温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「カーネーション」 〜86話 奈津と安岡のおばちゃんが帰ってきたよ〜(T ^ T)

糸子はめっちゃ男前だけれども、その分ガサツで気配りが足らず失敗をする事もけっこうある。
その中でもずっとトゲのように刺さったままの大きな出来事、勘助の傷をえぐり安岡のおばちゃんに絶縁されたこと、奈津の失踪を防げなかったこと。
その2つがついに解けることが出来た86話。ううう、トリハダ立った。

戦争中店の借金で行き詰まり、決して頼みたくなかっただろう糸子にまで助けを求めた奈津。
糸子は何とかしようと動くが、間に合わず奈津は姿を消してしまう。
1人になった奈津に「べっぴんやな」と声をかける復員兵。
奈津がパンパンになっているらしいと知った糸子は奈津を探して会いに行くが拒絶される。
奈津が心を開けるのは安岡のおばちゃんしかいないと、覚悟を決めて助けを求める糸子。
一度は断るが数日後奈津に会いに行く安岡のおばちゃん。おばちゃんを受け入れた奈津は安岡家を訪ねる。おばちゃんは髪結いから美容室に変えることを提案し、奈津に手伝うように頼む。「忘れてな、先行こ」と。
そして糸子の作った真っ白な制服で新しく「安岡美容室」が始まる。

うううー、ずーっと糸子が気にかけていた奈津と安岡のおばちゃんがやっと、やっと動き出したよー💦
安岡のおばちゃんはきっと糸子に絶縁したことを申し訳ないと思っていたのだろう。けれど、勘助も泰蔵にいちゃんも戦死して、その理不尽をどこかに当たるしか出来なかった。嫁の八重子さんのせいにしたのもそうするしか保てなかった。それでも本当は糸子のせいでも八重子さんが悪い訳でもないのはよくわかっていて、どうにかしたいと思っていたのだ。だから同じ様に何もかも失った奈津をほっておけなかった。
糸子も大事な人をたくさん失ったけれど、それでも仕事もあって生きていける強さがある。だから奈津のことを本当に理解できるのは自分なんだとおばちゃんはわかったんだ。
そしてやっと2人の戦争が終わったんだね……💧

独りぼっちになった奈津に「べっぴんやな」と声をかけた男。もうね、身一つのべっぴんさんの行く先なんて一つしかないし!辛い。戦災孤児の時といい、この戦争の現実をこれでもかと入れてくるのが脚本家の覚悟なんだ。
それでも、パンパンの格好の時より、髪をまとめきちんと着物を着て安岡家を訪ねる奈津のほうがずっとずっと美しかった。ちゃんとそういう風に演じる栗山千明も、演出するスタッフも素晴らしい。
そして長いこと奈津の事を気にしていた糸子。借金の保証人になり制服を仕立てる糸子に礼を言おうとする奈津に、祝言の時助けてもらった礼を言ってないからあんたも言うなと止める。
このツンデレ同士の素直じゃない友達関係がこれまで通りの2人らしくて、また会えて良かったなぁと思う。
祝言のとき奈津が貸してくれた白無垢に対して、糸子が作る白い制服が奈津と安岡のおばちゃんとそして八重子さんの門出の衣装。正に白無垢なのだなぁ、ホント隙のない脚本だ。たまらん。
そして重いエピソードにバランスよくクスッとできるシーンを入れるセンスの良さは相変わらず。保証人の印を押す糸子を睨む借金取りに何とかビビりながらもコワモテつくって加勢する木ノ元&木岡のおっちゃん。本当普通にその辺にいる感じのいいおっちゃんらでいいよねぇ。

だんじりの季節がまたやってきて、次女の直子も参加する。女の子もだんじり引ける新しい時代になったんだね。


そして、周防さん‼︎いやー、めっちゃ男前やないですかー!これはホントやられるって!
描ききれないのでこれはまた別に書こう。
カーネーション」、明日2話放送したらまた2週間お預けかぁ。
現行朝ドラと入れ替えてしまえばいいのになー(笑)

特盛どん兵衛買いましたとも!(笑)

昨日3日、仕事帰りにファミマに寄って手に入れてきましたよー!

