温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

終わりと言った直後になんだけど、「わろてんか」第6週 そっか、わかったー!これは炎上商法ね

水曜33話で心が折れて、もういいやと思った。
で、木曜は早目に出勤したので見ていないまま、金曜見て「え?え?え?」とビックリ。
土曜は宅配待ちで早起きしたのでリアタイした。で、またもビックリ「え?この展開本気?」

土曜日昼過ぎBSつけたら1週間分の放送をやってたので、見そびれた木曜日分を思わず確認。
木曜日、どういうわけか小屋の持ち主を説得できて寄席を譲ってもらえることに。どうみても話の流れがわからない。私寝てましたかね?なぜその会話で「あんたらならできるかも」という回答がでてくるんだ?この主役夫婦(予定)の何に心が動いたのか説明ありました?
で、金曜日わかりやすく障害。別の買い手が即金で欲しい。3日後に500円(今のお金で500万。安くない?)用意できれば貴方らに譲る。
あー、もう見え見えだ。全く何かした描写もなく藤吉は「万策尽きたー!」と落ち込む。そしててんは後ひとつだけある方法を考えていた。
雑な演出も相変わらず。木曜日には寄席に亀井が鍵を開けて入るシーンをアップで入れておきながら、金曜には早朝ごりょんさんが勝手に中に入ってる。「ドラマだから」というのでやり過ごすには難しいエピソードの齟齬が頻繁に出てくるので、このドラマへの信頼は落ちる一方。
そして土曜日、思った通りてんは実家へ金の無心。帰りなさいと言う母に「娘ではなく商人として来た」というけど、商人としてのプランはゼロ。流石にお父様借金の申し込みを断るのだが、後から来た藤吉と茶番を演じ、甘っちょろい騙されたお祖母様が「寄席は儲かるのか?それなら」と助け舟。それに対して藤吉の全く根拠のない「儲かるとは言い切れないが、お約束できるのは2人でやればみんな幸せな気持ちになれるいい寄席ができると信じてる」という言葉になぜかしかたないとお金を出そうとするお祖母様。いや、文章おかしくない?「お約束できる」のが「できると信じてる」で閉めるって、全く約束になってない。そんなめちゃくちゃ理論に結局お父様がお金出すのはなぜなんですかあ?
えっと、結局バカ娘が親バカ親父に甘えた以外の何な訳?絆される流れもサッパリわからん。やっぱりワタクシ寝ていたのかしら⁇「勘当」って言葉の意味、ワタクシ間違って覚えていたかしら?今週「トットちゃん!」て朝の父が亡くなり、ついに勘当後一度も合わなかったことがわかるのだけど、明治と昭和で「勘当」の意味が違うのかもしれん。
恐らくもう長くないと悟ってる父が最後に娘に会うだろうからの親心なんだろうけれども!
そもそも実家も傾いて栞様に援助してもらってからそう時間経ってないよね。大金娘に渡してる場合か!
結局「勘当されて娘としてではなく商人としてきた」娘に、次女の婿まで紹介してほのぼのトーク。いやだから「勘当」の意味を辞書で調べて来いっていってるんですよ!
こういうエピソードばかりだから、本人達が商いを本気でやってるように見えないんだってば。

そしてこの主人公夫婦(予定)がなぜ全く魅力がなく惹かれないのか本当によくわかった。
とにかくこの2人、何一つ自分でやってない。てんがやったことは栞様にお手紙書いて融資を頼んだのと、勘当されたはずの実家に行って金を引き出したことだけ。
金の無心しかしない朝ドラヒロインってある意味すげー!レアキャラじゃないですかー!
藤吉はただひたすら何をやってもダメで嘘つき取り柄は顔がいいだけという、最凶カップル。
これは共感は得ないよね。で、レビューサイトに文句が山盛り。文句を書くために見る。そうか、炎上商法だったのかー。自分も含めてしっかり巻き込まれてしまったぜ。製作陣の思うツボ。

思えば「ドラマのスタッフはいいものを作ろうとしている」って言うのは視聴者である我々の大いなる誤解な訳で、NHKなんてスポンサーがいるわけでもないのだから、ただどんな手を使ってでも高視聴率を取れば勝ち、担当スタッフは出世できるってことか?
そうかーまんまと踊らされたな!
ハハハ!

