再開2話目、押しに負けて受け入れた弟子 五郎と、小説家を目指す音の妹 梅が同居を始めるが、2人はどうも馬が合わない。
……まあ、今日のあさイチ朝ドラ受けでも言ってましたが、王道の滑り出しですね。
で、それはともかくひっかかったのは…。
洗い物をする音の目を盗んでお菓子を盗み食いしようとする娘の華。
それに気づいた音は……
「おい」
……そうだった、こういうドラマだったよ…思い出した💧
昭和13年くらいの奥さんが「おい」だって。別に方言でもなさそうだしなぁ。
他に言い方ないんですかね。
さらにこのあと華への態度が怖いと五郎に言われた梅も「子守じゃないから」「もともとこういう顔です!」とキレ、音に「あいつなんなの⁉︎」と怒る。
うーん、どうなんだ〜?
戦前のそこそこ余裕のあるお家で育った女性がこういう言葉づかいする?
音の家は娘達の意志を尊重する方針だったけど、自由と下品は違うよね。
二階堂ふみは顔がハッキリしていて声も低いから、キチンとした言葉遣いでも気の強さや自由さが充分出ると思うんだけどなぁ。
この音のキャラがどうもダメなんだった。再開して早速思い出したよ。
時代物をその時代の様式で完璧にやれとは言わないし、今風にした方が見やすいとこがあるのもわかる。
けどね、それなりの時代感があるからこその時代物として成り立つんじゃないの。
言葉づかいって、時代性や地域性キャラクターが出しやすいものだから、脚本のセンスがハッキリでるよね。
このドラマはどうもそういうとこがなぁ…。
あと、唐突に梅が「容姿がいい」設定になってて驚いた。今まで全然そんなこと言ってなくない?忘れてるだけ??
せっかく始まったのに早速モヤモヤする朝ドラなのでした。