クリアファイル、どう撮っても反射するし💧

どん兵衛と特盛どん兵衛を2つ買えばクリアファイルを1枚もらえるのだけれども、コンビニ行ったのが遅い時間だったので普通のどん兵衛が残っておらず、特盛2個を購入。
ダイエット中なんですが(笑)

先週のディーンフジオカゲストのオールナイトニッポンはゆるゆるした空気がとーっても良かった。友達同士でどーでもいいおしゃべりをしてる雰囲気がいいよねぇ。
選曲もAMラジオということに一切気を遣わない感じが大変良く、「寝かせてやる選曲」がガチで寝そうになりました。
しかし「源ちゃん」呼びはいいけど「ディーンちゃん」呼びはどうしたものか?(笑)
親しい人は呼び捨てか本名呼びかしら?「ディーンちゃん」ってコントの業界人みたい(笑)

さて、昨日のオールナイトニッポンは途中まで聴いて寝落ち。
でもホント、このところお休み多かったし凄く久しぶりの通常放送でしたねー。
仕事がひと段落ということで、元気そうで何より。そういう開放感が1番ですね。
そしてアッシュにした髪!
ツイッターで見たけど、「韓流?」って感じでした(爆)似合ってない訳じゃないけど、「星野源」のパブリックイメージからずいぶん外してきましたねー。2週間でお仕事のため黒に戻すそうですが、髪の毛傷みそう。頑張って、星野源の毛根!で、お仕事ってなんだろう?今度こそドラマ?
そういえば先週笑って話してたけど、松重豊が自分のラジオ番組で映画の話してたのはやっぱり喋っていいのか星野源もわかってないラインだったのか。確かにまだ公式には出演者3人しか発表されてないなぁ(笑)いまは情報解禁のラインが大変そう。撮影の目撃情報とかすぐにSNSにあがるし。

新曲出来たばっかりって、「アイデア」のカップリングかしら?いつ発売なのかまだ出てないし。いつだろう?楽しみ。

「カーネーション」 ついに来た!周防さん登場 うーん、これは確かにヤバそうだ(笑)

本日(日付け変わって昨日)放送の2本目、第82話でついに綾野剛演じる周防龍一が登場。

夜7時くらいにツイッター見たらTLに「周防さん」と上がっていたので「おっ、ついに登場かな?」とトレンド見たら、放送時間は夕方だというのに「周防さん」でトレンド入り中。しかも熱い内容のツイばかり。そんなになのかー⁉︎
あまりに期待が上がって実際見たら「え?こんなもん?」と思うんじゃないかと恐れながら帰宅後視聴。
いやー、これは確かに!噂通りヤバそうですわー(爆)

「実はイケメンじゃないんじゃない?ランキング」ではいつも1位の綾野剛(^^;)
正直自分も(芸能人としては)そんなに男前とは思わない。だけど今日見た周防さんはまるで違う世界の人のようだった。

新しく雇った経理の人の紹介で繊維商業組合の寄り合いに顔を出す糸子。予想通りいかにも大阪の商売人のおっちゃんの集まりで大変騒がしくむさ苦しい。
その隅にポツンと所在なさげに佇む線の細い青年。もうそこだけ空気が違うのだ。そこだけ音がしてないような。
もうね、ここだけで「これは恋に落ちるやつ!」と確信出来る‼︎
紅一点の異物である糸子と、騒がしい大阪弁の中朴訥とした長崎弁を喋る周防。これが運命の出会いじゃなくてなんなのよー‼︎
思い出せないんだけど、なんかこういう感じの出会いのマンガがあったんだよー💦空気が違う、違うんですよ!