そもそもこのところ平日視聴率が20.3か20.6%って数字ばかり出てて、それが3日金曜祝日や4日土曜日は17%とかになってる。
ということはもう内容はどうでもよくて、本当に時計がわりにしかつけてない人達が大半ということか。だから内容が良くても悪くても視聴率は変わらず、そして休日は休みだから下がる。でないと、1週間のエピソードがひと段落する土曜だけ見ないとかしないよね。よっぽど内容に興味ないんだなー。

しかし普通はドラマの出来が悪くても主演だけの責任にするのはどうだろう?という意見がでるけれど、今回のこの2人に対してはそういう意見が少ないようだ。
とにかくキャラに魅力がないからそれがそのまま俳優のイメージになってる典型的なパターン。普通はこういう展開は悪役に起きるんだけど、主人公夫婦(予定)ってのは凄いよね。

てん役の葵わかなはここ最近の、実績とそこそこの知名度がある若手女優たちと違い、このドラマで初めて見る視聴者が多くて、てんへのマイナスイメージがそのまま葵わかなのイメージになりやすいのは仕方ない。
てんは元々は「明るくて前向きでくじけない頑張り屋キャラ」のつもりだったのだろうし、製作陣はまだそのつもりなのだろうが、視聴者はもうただの空気読まないバカとしか見ていず、以前の大成功例「天野アキ=能年玲奈」のような役と一体化して見られることで葵わかなを売り出すつもりが完全に逆効果になった。
前番組「ひよっこ」の有村架純が、ただの普通の女の子の喜怒哀楽を細かな演技で魅力的に演じてしまった直後だから、「勘当」「破産」「姑のイビリ」等々、ドラマチックな出来事をいくらふっても表情のパターンが3つくらいしか出てこない葵わかなの下手くそぶりが際立ってしまい、それがそのまま悪印象になっている。

一方の松坂桃李シンケンジャーからキャリアも積んで、ただの若手イケメン俳優から演技派へと成長真っ只中だったというのに、思いがけず藤吉のような「能天気なバカだけどなぜか憎めない」という本来の松坂桃李には全く無い引き出しはやっぱり開けないのか!という大きな弱点を晒してしまった。「ゆとりですがなにか」でポンコツ二枚目半の役が良かったし男前役以外もいけるのかと期待したのに大誤算だった。
松坂桃李の持つ雰囲気も、バラエティなどで見る素顔の感じも基本的に「根暗」「内向的」「クール」「影がある」というもので、この真逆の藤吉がどうしてもハマらない。こういう役は「ま、いっか(笑)」が似合うユースケとか大泉洋とか明るい雰囲気が出せる俳優でないとダメだった。そもそも「ゆとり〜」の役も29にもなって童貞なのをウジウジ悩んで女に告白もできないような暗いやつだったし。あー、そうだ柳楽優弥でもよかったかも。でも「まれ」の役が似たような感じだったかなー。

それ以外の俳優も、とにかく他の作品で見るより魅力的に見える人が誰一人いないのが凄いよね。
遠藤憲一はある時期から「コワモテだけと中身は愛らしい」役で人気になりそればかりだけど、この前の「ボーダー」で本来よくやってたちゃんとコワモテのきっちりしたキャラがすごくよくて、もう「コワモテ愛されキャラ」に飽きてた事に気がついた。

キースの大野拓郎とアサリの前野朋哉は今評価されつつある若手のハズなのに、見るとイラつきしか感じないキャラで、本当にこの先この2人でしゃべくり漫才をやるのかと思うとウザそうでウンザリする。
大野拓郎は大阪に住民票まで移したそうだが、いかんせん大阪弁が下手すぎて、それでキーキー高い声出してバカな行動しかしないし、前野朋哉も「あれ?この人こんなに芝居下手だったっけ?」と確認したくなるくらい、テンポ悪くセリフを喋る。
人気ドラマに出ると、そこから知名度上がって仕事が広がる俳優さんってたくさんいたけど、「わろてんか」はオールキャストで大火傷への道まっしぐらだ。

朝ドラライターとして知られた人が毎回どのドラマも毎日レビューをやっていて、上手いこと毎回いい感じに拾うのでプロはすごいなぁと思っていたのだけど、「わろてんか」はすでに苦言が丸見えになってきた。プロでもフォローしきれない朝ドラ、しかもまだ1ヶ月ちょっと。凄い。

