温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「俺の話は長い」完走。久々のホームドラマはなかなか刺さる

録画が溜まっていたのをまとめ見して完走しました、「俺の話は長い」。

淡々とした日常を描いてもちゃんと成り立つと証明してくれた、久々のホームドラマです。

ツイッターで誰かが言っていてなるほどと思ったのですが、10月クール、1月クール共に日テレは3本のドラマ枠が全てオリジナルで、その意欲がなかなかだと思います。ま、出来は置いときますが(笑)

 

土曜22時枠は21時だった時代から続くジャニーズ枠で、主演じゃなくてもほぼ毎クール必ずジャニーズがキャスティングされるという特殊枠。好き嫌いも分かれるでしょう。

ちなみに現行の「トップナイフ」は珍しくジャニーズいないのかな?

日テレ×ジャニーズと言えば、古いジャニーズファンは突飛な設定のトンデモドラマ(褒めてます)のイメージなんですが、最近はわりとお仕事物が多いみたいですね。ジャニーズも高齢化の波には抗えないのね。

そんな中「俺の話は長い」はなかなかに異色。

主演の生田斗真はジャニーズだけれども、キラキラ感なぞかけらもないもっさりした青年。

色々チャレンジするのが好印象です。

生田斗真に対しては特に情熱はなかったのですが、上手い俳優ばかりのキャスティング、特に今10代ではナンバーワンでは?という清原果耶につられて視聴。

あと脚本家も興味あった。大野智主演の「世界一難しい恋」が凄く良くて、山田涼介の「もみ消して、冬」もわりと好きだったので。

 

その「もみ消して、冬」もホームドラマだったのですが、家族全員超エリートという設定を使ったコメディ要素が強めだったのに比べ、「俺の話は長い」は本当に普通の家庭の普通の話。

でもそれがよかった。「もみ消して、冬」が設定が消化し切れてないところがチラチラ見えたのに比べて、もやもやするところがない。

普通の家族のありそうなやりとりでの笑わせ方が絶妙だった。

 

と、絶賛しつつも録画を溜めていたのはなぜかと言うと、2〜3話あたりで生田斗真演じる満のキャラが受け付けないかもと思ったから。

メインキャストは5人。

大学中退してコーヒーショップを始めたが失敗して以来、働かずグダグタしているニートの満。一人で喫茶店を切り盛りする母房枝。キャリアウーマンの満の姉綾子。綾子の娘で中学生の春海。綾子の再婚相手の光司。

これに喫茶店の常連客や、満の行きつけのバーのバーテンダーや客が絡むのだけど、基本的にこの5人が綾子の家のリフォーム期間中同居するなかでの家族の話がメイン。

食事をしながらのどーでもいい会話が延々と続くとか、下手な俳優が入るととんでもないことになるのだけど、なんかリアルで見てしまう。わかるんだよね。

この満がねー、イラつくんですよ。

6年全く働かず、実家に寄生し母親のおつかいのお釣りをごまかして小銭を手に入れフラフラしているのに屁理屈だけは達者で、リフォーム中に家に住まわせてくれと言う綾子に上から目線で延々と文句を言う。見てると毎回「何様……!💢」と思ってしまい、ドラマを脱落しかけた。

これはおそらく見ている人の立場によるんだろう。どうしても自分に近い人間の気持ちで見てしまうから。

自分は弟がいて、それも満のように屁理屈を延々と言えるタイプの人間なのでよく腹を立てていた。なのでつい綾子に感情移入してしまったし、本当に「あー、満ムリ!」と思ってた。

うーん、製作者の思うツボ(笑)

まあ、実際客観的に見てみれば綾子が一番大変だ。再婚相手の光司は元ミュージシャンでいい人だけど収入は微妙、一家の家計は綾子が支えているのに、光司は家事もさほどしてる様子もない。難しい年頃の娘は色々反発してくるし、そこに無職の弟が偉そうに言ってくればイライラもするでしょう。