この綾野剛の登場を見て、「任侠ヘルパー」の草彅剛を見たときの衝撃を思い出した。
天下のSMAPとはいえやはり草彅剛のことも(芸能人としては)とても男前とは言えないよなぁと思っていた。もちろん既に俳優としては上手いと思っていたけど、顔は別だ。
それが「任侠ヘルパー」の初回の冒頭、いきなりの乱闘シーンで打ちのめされた。
「演技でここまで男前になれるものなのか⁉︎」
ただもう、「凄い…」と思ったのだ。
綾野剛の周防を見て、ベクトルは全く違うけど同じものを見た気がした。そこにいる周防は確かに「美しい」としか言いようが無かった。
綾野剛、凄い。これはブレイクするわ〜……。
でも周防さん、意外と出番少ないらしいんだよねー、もったいない。あ、でもだからこそ花火のように一瞬の美として存在するのかも。
そっかー、おんぶだとあんなに顔近くなるんだー。意外と気づかないねー。まるで少女マンガの胸キュンシーンだったよー。

と82話は衝撃だったけど、もちろんこの週の本格的な戦後になってからのいろんなものが動くエピソードがどれもこれもたまらない。
八重子さんとパーマ機を買いに東京まで行く。やっと見つけたパーマ機に泣きそうな嬉しそうな堪らない顔の八重子は、ミシンを見たときの糸子と同じ。好きな仕事でただ生きていきたいのだ。
そしてその夜出会った戦災孤児の女の子。元締めに仕切られ泥棒に入るしか生きる術のないその子を糸子は隠してやる。糸子の手にすがったその子は、それでも糸子のお金を盗んで消えた。戦争ってそういうものだと声高に言うのではないのがまた辛い。それでもその子が食べるもん食べられてるのか心配し、もっといい世の中にするからと誓う糸子はやはり母親なんだなぁ。

そして怒涛の81話。
すぐ下の妹静子の恋人が戦地から帰ってくると言う。若い女優さんが演じるからうっかりしてたがもう30歳。娘盛りを全部戦争にもってかれてしまったんだ。
糸子の手に入れた「新しい時代の生地」で作ったワンピースで恋人と再会した静子は嫁に行く。そしてもうおばあちゃんは式に出る体力もなく、寝たまま静子を送り出す。
早くに夫を亡くし、息子に先立たれ、戦争を生き抜いたおばあちゃんの人生が終わる。天寿を全うしていても哀しいものは哀しいのだ。弱ってもう長くないおばあちゃんを演じる正司照枝さんの演技に泣きそうになった。あんなに口うるさくて元気なばーちゃんだったのに、そうなんだよ弱ったばーちゃんってまさにこうなんだよー、辛い。でも最後に静子を送り出せてよかった。糸子が9歳のとき既に3人の妹はいたのだから、1番下でも20代後半のはず。戦争で若い男性がいなくなり縁談とかそういう場合ではなかった。きっとおばあちゃんも気がかりだったと思うのだ。本当に良かった。

82話では周防さんら新キャラが4人も登場。確実に糸子の世界が動いている。
経理で雇った松田恵の六角精児、組合長の近藤正臣、そしてほっしゃん演じる北村。
初対面からいきなり糸子にケンカ腰の北村は周防さんとはまた別の「運命の出会い」だ。こっちは絶対友情で結ばれるやつ!
いきなり糸子を「里芋」呼ばわりし「酒も飲めんのか?」と煽ってくる。そしてしっかりのる相変わらず負けず嫌いの糸子に笑ってしまう。
そしてしっかり飲めてしまう糸子。さすがおとうちゃんの娘!(笑)家で酔いつぶれて寝てる姿がおとうちゃんとおんなじで泣ける。こういう細かいところまで気配りできていて、なんて面白いドラマと思う。あー、見れてよかった。
そしてほっしゃん、意外といいぞ。さすが俳優転向しただけのことはあるかも。

……と、こーんなに面白いのに、来週からまた相撲で2週間お休みなんだよー!マジかー💦
ううう、ツラいよぉ(T . T)

