温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。タイトル変えました。

「おしん」〜243話 次のクズ男は息子の仁かぁ…

おしんも55歳。

あの時代に自分で道を切り開いた新しい女だったはずのおしんも歳を重ねて保守的になってくる。

魚屋より大きな商売をしたい仁と、今のままお客様に向き合う商売を続けるべきというおしんの意見が合わない。

そんな折、仁と住込み店員の百合が男女の仲であることに初子が気づき、おしんに話す。

2人は仁と百合が結婚するものと思って喜ぶが、仁は金持ちの娘道子と結婚すると言い出す。そしていづらくなった百合は店を出て、陶芸修行中の希望を頼り、住込みで手伝いをする事になる。

 

うん、出ましたクズ男。今度は仁ですかー。ほんっとに「おしん」に出てくる男はクズばっかりですなー💧

母1人子1人の幼少期を過ごしたために母親思いの優等生だった雄や、実子でない希望や初子に比べ、子供のころからワガママなところがあった仁。さらに口では大きい事ばかり言うけど行動が伴わない。

それでも竜三に似たのか女性にはモテるようで、東京で百貨店勤務に挫折して行方をくらましていた時には女性の家に転がり込んでいた。

道子とはスキー場で知り合い、すでに相手の親にも気に入られている。

それなのに百合との関係も続けていたとか、バカなのか⁉︎

 

道子の親に出資してもらい店を大きくしたい仁は「百合が自分と一緒になりたいならそう母さんに言えばいい。他に結婚したい女がいるけど百合がどうしてもというなら諦める。百合を傷つけた責任は取る。一生魚屋で終わってもそれは身から出たサビだ」と百合が身を引かざるを得ないように追い込む。

清々しいほどのクズ!

同じ家に暮らしてる女の子に手を出して後で揉めるかもという想像が働かない、目の前の事しか見えない、もう既に経営者に不向きな様子がしっかり出ている。

 

と、仁がクズなのは当然として、おしんも歳を取りエゴな面もちゃんと描かれる。

田倉商店は川村の譲ってくれた地所のおかげで繁盛し、住込みの百合の他にも店員を2人雇うくらいの規模になった。

百合の事をいい子だと可愛がり、希望に「ああいう子好きなんじゃないかい」と茶化しておきながら、初子から仁と百合の関係を聞くと「いい縁談が色々あったのに百合なんかと」とガッカリする。

その後初子にたしなめられ2人のことを納得するが、仁が道子との事を話すと打って変わって「百合を傷つけた責任をとれ」と怒る。

そもそも初子が百合を可愛がるのは自分と境遇が似てるのもある。違うのは田倉に来たのが8歳と17歳と言うところくらい。

それなのにおしんは初子を娘として可愛がりながら、百合はあくまでも使用人。

希望には勧めておきながら、跡取り仁の嫁としては不満を持つ。

スーパーヒロインおしんですら、実子とそうでない子に対して、無意識に差別が出ている。

うーん、人間ってしょうがない。

 

とは言え、おしんは商売についてはまだまだセンスがある。

仁があまりに言うレジ式について、講習会に参加してみる柔軟さもある。

今は結婚の件で親子の関係が硬直しているが、先々スーパーにして成功し、冒頭の様子からして仁の力だけでなくおしんの尽力があったからこそなのだろうというのもわかる。

いったいここからおしんがどうやって仁と道子の結婚を認めたのかが想像できない。

そして、あれだけ姑に苦労したおしんが姑になったらやっぱり嫁が気に食わないのは皮肉。

道子の人格以前に、結婚までの過程でもう溝が出来ている。

 

そして百合。

他に行き場がないとは言え、希望を頼り、希望の師匠のところで雇ってもらう。

このなんとなーく感じるいやらしさがなぁ。まあ手に職の無い女性が1人で生きるには水商売しかない時代、男性にすがるしかないんですけどね。仁とのことで田倉にいられないと家を出たのに希望に甘えるか?

おしんが「ああいう子好きなんじゃないの」というフリはおそらくこの先の仁と希望の関係に出てくるんだろう。

冒頭の中年期では仁と希望はかなり疎遠になっている様子だったのに、ここまでのところ希望がおっとりしてるのもあって、仁と希望は仲は良かった。

この先百合が希望の妻になるとしたら、その疎遠の理由もわかる気がする。

あー、このドロドロっぷりが怖いわー。

橋田先生は容赦ないよね。

まだ田倉はスーパーにもなってないし、これからもまだ目が離せません!