温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ミステリと言う勿れ」完走  おー、フジテレビの悪癖が出ましたね

今期のドラマはゴールデンタイムのものがどうもピンと来ず、3話くらいでたまったまま最終回を迎えてしまったものが多い。

さてどうしよう?💧

 

そんな中完走したのが潜水コントドラマ「DCU」「妻、小学生になる」と昨日最終回を迎えた「ミステリと言う勿れ」です。

まあ日曜劇場が視聴率いいのは、ツッコミドラマ枠として視聴習慣がついていて、さらに在宅率の高い時間だからということですかね。

内容はもう説明もめんどくさい。たくさん笑わせてもらったし。

しかし横浜流星はどうも作品に恵まれないな。

 

一方「ミステリ〜」は明らかに今期自分的トップドラマで、あれこれありつつもいいなぁと思って見てました。

第10話の「ファイナルエピソード」までは。

色々考えさせられたし、風呂光について炎上気味なこととか、書きかけの感想がいくつもある。ただ基本ベースが重いテーマなので上手くまとめられず、考えてるだけだったんです。

そして全12話なのに10話が「ファイナルエピソード」でしかもエピソードが区切りついているので、なんか不思議だなぁと思いながら11話を見、そして最終話の12話を見て「おいおい」と思いました。

あーあ、これまでの健闘が台無しじゃん。

 

タイトル通り、ミステリードラマの形を取っているとは言えこの話のメインは整が考えている事についての問題提起にあるので必ずしも全てクリアに事件解決しろとは思わない。謎を残すのはありだと思います。

整がおそらく虐待を受けた経験があるのだろうということとか、まだ匂わせるだけでもいいと思う。原作との兼ね合いもあるし。

それにしたって、話途中過ぎないか⁉︎

見終わってすぐTwitter見たら「話途中?」のツイートの多いこと。そりゃそうだ。

いくらなんでもこれはついてきた視聴者に失礼じゃない?

そもそもラスト2話の「エピソード2.5」についてはほとんど整がからんでないのだけど、原作ではどうなってるのかしら?

この変則的な並びは原作でもそうなのらしいけれど、整が絡んでなくてしかも結論出てないエピソードで終わらせるのはどうなの?

新幹線のエピソードがいかにも取ってつけたようで、整の出るシーンを頑張って足したようにしか見えないな。

10話のライカのエピソードが「ファイナルエピソード」と言うのは時間軸的に一番後ということなのね。わかりにくい。

続編決定と言う投げ記事も見たけど、このドラマは1年前に撮り終わっているのだから、続編の為に途中にした訳ではなく、元々こういう謎な終わり方だったはず。

謎の人物の匂わせだけして終了って、明らかに途中じゃん!

原作が終わってないのはわかるけどこれはなぁ。そして次があるにしても間は空く訳で、こういう視聴者なめたところがホントフジテレビって感じだよ。

 

とは言え俳優陣は素晴らしかった。白石麻衣が可哀想になるくらい💧

高畑淳子は相変わらず「おお〜」としか言えないし。やっぱり上手いよなぁ。

イカ門脇麦は最初はピンと来なかったけど、10話の焼肉シーンでの笑顔でやられたわ。

そして高レベルのゲスト陣を受け止め切る菅田将暉が改めてさすがだなぁと。

 

謎構成が物議を呼んでいるけれど、それでも菅田将暉の演技を堪能出来て、色々考えられる魅力的なドラマだった。

有終の美を飾れなかったのがつくづく残念だけど、まあ気長に続編を待ちますか。

けど解決編は映画で、って言ったら絶対行かないけどな!