「半分、青い。」 結局、律も北川ドラマのヒロインなのだなぁ

もうじき漫画家編が終わるとの事で、折り返しの山場(のつもりらしきもの)が先週あたりから続いてます。
大先生が「神回です!」「神週です!」と懲りずにつぶやいていて「あー、こういう周りを全く見れない人ってある意味一番幸せだよなぁ…」とウンザリしながら見ているわけですが、その山場がホントーにつまんなくてつくづくこの大先生とは合わん!と実感しております。

去年の3月、大先生がツイッターで情報求む!とやって炎上したときに書いた記事を自分で読み直してみた。

あー、やっぱり北川悦吏子キライだわ - 温泉とテレビが好きな私の日記

もうね、その時想像した不安的中!でした💧
星野源は主題歌だわ、豊川悦司は出るわ、ヒロインのキャラ設定は「ザ・北川ヒロイン!」という想定通りのバカ女でねー……。
どうしてこの大先生の描くヒロインはいつもこうなのか。
何一つできないくせに無駄に自己評価が高く、と言っても自分で責任を取ることはせず、いざとなると悲劇のヒロインぶる。
いいことは自分の手柄、何かあれば全て人のせい。
今回騒動のネタになっているツイッターの内容を見る限り、そのまま大先生のキャラそのものだ。

そして、先週の「神回」展開を見ていて、もう1人いるなぁと思った。
律だ。

先週の展開はストーリーの辻褄は全て無視して、「わたしのかんがえたさいきょうのぽえむ」をひたすら詰め込んだだけのものだった。
運命っぽい再会、素敵っぽいプロポーズ、切ないっぽいすれ違い……。
鈴愛の行動から見れば相変わらず本人が考え無しなだけ。5年ぶりに再会して言われたプロポーズを「無理」で終わらせて4年そのまま放置。なのに相手が結婚したらボロボロ。その4年の間何もしなかった人間が何を言ってるのやら。
自分が何もしなかったのを棚に上げて勝手に悲劇のヒロインぶる、正に「北川ヒロイン」!

と言って、じゃあ律の方はどうなのか?というとこちらも負けず劣らずの「自分に酔ってる」状態。
19のとき自分から付き合ってもいない相手に別れを告げ、なのになぜか相手の望みを叶えようとロボットの研究。5年ぶりにたまたま会ったら自分が絶交言い渡しておいてなぜか涙を流しプロポーズ。断られると勝手に傷ついて音信不通。この己に酔ってるところが「北川ヒロイン」、そう、鈴愛と律は確かに表裏一体、大先生の妄想の固まりの表と裏だ。そういう点では確かに「半分、青い。」のだ。

この悲劇のヒロインぶりっこ2人のエピソードを成立させるために、繋がらないエピソード、一貫しないキャラ設定、使い捨てのモブ、と雑な作劇を見せられ、あげく謎のヒロイン擁護が延々と続く。
さらに話題作りの為に大先生自ら「北川ヒロイン」らしくツイッターで可哀想ぶって炎上商法。やれやれ。

放送前は「イケメンでなんでも言う事を聞いてくれる幼馴染が欲しい」という大先生の願望の元誕生したのが律というキャラだと思っていた。
けれど半分違っていた。
大先生の肥大化する自意識はヒロイン1人では表現しきれず、律も使わなくては無理だった。
このドラマは大先生の妄想の正規ルートと別ルートを同時に表現する為に作られたものなのだなぁ。

公共の電波でこんな妄想を形にできる権利を持っているなんて、大先生ってばこの世のものとは思えない程の幸せ者だなぁ。

「カーネーション」 あまりに引き込まれて、何て言っていいかわからない

ちょくちょく休止を挟みつつも「カーネーション」が折り返しを過ぎた。
放送当時10月スタートで、半分の年末最後の放送で終戦を迎え、年明けの放送から戦後が始まる。
年をまたぐドラマは朝ドラくらいで、そこでしばらく間が空いてしまうのを逆手に取った上手い構成だ。年が変わるように、本当に戦争の前と後で全く違う世の中になった。

