温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「鎌倉殿の13人」〜第21話 ああ、もう、感想まとめられないくらい面白いとしか言えないです!

「鎌倉殿の13人」に毎週釘付けです!

三谷幸喜は大河3本目ですが、その都度バージョンアップしてますね。巧さが天井知らず。

感想書きたいのに考え過ぎててまとまらないまま1週間経ってしまって、書きかけが溜まってます。

 

20話まで戦さとともにたくさんの人が死んで、ついに義経まで。

一転、21話はほのぼのと進み箸休め回かー?と思わせつつもフラグ出まくり、ラストは八重がこの世を去りました。

殺された息子・千鶴丸を追って入水した悲劇のお姫様のはずの八重を、逞しく描き直し、失った息子を弔うように孤児の面倒を見て、亡き息子を思わせる少年を助ける代わりに川に消えさせる……三谷幸喜の再構築力、凄いな!知ってたけど、改めて凄いな!

そもそも三谷ドラマに楚々としたお姫様などいなく、「真田丸」の女性陣の描き方も面白かったので「鎌倉殿〜」ももちろん期待してました。

政子やりくはもちろんですが、八重までここまで持ってくるんだもんなぁ。

そういえば「ニュースキャスター」で「『ドライブ・マイ・カー』を見て三浦透子にオファーした」と言ってたわりに里の出番少ないなーと思ってたけど、義経との最後のシーンで納得した。

大河なので少ししか出ない役がたくさんあるけれど、三谷幸喜の脚本は決してご都合で扱わず、意味のあるキャラクターなので俳優さんもやりがいあるだろうなぁと思う。

 

ただ後追いで入水させずに子供を救った事で、八重自身は救われて、でもこれで義時のダークサイド転換の準備完了!となるのは、素晴らしい前半戦終了ですね。

1話で千鶴丸が川に沈められたことに義時が気がつくところからの運命だったのだなぁと。

予告では早くも正妻・比奈が出てきてますが、またこれもやっかいなんだろうなぁ(笑)

 

歴史疎い勢としては、あの人もこの人も殺されてしまうらしいという噂に震えつつ、三谷幸喜の解釈を楽しみに次回を待っています。

義時と八重が去って前半終了、まだまだこれからですね。