そんなふうに誰かの立場に「うんうん、わかるよー」と思えるのがホームドラマの醍醐味なんだなーと、久しぶりに思いました。

 

でも、イラつくというのはつまりリアリティがあるという事で、だんだんその屁理屈の応酬を楽しめるようになってきた。

そうしてみてるうちに、満と綾子の口の達者さはやっぱり姉弟だなーとか、頭が良くてやっぱり口がたつ春海はお母さん似だなーとか、親戚家族を見てるような微笑ましい気持ちになってきて、次が見たくなってくるんですよね。

後半は5人の食卓のやりとりを涙出るくらい笑ってみてました。

 

ドラマは綾子一家がリフォームの間同居する3ヶ月間で、春海の登校拒否や失恋とか、満がヒモになりかけて速攻振られるとか、光司が会社辞めちゃうとか、房枝がモテモテとか、日常のちょっとした出来事がひたすら続き、大きな事件は起こらない。

結局満もニート完全脱却とはいかないし、光司の新しい仕事はこれからだし、満と綾子は相変わらずぶつかる。

でも根底に家族だからこその遠慮のなさがあるのがわかって「あー、やっぱり家族なのね」としみじみしちゃう。

いい「ホームドラマ」でした。

 

新しい試みの「30分×2本」というのも違和感なくてよかった。

毎回本当の芸能ネタを発表っていうのは滑っていたと思いますけどね。だって全然記憶に引っかからないし。

 

出演者はみな良かったけど、やっぱり清原果揶はすごいな。

少し前に「なつぞら」で30代までやってたけど、このドラマではフツーの中学生にしか見えなかった。上手いなあ。ベテラン陣とのやりとりも全く負けてなくて、存在感もあるしさすがだー。

あと若いのに落ち着いていていつもサラッと本質に切り込んだ事を言う謎のバーテンダー役の杉野遥亮が良かった。

今をときめくトップコートの次世代スター候補な割に地味かなーと思ってたけど、今までとはまた全然違うキャラにちゃんとハマってて感心した。無難な男前が生かされてたし。これからが楽しみです。

 

と、いうことで、意外と良かった「俺の話は長い」。

多分また一挙放送とかあったら見ちゃってイラつくんだろうなー(笑)

「おしん」〜237話 ああ、またも初子の心の傷が増えてしまった……

戦争が終わりおしんは50代になった。

演じるのも田中裕子から乙羽信子に交代。

こんなに早く乙羽おしんになると思ってなかったので結構びっくり。もっとおばあちゃんになってからかと。でも、子供達が若者の俳優に交代したので一緒の方が座りがいいかも。

といいつつ浩太は老けメイクの渡瀬恒彦が続投でキャスティングがなかなか難しそうねと思う。

世間一般の「おしん」のイメージは小林綾子が強いと思うし、最高視聴率回は田中裕子の時だけど、乙羽おしんになっても面白いです。

 

夫の竜三が自殺、長男 雄が戦死して6年、何とか魚屋を再開し子供達との生活を立て直しつつあるおしん。50歳を過ぎたおしんは、母親としての悩みを抱えている。

加代の忘れ形見の希望は陶芸家を目指して住み込みで弟子入り。次男の仁は「男ならでかいことをしなきゃ」と東京に出ていったまま行方知れず。

末っ子の禎は真面目に勉強して上の学校を目指しているもののおしんの悩みはつきない。

 

そして初子。

子供の頃の自分と重ね、娘同様に育ててきたおしん。雄と思い合ってる事に気づき、いつか嫁に貰ってもいいと思っていた。

しかし雄は戦死。実子でない事を負い目に思う初子は家を出て毎月お金だけを送ってくる。

テキヤの健のおかげで居場所を突き止めたおしんは連れ戻しに行くが、初子は米兵相手の娼婦をしていた。使わずに貯めていた初子の送金で身綺麗にさせ、初子を連れ帰るおしん

そうしてまた親子として一緒に商売を始めるのだった。

 