戦争中、夫の勝も泰蔵にいちゃんも勘助も兵隊に取られ、お父ちゃんも死んでしまった。
洋服の仕事が減ってミシンを取られそうになったり、闇をやってると嫌な噂を立てられたり辛いこともいっぱいあった。
それでも家族と縫い子を食べさすために糸子は働きたくましく生きている。
悲しんでばかりではご飯は食べられないのだ。

そんな戦争中の庶民の生活がまさにここにあって、普通の生活を描いてるだけのことなのに毎日目が離せず見入ってしまう。
見ていて何か言いたいことはフツフツと湧いてくるのに上手く言葉に出来ないのだ。
あらすじにしてしまうと本当に普通の生活なのに、どうしてこんなに面白いのか。
それは多分、このドラマにたくさんのキャラクターがきちんと息づいているからだ。陳腐な言い回しだけれども。
糸子以外にもたくさんのキャラクターがいて、それは脇役なんだけれども、ちゃんとどんな風に生きてきてどうしてそこにいるのかちゃんと感じさせる。モブキャラというようなものがいないのだ。

前半のヤマ場になるお父ちゃんの死。そのエピソードも本当にそうだった。
お父ちゃんはうっかりカイロ用のベンジンを倒してボヤを起こし大火傷を負う。幸い命には別状なく数ヶ月後には温泉に行こうとするくらいに回復する。しかしその旅先で突然亡くなってしまう。火傷ではなく、酔っ払ってお風呂に入ったためだった。

ボヤの原因になったカイロは木之元のおっちゃんの奥さんが、お歳暮のお礼にくれたもの。人当たりは良くないけれど根はいい人でせめて出来ることをとくれたのだ。
火傷の治療の通院はいつも仲のいい近所の木岡のおっちゃんらが手伝ってくれて、その人らと温泉に行く話を子供のように楽しみにしているお父ちゃんを見て糸子は止める事が出来なかった。せっかく元気になったお父ちゃんに新しく国民服を縫い、とっておきの日本酒を持たせた糸子の気持ちはよくわかる。
お父ちゃんの葬儀には神宮寺の娘さんが来てくれた。かつて呉服店の時のお得意様で娘の花嫁衣装を頼もうとしてくれた地主さんの娘さん。お世辞とわかっていてもお父ちゃんが褒めてくれるのが嬉しかったと言ってくれた。お父ちゃんの人となりを伝えてくれる人物が出て、あーお葬式ってこういうものだよねーと思った。
軍服を作る工場を経営している木岡のおっちゃんの弟はお父ちゃんと呑み仲間、葬儀では仕事に困ったら言ってこいと糸子を心配してくれる。ミシンの供出を迫られた糸子は軍服の仕事を貰うことでなんとか乗り越えた。
全ての人がちゃんとあの町に存在して関わりながら生活してるのが、ちらっと登場する人物でさえも感じさせてくれる。

お父ちゃんのボヤを目の前で見ておばあちゃんが参ってしまうのが、ああお年寄りってこういうことで寝込んじゃうんだよねーと思ったり、とはいえ口の減らないおばあちゃんをみると、この人の息子がお父ちゃんでその娘が糸子なのはすごーくわかるなぁ、逆におっとり系の妹3人は明らかにお母ちゃん似だなぁと、キャラクター設定もリアリティがある。
糸子の娘も、父親の勝に似ただろう落ち着いた
長女優子とありありと糸子似できかない次女の直子と子供のうちから性格が出ている。
戦争中だから容赦ない出来事が起こるけれど、それだけではなくその間の日常をちゃんと「ありそう」に描いているから見入ってしまうのだなぁ。

戦争が終わって糸子の好きな人達がたくさんいなくなってしまった。けれど糸子は「生きてやる」と叫んでいた。
糸子のたくましさは戦後をどう生き抜くのかワクワクする。早速闇市では大活躍で笑ってしまった。
尾野真千子は正直あまり好きな女優さんではないのだけど、やっぱり圧倒的に上手い。
この先、娘たちが成長し年の変わらない女優さんに交代して並ぶ時どんな演技を見せてくれるのかめちゃくちゃ楽しみだ。
あとはそろそろ綾野剛

朝ドラは時計がわりで充分、このクオリティが必要か?というような事も言われていたそうだけれども、皆さまの受信料を使ってつくるのだから全力で作ってくれて当然だろう。
つまんないものより面白いものを見たいですよ、当たり前!