ツイッターで朝ドラのマイナス感想が増えると「#○○反省会」というタグが出来て、大抵は後半の展開グダグダになった頃にできるのだけど、1ヶ月も経たずにできた「わろてんか」はやはり炎上商法を狙ってるのかも。
そういえばそのタグつけて脚本家のアカウントに直接返信して苦情を言ってる人を見つけて流石にびっくりした。かなりケンカ腰だったので。製作者に直接アクセスできるのがSNSの利点ではあるけれど、直接何かいうのならきちんと「意見」として書くくらいは大人としてやろうよ、と思った。でも最近どのジャンルでもそういう人多いし、製作者側もSNSで発信するならそのマイナス面も覚悟しなくてはならないのはそうなんだけどね。
ネット記事も「面白くない」という記事が増えたし、ほんとメンタル強くないと出来ないよね。

まあ、そういうことで「わろてんか」は面白くするつもりの無いドラマなんだということで、決着つきました。

そうだ(自分の)口直しにあげ忘れてた金曜買ってきたビール。

ご褒美高級ビール、エビスVSプレミアムモルツ
出だしの頃はエビスの方が好きだったけど、ここ3年くらいはプレモル系かな。エビスのガッツリ感というかドッシリ感が年々弱まってフツーになってる気がする。それだったらプレモルの華やか感が今は好き。特にこのスパークリングゴールドは華やかな甘みで1本目に飲むとテンションと食欲が上がる(笑)とはいえエビスシリーズももちろん飲むし、銘柄によっては好きなのもある。赤いやつとか好きだなぁ。とにかく種類が色々出るようになっていい時代だ。

そういえばフィギュア怖くて見られなかったなぁ

羽生結弦NHK杯欠場で大騒ぎのフィギュアスケート
まあ、それはそうだろう。
浅田真央が引退したら女子フィギュアの生中継がほとんど無くなっちゃったし、男子も羽生結弦が出てない大会は録画だし、まーわかりやすい。スター不在はつらいね。
今回も早速チケットが売りに出たり、逆に取れなかった羽生ファンというよりフィギュアファンがチケット欲しい!とかだいぶバタバタしてるらしい。

今回は当日の欠場発表だからドタバタだけど、これでは名古屋で開催予定のグランプリファイナルのほうはもっと大変だよね。
羽生結弦前人未到のグランプリファイナル5連覇!」を売りにせっかくの日本開催だったのに。
フィギュアにそう詳しい訳でもない自分でも知ってる、パトリック・チャンは欠場発表してたし、フェルナンデスは出場厳しいし、恐らく優勝候補であろうネーサン・チェンは特別男前でもないし(笑)、まだまだ宇野昌磨では客寄せ力はそこまででもないようだし。たくさんキャンセル出そう。テレビ中継もどうなるのか。
スポーツってそういうもんだけど、興行としては大変だなー。

特別フィギュアファンでもなく中継も別に見ないんだけど、今回なんで気になってるかというと、たまたまニュースのスポーツコーナーを見てたら、羽生結弦が前日練習で転倒したところを流していたから。
思わず「うわっ?」て声が出た。
一目でわかるマズいコケ方だった。
その後も何度も何度もあちこちでやっていて、すっかり目に焼き付いてしまった。
一昨日からそれでずっとモヤモヤしていて、それで理由を思い出した。
子供の頃、フィギュアスケートの生中継が見れなかった。あと体操。

今でもビビりなんだけど子供の頃はもっともっとビビりで、フィギュアや体操で選手が演技を失敗して転ぶのがめちゃくちゃ怖かった。
親がスポーツにあまり関心がなく、スポーツ中継を見る習慣があまりなかったのだけど、流石にオリンピックともなるとテレビをつけていた覚えがある。
関心ないので当然スポーツ全般得意ではない自分からすると、人間が氷の上で何回転もするとか、高い台の上で何回も回るとか意味がわからない。
そして失敗して転んだ所を見てしまった時にはもう怖くて怖くて、心臓のバクバクが収まらず布団かぶって震えてたのだ、そういえば。
いったいあの人達はあんなことになって大丈夫なのかと。
が、フィギュアスケートや体操にほかの競技よりは興味があったようで結局どうしたかというと、親に結果を見てもらい、転ばなかった事を確認してから見ていた。生中継は決して見ない。
そんな事をやってたんだなー、思い出した。
子供ってわけわかんないなぁ(笑)

流石に大人になるにつれ神経も図太くなって、生中継も見られるようになった。転倒も珍しいものでもなく、大抵はすぐ立て直せるものだというのもわかった。けど、やっぱりそういう痛そうなところを見るのは苦手だ。
羽生結弦の明らかにおかしい転倒シーン、何度も何度も放送してるけど、今の子供は平気なのかねー?