乙羽おしんになってから、おしんの次に名前が出るのが初子。演じるのは田中好子

いやー、この田中好子がめちゃくちゃ綺麗なんですよ!懐かし番組でキャンディーズってよく出てて、そういう映像ではピンと来なかったけど女優さんとしてみると本当に綺麗。残念ね。

乙羽信子が亡くなってるのは年齢的に仕方ないけど、希望役の俳優さんも50代で亡くなってるし、昔のドラマはこういうところが切ないよね。

調べたら田中好子はこの時28歳くらいなので田中裕子とほぼ同世代。そうね、だとしたらここで乙羽おしんにチェンジがベストかもしれません。

 

相変わらず橋田先生の構成力が素晴らしい。

ドラマの最初、老おしんが家出をしたとバタつく子供達。そこで子供達の会話でが実子と養子がいることがサラッとわかるようになっていた。

その時に中年の初子が「私も結婚しなかったし」と言っていたのを、ドラマが進んで子供の初子が中学生の雄を見上げながら話してるシーンでパッと思い出した。そうか、それでか!って。

おしんには子供が4人。若い時に産んだ長男雄はそこにいない。

初子の子役はそんなに上手い訳ではなかったけど、赤いほっぺたで雄を見上げる姿は一目で「あー、慕ってるんだな」ってわかる。

その段階で雄と初子がどうなるのか何となくわかってしまった。

あー、橋田先生すごいわ。

 

雄が戦死し、心配したおしんは何度も「好きな人が出来たら遠慮なくお嫁に行きなさい」と初子に言うが、初子は「結婚する気はない」と答えるばかり。雄のことが忘れられないのと、戦後にしていたことの傷があるから。

そんな時に雄の戦死を伝えてくれた戦友の川村がやってくる。

危ない事をしながらも商売に成功した川村は、戦地で雄が初子の事を語るのを聞いているうちに、自分にとっても初子が理想の女性として支えになった、雄のかわりに初子を嫁に欲しいと言う。

勝手な理想を押し付けられた初子は最初は怒ってすぐに断る。が、諦めさせるために自分の過去を話すと、川村は「そんな事は傷ではない。もう過ぎ去った事。昔のことが傷なら僕だって大手を振って歩けない。終戦の混乱の中みんなギリギリで生きてきた。戦争に巡り合った不運な世代だっただけのこと。戦争の尻尾なんて切り落としてしまうんだ。」と言う。

そうして明らかに初子の心が動いていた。

 

そんなおり、東京で上手くいかずヒモになっていた仁の行方がわかり、今度は初子が連れ戻す。

大きい商売をしたい仁のために、川村が駅前に買った土地を貸して欲しい、商売が軌道に乗ったら自分は家を出られるから、そうしたら私のようなものでも貰っていただけるんでしたらと初子は川村に言う。

川村は雄の替わりにお母さんのために何かしたかったから土地は差し上げる。しかし初子の事は別。綺麗事を言える生き方をしてはいないが、初子を金の力で自分のものにしようと思われてるなら残念だ、あなたはまだ雄の事を忘れていない、と初子の申し出を断る。

川村は土地の名義をおしんに変え、初子の気持ちが変わるのを気長に待つと言って帰る。

その書類が書留で届いた日、高利貸をしていた川村が客に刺されて死亡したという記事が新聞に載る。

せっかく生きて帰っても家族もなく孤独に生きてきた川村があんなことになったのは戦争のせい、戦争が川村を殺したのだとおしんは言う。

おしんとともに川村を弔った初子は「二度ともう、戦争は嫌」と嘆くのだった。

 

そう、初子の番手がおしんの次なのは、おしんが戦前の女なら初子は戦後の女の代表だから。

この世代は若い男性が少なくて結婚できなかった女性が多いと聞いた事がある。戦争で夫を亡くした人も多いだろう。初子はそういう世代の象徴なんだなぁ。橋田先生のストレートな反戦論が突き刺さる。

それにしても初子が辛すぎる。

雄を亡くしても忘れられず、やっと気持ちが動いたのに、またその川村を失ってしまった。

戦争の傷は生き残ったものにも大きく残っているのだという象徴の初子。田中好子が美し過ぎてなおさら辛いです……。

 

