モカの日記

誰かに気を遣うことのない、思ったことをそのまま書いてみるところ。

「刑事ゆがみ」 第4話 確かに脚本家でかなり違う

第3話で「あれ?」と思った「刑事ゆがみ」。
心配しながら第4話視聴。おっ、立て直したねー。
弓神と羽生のテンポのいい掛け合いが復活。いいなぁ。弓神のゲスい羽生イジリがないと
このドラマは 始まらない。

建築中のビルから男が転落死。その場には女が2人と目撃者の警備員。女の1人堤が男からストーカー被害を受けていたため揉み合いになりはずみで落ちたと主張。目撃証言とも一致し正当防衛かと思われたが果たして…

謎解き自体はまあそこそこ。大体見当はつくし、犯人もわかってしまう。
主軸は犯行の裏付けと動機の解明。
そこがやっぱり面白い。
弓神はとにかく何もかも見ている。関係者のちょっとした行動も見逃さない。それを後ろについて回って見ているようなそんな気持ちで見るドラマだ。

今回雰囲気が1、2話に近くなったと思ったら、脚本に2人入ってるのだけど、1人が1、2話の人だった。なるほど。
倉光康子という人なのだけど、この人は少ないセリフのやり取りで状況を伝えるのが上手い。わざとらしい説明セリフじゃなく、会話を聞いてるとちゃんとそのキャラの性格とかが伝わる。
それからふざけた掛け合いの加減が上手い。そんな長いやりとりではないのに思わず笑えて、でもちゃんと本筋の話も進めている。

それなのに聞いたことない人だなーと思って検索したら、サイゾーのドラマレビューで
「“史上最低脚本家”のリベンジが始まる!?」
という記事を見つけた。
なんでも初めてメインで書いた連ドラ「ラブソング」で当時の最低視聴率を叩き出し、さらに「突然ですが、明日結婚します」でその最低視聴率を更新したのだそうだ。
なるほど、よく見るドラマレビューブログの人がこの脚本家を警戒してたのはそういうことか。
でもこの記事の人は倉光康子を否定せず、当時から気になっていたと書いている。
「ラブソング」は4話まではとても良かったのだけど、事情でメインの役者の1人が降板してグダグダになった事、「明日こん」はそもそもドラマ企画が突貫だったことで、決して脚本家1人が悪いとかいう問題ではなく、むしろそういう状況で光るものを見せてたというのだ。
へー、そうなのか。自分はどちらのドラマも見てないので何とも言えないけど、話としては確かになと思える。
倉光康子はフジのヤングシナリオ大賞の出身で、前にドラマ企画力が落ちてるフジからヤングシナリオ大賞出身の脚本家が出て行ってしまってるという記事を見た事あるけど、それを反省してちゃんと育てようということのようだ。
セリフのやりとりとか凄くいいと思うんですよー!頑張って!

今回の犯人2人に対しても、会った時からほぼわかっていたと思われる弓神。
2人の言い分を崩していくための証拠固めをして突きつける。
最後の主犯の方に対して、弓神が諭すように罪を暴くところがとてもいい。
確かに2人が殺人を犯すまで追い詰められた状況は分かる。けれど他の方法もあったはず。でも君らは一番選んではいけない方法を選んだんだよ。
ここまで、チャラチャラしてグダグタの弓神と打って変わって優しい声でゆったりと諭す。この振り幅が弓神というキャラの深さと俳優浅野忠信の力をはっきりと表してる。
浅野忠信、いいなー!

お互いをかばい合う犯人達は結局全てを認め逮捕される。
でもきっと罪を償ったらまたいっしょにいられるようになるんだと、そう思える。
相変わらず、罪を憎んで人を憎まず。それぞれの状況を汲み最善のルートに持っていく弓神、名刑事じゃん!
事件物で後味よく見終わるというのも、「刑事ゆがみ」が面白く思えるポイント。
ワクワクするんだよなー。

あー、視聴率上がらないかなー。続編見たいなー。