昨年はNHKのよしながふみ版「大奥」が話題でしたが、それに対抗したのか、フジテレビが伝統の「大奥」を復活。
昔のやつはそこそこ見てた時思うけど細かいことは思い出せず、とりあえずは我らが小芝風花ちゃんが主演ということで見てみました。
時代は9代将軍家重の世、次の将軍となる家治の許嫁として江戸にやってきた五十宮倫子。
家重が急死し、10代家治の御台所として大奥に入るが、そこは…
というお話。
いやー、ツッコミどころだらけで、「大奥」ってこんなんでしたっけ?とビックリ。
倫子は子供の頃に家治の許嫁として既に江戸入りしている。
なのになぜか、幼馴染の公家の信道が時々様子を見にきている。
江戸だよ?いつの時代もどの時代劇でも「公家は金が無い!」という話ばっかりなのに、1人で公家の若君が女に会いに京から江戸まで来るの?
可能なの??
しかも次期将軍の許嫁の家に簡単に出入りさせるんかーい!
いいのか?
倫子は倫子で、大奥入りしたとたん、男に手紙書いたり、逃げ出そうとしてるけど、この段階でそれなりに大人だよね?江戸にきて数年経ってるよね?
なんのためにここにいるのか、誰もなんの説明もしてないのー???
無理矢理悲劇のヒロインにしようとしていてエピソードめちゃくちゃでは?
そもそも「愛のない結婚相手」の「ヘビのような冷たい目」の家治ですが、キャストが亀梨だからなー。
どーせ、冷たいふりをして様子を探ってたとかそんなとこでしょ。
「大奥」ってこんな雑なドラマでしたっけ?
ううーん。
そしてそもそも、12月までやってたよしなが大奥と時代がかぶってるのがなー。
わざと?
シーズン2がちょうど家治の時代スタートなのでね。
高橋克典なのにあっさり殺された家重は三浦透子じゃないのかいとか、安達祐実がSnowMan宮舘になってるとか、あんなに素晴らしい政治家として描かれた松下奈緒の田沼意次が明らかに腹黒ヤスケンになってるとか、まだ馴染めないよー💦
まあ、自分のうっすい歴史知識だと、ヤスケン意次の方がイメージかなと思うけど。
こういうのは、ドラマそれぞれでどう解釈するかが分かれて面白いよね。
「青天を衝け」とよしなが大奥の慶喜の解釈の落差は歴史詳しくない自分でも面白かった。
主人公小芝風花は一歩間違えたらただのおバカの倫子をとても可憐に演じていてよろしいですね。
今はNHK BSでも主演時代劇を放送中だし、ごちレギュラーも継続中だし、連ドラメイン連続4本目だし、くれぐれも体にだけは気をつけてくださいな。
亀梨くんはねー、うーん…。
あの事務所も俳優組がゾロっと辞めちゃったので、亀梨くんにこのところ演技仕事をいっぱい入れてますけど、どうなんすかねー?
このキャリアから上達ってあるのかしら?
一方でバーターっぽい(いや、もはやこちらがメインか?)のSnowMan宮舘は意外にも良さそう。いや、まだ出番少しなのでわかりませんが、雰囲気はいい感じで新たな俳優組になりそうかな?
別ドラマでやはりバーター出演のSnowManメンバーの棒読みっぷりが驚愕だったので、こちらには期待しましょう。
そして、いつ見ても段田安則にしか見えない…。
そしてヤスケンはいつ見ても上手いよねー。
いつも変態のくせに!と思ってしまうわ(笑)
とりあえずは視聴継続してみようかな。
小芝風花はやっぱりいいので。