で、困ったちゃんの仁ですよ。

何かというと「男ならでかい事をやらないと」と飛び出していっては折れて戻ってくる。少年飛行隊に参加したときから変わらない。もう悲しい程に竜三そっくり。そういう人物造形も橋田先生さすが。

あれほどおしんに「これからは学歴の時代だから学校行け」と言われたのに聞かず、そのくせ東京で学歴が無いために軽く扱われてコンプレックスだけが大きくなる。

おしんの様子を見ても、仁が1番の気がかりのようだし、これからどうなるやら……。

今度は女性問題起こしそうだしなぁ。

 

先週の「ぴったんこカンカン」で中谷美紀が「おしん」大好きだったと言ってたけど、当時8歳くらい?そんな歳でもわかるのかしら。

おしん」すごいわねー。

 

 

 

 

「ゲゲゲの女房」完走〜!

夕方枠で絶賛再放送の「ゲゲゲの女房」、昨日金曜日、ついに最終回です。

やーよかった、無事完走です。

元々、1日2話、3日で1週間分放送のはずが、何かニュースで潰れて1話しか放送のない日があってズレてしまい、前週の土曜日分と次週の月月曜日分の放送が1日になりへんな所で切れるモヤモヤが続いてました。

幸い金曜に最終話まで入りましたが、これで1話だけ放送が来週だったらたまんないわー💧(笑)

ゲゲゲの女房」は放送時間を繰り上げ、朝ドラを立て直した番組と聞いてるように基本的に1週で1エピソードだったので、切れ目の変なのはなんとなく気になってたものでね。

 

相変わらずの不定期放送でしたが無事完走したのでざっくりと、主に後半の感想を。

「ザ・朝ドラ」というべき王道展開のほのぼのドラマでした。出てくる人みんな心優しいいい人で、愛にあふれてました。

正直好みのドラマではないのだけど、それでも見続けられたのは、星野源という人参だけでなく、脚本の上手さだと思う。

有名漫画家の妻といっても、本人はぶっちゃけただの専業主婦でそう大きい出来事は無いのだけど、ちゃんと主人公が茂じゃなく布美枝に見える。

なんでかというと布美枝っていつも見てるんですよ。ほとんど何にもしないし、何か言うことも少ない。子供の進路とかの問題ですら、結局はおばあちゃんと茂が答えを出す。

でもちゃんとその場にいて見ていて、最後に笑顔がアップになったりしてることで、視聴者の目線と重なる。

この当時は朝ドラの視聴率が落ち込んで来ていたそうで、そこにメイン視聴者と同じ専業主婦の布美枝の目線がハマるようにしてるのは上手いなと。

 

そして王道の家族の物語を丁寧に描いたのが良かった。

布美枝は6人兄弟、茂は3人、それぞれの両親に兄弟の配偶者。そして娘2人。身内だけで結構な人数になる。それでも個々の描き込みのバランスが上手くて整理されていた。

年が近かったり、近くに住んでたりと兄弟の中でも距離感が違う所をちゃんと描いてるので、「この人出した意味ある?」って感じがしなかった。

最近の朝ドラはそういうところが下手で「じゃあ最初から出さなきゃいいのに」と思うことがよくあったので「ゲゲゲの女房」の上手さがよくわかる。

 

お目当てだった星野源演じる布美枝の弟貴司が亡くなるタイミングにはちょっと驚いた。

元々「若くして亡くなる布美枝の弟」って設定は何かで見てたんだけど、婿に行って子供がいる展開を見て、てっきりその知ってた設定は記憶違いかと思っていたので。

だって、ドラマで「若くして亡くなる」って、10代とかまあ20代のホントに「若者」な時だと思い込んでたので。

現実には40代で亡くなるのも「若くして亡くなる」なのだけど、ドラマ的な展開ではあんまり作らない設定な気がする。原作が史実だったのをこういうときに思い出すよね。

星野源の平和な笑顔がこれ以上ないくらい生かされたはまり役でしたね。なかなかあんな無邪気な笑顔を出せる大人はいないよね(笑)