それにしてもフィギュアスケートって残酷な競技だよなー。
選手生命は短いし、練習のコストは半端ないし、何より奇跡の起こらない競技だ。
シーズン中の試合数も多くないから、1度のミスを取り返すは難しい。
だから野球とか甘いなぁと思うよ(笑)
オリンピックイヤーなので代表争いの話題もたくさんみるけど、ちょっと見た自分からしても厳しいなぁと思う。
男子は得点見ても羽生結弦宇野昌磨で2枠、後の1枠は誰が出たところで経験積む程度でメダルに絡む可能性はないどころか入賞もない。レベルが違い過ぎる。
女子は新たにスターにしたい思惑が見え見えの本田真凛をメディアは押すけど、2枠に対して宮原知子三原舞依樋口新葉での争いでしかない。怪我さえなきゃ宮原知子が抜けてたけど、というように、逆転が起こるとしたら上の人間が全部ケガとかでもないと無理だ。
伸びる事はあってもマグレはない。
スポーツは皆そうといえばそうだけど、フィギュアスケートは本当に容赦ない。
今回の件でフィギュアファンや羽生結弦アンチが騒いでるけど、羽生結弦なんて怪我が治るならその間全部休養させてそのままオリンピックに出して全く問題ないと思うけど。
それくらいほかの選手と別次元だ。

だけど、この前のロシア大会を見ていたら男子で4回転もやらないのに物凄く惹かれるというか、目が離せないスケーティングの選手がいて思わず調べてしまった。
ミーシャ・ジーというウズベキスタンの選手でもう26歳のベテランなのだそうだ。
顔は浅利陽介似で(笑)特別スタイルがいい訳でもないのだけど、動きが滑らかでとても美しく目が離せなかった。
解説でも4回転がない以上今の男子フィギュアで勝つのは難しいけれど、こういう美しい滑りは評価されるのだと言っていた。
フィギュアスケートファンにはとても人気のある人のようで、すごくわかるなぁと思った。
こういう人がいるからフィギュアスケートって人気なのかもな。

それにしても羽生結弦は大丈夫なのか?
あの転倒シーンももうやらないでお願い💧

「刑事ゆがみ」 第4話 確かに脚本家でかなり違う

第3話で「あれ?」と思った「刑事ゆがみ」。
心配しながら第4話視聴。おっ、立て直したねー。
弓神と羽生のテンポのいい掛け合いが復活。いいなぁ。弓神のゲスい羽生イジリがないと
このドラマは 始まらない。

建築中のビルから男が転落死。その場には女が2人と目撃者の警備員。女の1人堤が男からストーカー被害を受けていたため揉み合いになりはずみで落ちたと主張。目撃証言とも一致し正当防衛かと思われたが果たして…

謎解き自体はまあそこそこ。大体見当はつくし、犯人もわかってしまう。
主軸は犯行の裏付けと動機の解明。
そこがやっぱり面白い。
弓神はとにかく何もかも見ている。関係者のちょっとした行動も見逃さない。それを後ろについて回って見ているようなそんな気持ちで見るドラマだ。

今回雰囲気が1、2話に近くなったと思ったら、脚本に2人入ってるのだけど、1人が1、2話の人だった。なるほど。
倉光康子という人なのだけど、この人は少ないセリフのやり取りで状況を伝えるのが上手い。わざとらしい説明セリフじゃなく、会話を聞いてるとちゃんとそのキャラの性格とかが伝わる。
それからふざけた掛け合いの加減が上手い。そんな長いやりとりではないのに思わず笑えて、でもちゃんと本筋の話も進めている。

それなのに聞いたことない人だなーと思って検索したら、サイゾーのドラマレビューで
「“史上最低脚本家”のリベンジが始まる!?」
という記事を見つけた。
なんでも初めてメインで書いた連ドラ「ラブソング」で当時の最低視聴率を叩き出し、さらに「突然ですが、明日結婚します」でその最低視聴率を更新したのだそうだ。
なるほど、よく見るドラマレビューブログの人がこの脚本家を警戒してたのはそういうことか。
でもこの記事の人は倉光康子を否定せず、当時から気になっていたと書いている。
「ラブソング」は4話まではとても良かったのだけど、事情でメインの役者の1人が降板してグダグダになった事、「明日こん」はそもそもドラマ企画が突貫だったことで、決して脚本家1人が悪いとかいう問題ではなく、むしろそういう状況で光るものを見せてたというのだ。
へー、そうなのか。自分はどちらのドラマも見てないので何とも言えないけど、話としては確かになと思える。
倉光康子はフジのヤングシナリオ大賞の出身で、前にドラマ企画力が落ちてるフジからヤングシナリオ大賞出身の脚本家が出て行ってしまってるという記事を見た事あるけど、それを反省してちゃんと育てようということのようだ。
セリフのやりとりとか凄くいいと思うんですよー!頑張って!