本日の温泉

と言っても、今回は温浴施設。

越谷 健美の湯 (越谷市

近くを通る事がたまにあって気になってはいたけど、温泉ではないのでわざわざ行くのもなぁと思って行く機会が無かった。
今日は用事で近くまで行っていて、サクッと汗流して帰りたいなぁとたまにはと行ってみた。

スパ銭だと魅力はまず値段。この近辺だと温泉のとこは休日1000円越えなので、一日のんびりするときはいいけどサクッと帰りたい時にはちょっと悩む。
ここは休日680円なのでこれならお風呂入るだけで帰るのでもいいかな。
スパ銭に割とある一回入浴制なのだけど、浴室の外の岩盤浴ドームはまず岩盤浴してから浴室へということなのかなぁ?普通は前後に入るように案内してるけど。

到着は5時半過ぎ。結構混んでます。
脱衣所は割と普通の広さ。そこまで広くはないけど充分かな。
浴室はそこそこ年季入ってる健康ランドっぽい感じの作りで中々広々。洗い場も結構数あります。

内湯がジェットバス、イベント湯、座り湯、水風呂、露天に瞑想風呂と、メインの高濃度炭酸泉の浴槽が2つに別府風呂。
そう、ここに来てみようと思ったのはこの露天の別府風呂。大分県別府直送の湯の素を使っているので、白濁した硫黄の香りのお湯が雰囲気出てなかなかよい気分。最近遠出してないので中々硫黄の香りのお湯に入れる機会がないんだよねー。温度が41℃で今日みたいな日にはちょっと熱いけど風もあるので結構浸かってられる。
高濃度炭酸泉ば38℃でよそと比べるとちょっと高めだけど、泡の出が凄く強くてたーっぷり泡がついていい気持ちだー。こんなに泡つくとこは中々ない。気持ちよくでウトウトしてしまった。

サウナはモイスチャーサウナ、遠赤外線サウナ、スチームサウナと3種類もある。これを一度で回るのは大変そうだなぁ(笑)

ご飯を食べて来たので今日はお風呂だけですが、中々気持ちよかったです。
一回入浴制なのは惜しいけど、近くてサクッと行きたい時には中々いいですよ。

あー、今週の朝ドラマジでつまんねー……苦痛💧

このところ帰りが遅くて、疲れたーとお風呂上がりに楽しみに見るのが「カーネーション
明るい状況じゃないのにあまりに面白く30分あっという間。その間身動きせずに集中してしまい、寝るための身支度が止まってしまい困るのだけど(笑)

で、現行の方。
「神回」だそうで。いやー何回あるんだろう?安売り極まれり。
まあ、いいけどね。「神回」だと豊川悦司が出てないので、朝バッタバタでつけてるだけで充分だし。
ネットで見るヘタクソな夢小説を朗読してるようなポエミーなセリフを言わされる俳優達が気の毒だ。

このところ、ささやかながらこのブログのアクセスが増えていた。注目記事からしても朝ドラの影響なんだと思う。
そして今週、気づいたらいきなりどーんとアクセスが増えていた。普段と桁が違う。
なんでだー?と思ったら、どうも「神回」の唐突なプロポーズに突っ込んだ華丸さんに大先生が噛み付いたうえにネタバレかましてSNSが荒れたのの影響のようだ。
あー、やれやれ。相変わらずやらかしますねぇ、大先生。
ツイッターでは、不満を言いたい人はトラブル避けるためにタイトルのタグと別のタグで住み分けしてるのに、その元の本タグまでかなり不満が増えていた。それはそうか。
まあ結局自分も含め、大先生の炎上商法にまんまとのせられてるってことではあるのでしょう。やられたなぁ(棒)