 

と、褒めるところがたくさんあるのに好みじゃないのは前にも力説したけど、布美枝が何にもしないからなんだよね。

村井夫妻のドラマティックなところといえば、お見合いから5日間で結婚したという事と、売れない日々を乗り越えて大ブレイクするという点だけ。

布美枝は不満をいうでもなく淡々と茂に並走していく。それで物語は成り立ってるんだけど、うーん、自分はもうちょっと意志のある主人公が好きだなーと自覚しました。

ちょうどこの次の再放送「ひよっこ」のヒロインみね子がいい比較になる。

元々目標もない平凡な女子高生が父親の失踪という出来事をきっかけに自分で動き出し、一家を支えようと自立していく。

いわゆる「働く女」とかそういう大層な「自立」ではなく、普通の女の子が自分で働いて自分で考えて自分で懸命に生きていくようになる姿が好きだった。別に何かを成し遂げなくたって、自分で生きようとする姿がドラマになるんだなーと楽しかった。

布美枝が最後まで親に守られ夫に守られ、自分から動く事のなかったのは自分は残念。

最終週、水木プロの20周年謝恩会で「茂がここまで来れたのは布美枝が支えたから」と言われるシーンがあって、それがこの村井夫妻の生き方で、そういう生き方ももちろんあるんだけど、少なくともドラマの主人公としては自分は求めてない。だからはまらなかったんだなー。

おそらくドラマオリジナルだと思うけど、子供の布美枝が山の中で妖怪に詳しい見知らぬお兄さんに助けられるエピソードがあった。

途中でも「あれはもしや?」と思う回があったんだけど、最終回で「やっぱりあれはあなただったのね」と思って終わる。

それくらいの運命感を足さないとドラマにならないくらい、夫婦としては当時の平凡なものなんだったと思う。

 

最終回は布美枝の父源兵衛の葬儀で兄弟達やその子、孫たちが集まる。それはそれは大勢で賑やかだ。

布美枝の兄弟のうち娘が4人なのだけど、皆源兵衛が結婚相手を決めていて「みんな幸せで、お父さんは見る目があったのかもね」というシーンがある。

この時で昭和62年か63年くらいなのでちょうど昭和の終わり、この源兵衛が残した大家族の風景がいかにもで、「あー、こういうドラマなんだなー」と思った。

昭和の高度成長と幸せな大家族の風景が今見るととてもファンタジーで、だから人気が出たのかな。

 

俳優はみな悪くはなかったんだけど、メインキャラが老けないのはどうなんだろうと思った。

特に松下奈緒は顔はほぼそのままでまとめた髪に何筋か入る白髪が「高校演劇かい!」って感じで違和感だし、動きもさほど年齢を感じさせない。後半の近所の主婦仲間がほぼおばあさん、というくらいの老けメイクの中で浮いていた。

兄嫁も最後までせいぜい30そこそこにしか見えないメイクと芝居でなんだかなーと。

放送時の2010年はまだTwitterは一般的ではなかったからいいけど、「わろてんか」や「なつぞら」で後半主人公が老けてないとめちゃくちゃ叩かれてたのを見てる身としては、「Twitter無くて良かったね」と思ってしまったよ。

ちなみにまだ見てないけど、新ドラマ「アライブ」の松下奈緒になんか違和感あるのは、ここしばらく松下奈緒を昭和でしか見てないからだ。「ゲゲゲの女房」「まんぷく」「トットちゃん!」と、自分にとって俳優松下奈緒は昭和に生きる人なのよねー(笑)昭和の美人だし。