今回の犯人2人に対しても、会った時からほぼわかっていたと思われる弓神。
2人の言い分を崩していくための証拠固めをして突きつける。
最後の主犯の方に対して、弓神が諭すように罪を暴くところがとてもいい。
確かに2人が殺人を犯すまで追い詰められた状況は分かる。けれど他の方法もあったはず。でも君らは一番選んではいけない方法を選んだんだよ。
ここまで、チャラチャラしてグダグタの弓神と打って変わって優しい声でゆったりと諭す。この振り幅が弓神というキャラの深さと俳優浅野忠信の力をはっきりと表してる。
浅野忠信、いいなー!

お互いをかばい合う犯人達は結局全てを認め逮捕される。
でもきっと罪を償ったらまたいっしょにいられるようになるんだと、そう思える。
相変わらず、罪を憎んで人を憎まず。それぞれの状況を汲み最善のルートに持っていく弓神、名刑事じゃん!
事件物で後味よく見終わるというのも、「刑事ゆがみ」が面白く思えるポイント。
ワクワクするんだよなー。

あー、視聴率上がらないかなー。続編見たいなー。

今日買ってきた漫画

時間があったので本屋をぶらっと。

プラチナエンド」の新刊出てたのかー。

小畑健の漫画は「ヒカルの碁」が好きだ。
それ以降、「デスノート」「バクマン。」「プラチナエンド」は読んでるけど、自分としては「ヒカルの碁」がナンバーワンだ。
内容的に暴力描写が苦手なのもあるけど、大場つぐみと組んだものは作り込みが過ぎて「どうだ、上手いだろ〜」感丸出しなのがなんかモヤっとする。
絵柄も、上手いは上手いんだけど描き込み過ぎじゃないかなー?
作品毎に絵柄を変えられるくらいの圧倒的な技量があるんだし、いいかげん見開き開いて
見た時のバランスを考えた方が良くないか?
いくら原作つきとはいえ、週刊連載であの安定したレベルで量産できる画力は凄いと思う。
でも漫画って絵が上手いがイコール面白い漫画ではないんだよねっていう見本のような漫画家だ。なんというか、描き込み過ぎて見づらい💧
例えば少女マンガなんかだと、リアル風景の背景は多くなく、点描とかの心象風景背景が多めだったりするけど、それで画面がスカスカするかというと上手い人はしない。抜け感というか余白の美というか、リズムというか、そんなバランス。
小畑健イラストレーターと言えるくらい一枚絵が上手いし、描くのが好きなんだろうけど、全ページ全力イラストは見てて疲れる。
漫画とイラストの違いをもっと明確にしてくれればいいのに。「ヒカルの碁」の後半くらいの描き込みと画力が好きだな。

と、散々言っといてなぜ「プラチナエンド」を買っているのかというと、作者が執着してるらしいテーマにどういう決着をつけたいのかを見届けてみたいから。
内容は天使版「デスノート」。ジャンプ本誌からジャンプS Qに移った分、性表現や残酷描写が多め。
連載開始当初から言われていたけど、「バクマン。」で主人公達の最後の連載マンガが元ネタと思われるが、そもそもそのネタが「デスノートじゃん!」と散々言われてた。
これだけ繰り返して使うということは大場つぐみにとって凄く突き詰めて見たいテーマなのかなと気になって、とりあえず一度は読もうと購入し続けている。
ただ弄り過ぎたのかありありと「デスノート」よりパワー落ちてるんだよね。
デスノート」もノートのルールをどうやって読者に伝えるかを苦労してるのはよくわかったけど、「プラチナエンド」でノートの役割になる天使の矢と羽根の設定がなかなかわかりにくい。
なのでやたら書き込んである画面で凝りに凝った設定で見せられると「重い…」と感じて、何度も読み返すってことはあんまりないかなー。
それでも「デスノート」ではありありと終わり方に迷走してたからこの作品をどうまとめるつもりなのか、頑張ってみてやるぜ!と頑張ってる。
デスノート」Lがいた1部まではすばらしいのだけどね。

