4月からのドラマ情報が色々出てきましたね。
今の所そこまで食いつくものはないかなー。
で、そんな中今週発表になってネットをざわつかせてるのが
観月ありさが主演を務める「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」!
まあざわつくよねー。わたしも二度見したし(笑)
原作の小説は未読ですが、アニメやってるのを見た。
旭川市在住の平凡な高校生 正太郎が、謎めいた20代半ばの美女 櫻子と知り合ったことから様々な事件に関わるようになる。
と、設定はありがちなミステリーだが、櫻子は骨をこよなく愛する標本師でマイペースな変わり者という残念な美人、というところが今風の味付け。
高校生ではあるけど正太郎は櫻子からは子供として扱われていて、オネショタ要素もある。
で、これが観月ありさ主演ですか?
まあまずは「年齢〜!」ってめちゃくちゃ突っ込まれてましたね。
いくら年の割に若くてきれいでも20代半ばには見えないよね(笑)
で、他のキャスト発表でまたビックリ!私が(笑)
正太郎がキスマイ藤ヶ谷‼︎
しかも大学出て就職浪人してなんとか博物館に潜り込んだ新米職員!
ずいぶん長いことフジテレビは終わった終わった言われてて、対してそこに興味はなかったけど、これ見てハッキリ言いたくなったよ。
『終わってるよ‼︎』
これは創作に関わる人間のやるレベルじゃないだろう。
もうこれは別物でしょう?
原作の原作らしい部分を全部とっぱらったよね?
少年が少年であるときだけの世界に対する目線や、美しい年上のひとへの憧れ、ベタだけど物語のスタートとしていつの時代も使われる設定は、魅力的だから何度も使われる設定な訳だよね?
そこまずとっぱらうか?
おそらく原作の旭川市設定も無くなるだろう。
ロケ大変だからね。
けど、アニメでは標本師という仕事と北海道の自然ってちゃんと繋げてたよ。
さらには細かいことだけど、正太郎は就職が見つからなくて大学就職課の紹介で仕方なく博物館職員になったってあるけど、ふざけるなよー!
確かに薄給だけど博物館職員なんて空きは無い希望者は多い難関の就職先なんだ!
プロフェッショナルなめんな!
そもそも時間かけてちゃんと作った物は、どこの部分もその設定にしただけの事がある訳だよね。
それを目先の都合で簡単に変えるから展開おかしくなってつまんない話になるんでしょ。
見てませんが、レビューみたら今の月9もそれでグッダグダのようだし。
まず、観月ありさを主演に押さえてー、なんか今風の人気ある原作なんかないー?
あ、標本師かーいいんじゃない珍しい設定だしー。
60万部くらいのライト小説なら改変したって文句言えないでしょー、こちとら天下のフジテレビでっせ。
‥‥‥てな展開が浮かびますが。
ここに原作に対するリスペクトなんか1ミリたりとも無い!
ここ数年、マンガの実写化に毎度ファンが怒るのは、どう見ても原作に魅力を感じて「ぜひ実写化したい!」ではなく
「人気ありそうだから客入るでしょ」「キャラクターに合ってなくても人気俳優入れたからいんじゃね?」みたいなのが透けて見えるからだよ。
いい加減学習しようよ‼︎
何度も言うけど、去年の「重版出来」「逃げるは恥だが役に立つ」の感動を知った以上、
こんなんありえないでしょ!
原作の特別ファンでもないけどめちゃくちゃ腹たった!
以前、めちゃくちゃテレビっ子でドラマをアホほど見ていた頃、フジテレビのドラマが本当に面白かったのに。
確かに『凋落』ってこういうことを言うんだなー。
言葉の意味がよーくわかったよ。