俳優さん達の中では茂の母役の竹下景子がすごか良かった。

ハッキリ物を言う気の強いお母さんという、竹下景子のイメージの役じゃ無いのに、こういうのもいけるんだーと感動した。

終わり頃、茂一家とテーブルで夕食をとるシーンで、おそらくおしりをずらして低く座ってるようで、おばあちゃんのちんまりした感じを出していて「おー!」と思った。

やっぱり生き残ってきたベテランは上手いんですね。

最近は息子が「バカ二世」で売っていて、2人とも「やすらぎの刻」に出ていて、明らかにコネだろうなーという華のなさっぷりに「母親はいい俳優なのに…」とガッカリしたのを思い出してしまいました。

 

と、ぶつぶつ不満を言いましたが、寝る前に見てもほんわり眠れる後味のいいドラマで、朝ドラとしては正解例のひとつだなと思いました。

お疲れ様でした〜。

 

次の再放送は「ひよっこ」、守りに入ってるなー(笑)

 

あああ、色々録画忘れてたよ〜_| ̄|○

いつもの事ですが、複数の事を並行して考えるのがめちゃくちゃ苦手なので予定や約束を忘れがちでよく失敗している。

何かで忙しいとそれ以外のことをホントにまるっと忘れてたりするので、チュート徳井のことはあんまり笑えないなーと。

 

で、最近はマンガの発売日とかなんでもスマホのスケジュールに入れるようにしてるんだけど、そもそもの情報もインスタ、LINE、Twitterとフォローすれば安心かというと全くそうでもなく、たくさんフォローしてるぶん見きれなくて情報追いきれてない。

しかもスマホに何でも入れているという安心感があるので、その分入れ忘れたものは本当にキレイに忘れてしまったり。

 

で、何が言いたいかというと、年末年始にこれは忘れてはいかん!と思っていた、ゲスト星野源の「細野晴臣のイエローマジックショー3」と「街中華で飲ろうぜ」の赤江さんと大吉さんが出るスペシャルの録画を見事に忘れてた。やってしまった……。

 

今、NHKやTBSは全番組録画にしてるし(なぜこのチャンネルチョイスかというと、最近自分がよく見てるドラマがこのチャンネルが多いから)、他のチャンネルも通勤時にスマホで番組表をチェックして外からの予約もできるようにしている。

が、BSとCSはチューナーが別なので、ちゃんとテレビで番組表を表示してチェックしないとダメなのだ。

年末は体調崩してたし、うん、見事に忘れてたわー。

えーん。楽しみにしてたのに!

(じゃあなぜ忘れたよ?)

 

こういう時は「うん、どうせ撮っても見る時間なかったしね、ま、録画して保存したままと思っておけば!」

と自分を励まして、あとは時間が経って悔しさが薄れるのを待つ。

あー、平和な悩みですよ(笑)

 

今年も来ました、恒例の「相棒9」「ボーダーライン」再放送。こうでなくちゃ、テレビ朝日!

月曜のお楽しみ、サンドイッチマンのバスサンド、念のため予約を確認〜と番組表を見ていたらおや?おー、今年もですか。

 

本日のテレ朝夕方再放送は「相棒9」の「ボーダーライン」

です!

来ましたねー(笑)

見返したらやっぱり、去年も1月4日に放送してました。

今年もしっかり仕事始めの日にやりますね。

 

そう、9連休明け、「仕事行きたくねー」という人々に向け、仕事のあるありがたみを教えてくれる、テレビ朝日の親切編成。

ありがたやー。

 

しかたない、今年も働きますかね(笑)

正月休みから時間の有限さを思い知るよ💧

正月三が日も過ぎ、連休も土日を残すのみ。

暦どおり9連休でしたが、何もできないまま終わろうとしてますよ…💧

年末は寒気がして「もしやインフルエンザか?」と怯えながら調子悪くてひたすら寝ていたし、行きたくなかろうが実家にも顔出さないとならなくて使える時間は思った以上に無かった。まあ、毎年のことです。

 