基本内容スカスカなドラマだけれども、今週はポエムとセンスのない笑えないコメディシーンしかなくいつもにもまして見るところが何にもない。1.2倍速で流して豊川悦司が出たら通常速度にして眺めている。
今朝は思い切り寝過ごして「あ、豊川悦司出てる」という判断ができるくらいのチラ見だったので、「カーネーション」の後にちゃんと見たら虚しくなりました。うーん、夜見るのは時間の無駄だ。朝支度しながらならまだ時間を有効活用出来て腹立たしさが緩和されるかな(笑)
早く寝たいのに、あまりの虚しさに記事書いちゃったぜー。

相変わらず、魅力のあるキャラがいない。
今週は特に晴の毒親ぶりが気持ち悪い。松雪泰子があまりにも娘の上司に手紙を認める母親が似合わずぞっとした。
ヒロイン鈴愛の人間性の悪さも相変わらず。どうしてこんなに魅力のないキャラが作れるのか。凄いよなぁ。
擁護派は「鈴愛はまだ子どもだから視野が狭くて自分勝手でも仕方ない」と言うけれどそれは違う。「視野が狭くて自分勝手」なのが悪いんじゃない。それをいうなら「あまちゃん」のアキもユイも結構バカだし勝手だし視野も狭い子供だった。だけど、それも含めてめちゃくちゃ魅力的なキャラだった。そういうおバカさんを魅力的に描くのが脚本家の仕事で腕の見せ所なのだ。だけど、どうやら大先生にそこまでの筆力は無いらしい。だから我々は朝からブサイクで性格悪いヒロインを見る苦行を強いられる。馬鹿馬鹿しい。
あまちゃん」の頃は朝ドラ前に家を出てたので、夜録画で見ていて「あー、これを朝見て出かけたらいい気分で出勤できるだろうなぁ」と思ったものだ。そういうのこそ朝ドラの存在意義だと思うけどなー。
おばあちゃんナレのうまさも雲泥の差だしね。

このドラマのコメディシーンが笑えないのは、基本「何かをおとしめる」というネタしかないからだ。
漫画が上手くいかないから代わりにやる仕事が、引っ越しバイト、名前の出ないイラスト仕事を仕方なく。おばあちゃんナレーションが「ちっぽけ」「爪みたい」とこき下ろす。
律が突然送ってきた結婚のお知らせで相手の女性を「地味」「周りから攻めておとしたに決まってる」と写真見ただけで悪口言いまくる。
なんかさぁ、朝からこんなの見せられて気分いいか考えようよ。
キャラクターの設定はあちこち散らかってまとまらないのに、「何かをおとしめる」というスタンスだけは一貫してるのがなんとも。

確かに女子トークとして友人の恋敵をこき下ろすというのはあることではある。だったらそれを「律の結婚にショックを受ける鈴愛を励ますために、裕子とボクテが無理して悪口を言う」というようにでもすれば、3人の仲良しさも出るのに、写真見ただけの赤の他人をボロクソにいうだけだから裕子とボクテが性格悪いだけにしか見えず不快なのだ。
結局いつもこういう感じなのは、大先生がそういう腹黒なのが透けて見えてるからだよね。
つくづく物を書くというのは恐ろしい。人間性が丸出しになってしまう。

今週末にはいよいよ斎藤工が出るらしい。
漫画家編ついに終了か⁉︎
あー、長かったー、あと少しで卒業だー!
それまで再放送「カーネーション」とCS「あまちゃん」に救われる。「あまちゃん」のコメディセンスとテンポの良さは現行朝ドラと天と地の差だぜー!
まあ、朝ドラ2大巨頭の「カーネーション」と「あまちゃん」と比較したら大先生が気の毒か(笑)