その家庭も壊れちゃったしなー。

憧れの存在なんてそんなものだ。

 

それにしても、向井くんがモテないのが毎回毎回嫌ってほどわかるのがなぁ。赤楚くんが上手すぎる。

初回の中谷さんに対してなんか特にだけど、美和子に対しても「本当に好きなのか」が全然わからん。

駆け引き云々以前にちゃんと相手に好意を持たないとだよな。

そういう意味では恋愛巧者と見せて、単に自分の感情に素直な後輩くんの方がモテるのはわかる。

美和子と付き合ってるつもりなら、もう駆け引きとか言ってる場合じゃないだろうと思うのですけどね。

なんかもう友達目線で歯痒くて歯痒くて(笑)

 

一方で別のこじれ方をしている妹のまみんとその夫の元気くん。

当初はまみんの気持ちもわかるなぁと思いました。結婚というと大抵女性がたくさんの変更の負担を負わなくてはならないのか。

うんうん、わかるよ。

でもね、それを「さっして」というのは無理。

元気くんは、向井くんもだけど、男性の方が一般的に選択肢が良くも悪くも少ないので、その選択肢内でしか考えられないのですよ。

結婚しようが子供ができようが、大抵の男性は「仕事をして稼ぐ」ということから降りられない。

女性が「辞めたくないのに辞めざるをえなかった」ことが普通にあって、そういう悔しさはわかるけど、「仕事をして稼ぐ」ことから降りられてホッとする人もいるのも現実。

女性のそういう複雑さに比べて、男性の発想が単純になりがちなのもまた現実なんですよね。

だからそういう「単純」な元気くんにモヤるのはよーくわかるけど、全く説明しないのはなぁ、それは難題すぎる。

お母さんの言うとおり。

そして、いい大人が家に帰ってどかっとソファに座って延々とスマホいじってお母さんのご飯待ちとかはどうなのよ。

向井くんもだけど2人とも親にガッツリ甘えといて一人前気分かよと思いますがね。

それで自分の主張ばっかりはいくらなんでも酷い。

お手伝い女子のメイちゃんは確かに怖いけど、まみんも痛いとこつかれてるなーと。

なんかねー、みんな痛すぎて辛いよホント(笑)

 

ちなみに、まみんの藤原さくらが原作絵から抜け出してきたようでおおーっと思います。

 

なんだかんだ「あああー」と思いながらも今期1番ハマってるんじゃなかろうか(笑)

美和子はどうやら「結婚」というものに思うところがありそうだし、10年前なぜ別れたのか、それが明かされるのが楽しみ。

とはいえ、「元カレ?」の一言はきつすぎるよー!

がんばれ向井くん!