今回帰省して実家からビデオデッキをもらってきて、まだ大量に残っているビデオテープのデジタル化を試みてみた。

かつて某アイドルにハマっていたときに撮りためた物が捨てられずそのままになっていたのをなんとかしたかった。

去年の夏休みに試してみたら、手持ちのビデオデッキはテープが入らずどうしたものかと思っていたので、もう使わないという実家のをもらってきた。

すぐには映らず、ちゃんと見れるまでになかなかの掃除や調節が必要だったけどそれでも映るようになると面白い。なんだか達成感があった。

 

けれどもすぐに現実に突き当たる。

ちょうど1年ほど前に購入したBlu-rayは既にビデオデッキと接続できる端子がないので、それ以前に使っていたBlu-rayに接続してみる。

が、ハードディスクがいっぱいなので保存するものはディスクに移し、消せそうなものは消して空きを作る。

それを見ていて途方に暮れた。

現在使用中のBlu-rayでも見てないまま溜まってるものでいっぱいなのに、古い方にはもっともっと大量の録画が溜まっている。

これはいつ見るの?

さらにちょっとビデオテープをダビングしてみて、覚悟はしてたけど想像以上に手間で、厳選したとしてもいったいどのくらい時間がかかるのか。

 

自分が物を捨てられないタイプなのは嫌っていうほど分かっているので、星野源にハマってからは極力形のあるものは手を出さないように気をつけているんですよ。

新曲も配信だけにして、CD本体はグッと我慢したし、雑誌が出る時期は本屋に近付かないとか。でもついフラッと買ってるけども。

録画保存もハードディスクに入る分まで、と思いつつもだんだんディスクが増えていく。

遅ればせながら電子書籍にも切り替え始めたけど、今ある分はまたまだそのまま。

物にこだわらないタイプの人が羨ましいですよ、ほんと。

 

そしてこのまだ見れてない録画たちを自分はいつ見るんだろう?

保存してる事で感じる安心感もあるんだけど、見てないままたまるナゾの罪悪感もある。

テレ東の佐久間プロデューサーのラジオを聴いているといつも驚くのは、映画とかドラマやお笑いの話だと大抵見ていて反応してること。

いったいいつ見てるんだと思ってたら、スマホでイヤホンして移動中とかに見てるとラジオで言っていた。そこまでのパワーが無いと無理なんだなぁ💧 

星野源が露出が少なくてつまらないなーと思っているけど、このくらいの方がハードディスクを圧迫しなくてありがたいのかも。

 

そんな中、古いBlu-rayに2017年の「ぼくらの時代」が残ってた。

出演はユースケと中井貴一ピエール瀧。多分ユースケが見たくてとっておいたんだろうなー。あー、滝さん……。

滝さんといえばNHKの「64」が2話から残ってた。あー、1話も残しておくべきだった。

でも、こういう発想がいけないんだよね。

ビデオテープで残ってる物も、また見る機会がありそうなものはなんとか処分してるけど、「もう見れない」と思うとダメなんで。

 

自分は要領悪くて時間の使い方がヘタなので見たいものがたくさんあってもどんどん溜まってしまう。

最近はマンガもあんまり読めてないし、本も全然読めてない。

映画館には以前よりは行くようになったけど、家で見るとなると2時間はハードル高い。

そもそも怠け者なので、うっかりしてるとぼーっとして時間が過ぎてゆく。

学生の頃、活動的な同級生を見て「この人、自分の2倍くらい生きてそう」と思った事があるけど、今も同じ、人の半分くらいしか稼動できてない気がする。

活発な人が羨ましいなーとぼんやり思いながら過ぎていく正月休み。

あー、これではまた1年間先が思いやられるなぁとなんだか哀しくなりました💧

あけましておめでとうございます

2019年最後の日の昨日大晦日はてなブログから開設3年のお知らせが来てました。

???

開設したの1月だったと思うんですがなぜ年末に??

そして毎年時期がズレてる気がするんですけどなぜだろう???

 

ま、とりあえず3年経って4年目ということですね。意外と続いてます。

新しい年もボチボチ続けると思うのでよろしくお願いします。

 

年明け一つ目の感想は、ながら見していた紅白の、たけしの浅草キッドが思った以上に良くて感動してしまいました、ということです。