散々文句書いてるけど、基本的には絵の上手い漫画家が好きだから読んでるんだよね(笑)
あれだけ絵が描ければ気持ちいいだろうなー。
でもやっぱり「ヒカルの碁」の後半あたりの絵柄が一番好き(笑)

「わろてんか」 33話は凄かった!心折れたので、もういいや

昨日、第5週への憤りを長々と書いた「わろてんか
さて、今日は「トットちゃん!」のこと書きたいなーと思っていたけど、朝支度しながら今日の「わろてんか」を見てたらなんかね、「もういいやー」と思ってしまった。
ドラマの感想って、面白くてもその逆でも振り切って感情が動かされないと書くテンションにならない。
だから「結構面白いなー」くらいなら欠かさず見てても感想書くことはあんまりないし、「あんまり面白くないかなー」くらいだと、ドラマ見るのやめてそれで終わり。
わろてんか」は「トットちゃん!」と同日スタートで比較が面白かった上に、あまりに酷かったので「これは本当にこのままなのか?」というマイナス方向の関心のもと、見続けあれこれ書いてきた。

でも、今日の放送(第6週33話)見たらね、なんかもうこれ絶対に立て直さないな、ってなんかストンと理解して、もういいか、って思ったよ。
毎朝ながら見しながら心の中でツッコミまくり。ストーリー展開はツッコまない所の方が見つからないくらいグダグダ。それは今日もいつも通り。

予告でも今週の山場っぽく書いてたリリコとの三角関係。まあネタフリだけでてんと藤吉が一緒にならないわけもないので「さてどんなくだらん盛り上げするのかしらね?」と見てた。
藤吉に泣きながら「一緒に逃げて」と縋り付くリリコ。
ベタに借金でもあるのか?と思ったら、単にご贔屓のお客さんから後添いにならないかというオファー。え?そんだけ?それだけのこと??それでそんなに悲劇のヒロインぶってるの?なんだそりゃ?意味わからん。
いいべべ着せて贅沢させてくれるんだよね?お妾さんじゃなく後添いだよね?
そういうの、「玉の輿❗️」って言うんだよ‼︎
そんなにちゃんとした人なら「心に決めた人がいる」でも「芸に生きる」でも言って断れば聞いてくれるでしょ?いいじゃんその後来なくたって。人気者でしょ?他にもお客さんいっぱいいたじゃない。
またもダメ脚本の見本のような展開だ。
ここらでリリコを藤吉に縋らせて三角関係に騒動起こして盛り上げたいね→助けを求めるか→何がいいかな、やっぱ男絡み?→借金のカタにってのはどう?→でもリリコ、売れっ子に書いちゃったしなー→それに借金だと返せるあてが思いつかないか→リリコに引退させると後で藤吉の寄席に出せないし→お妾さん…は朝ドラには相応しくないかな?→じゃあ後添いくらいでいいかな、今あんまり使わない言い回しでそれっぽいじゃん!
……ってな思いつきでしょ、おそらく。

で朝ドラお約束、密会をあさりが目撃。まあこれは仕方ない、ドラマを進行させなくてはね。
次の朝、あさり達芸人仲間に責められる藤吉。「おてんちゃんを悲しませるな!」
…いや、この時代に家潰して金を稼げない旦那ってだけで充分悲しませてるダメ旦那でしょ?
でまたもお約束、タイミング良く出てきて話を聞いてしまうおてんちゃん。
ショックー!のお顔❗️がめちゃくちゃ酷い。いや確かに演技上手いとは思った事ないけど、こんなもんじゃない?と思っていたのが、「ショックー!」の表情の酷さにビックリだ。え?演出家よくこれでOKだしたなぁ。うーん、この子最後まで上達しなそうな気配…💧

タイトルバック明け、リリコとのことを言い訳する藤吉ともやもやしつつも可愛く(のつもりなんだろう)堪えるてん。
えっとさー、そもそもリリコが藤吉のこと好きで好きでっていうのはさんざんやったよね?
そこからまだほとんど時間経ってないよね?それで近所に越してきて「よろしくお願いします❤️」ってやる、あなたの方がサイコパスだし。

そして嫉妬に耐える(そうは全く見えない演技と状況だが、そうだと言いたいようだから汲んであげよう、仕方ない)てんに、藤吉は嘘つけない子だから信じろ、信じた方が得だとアドバイスするごりょんさん。
はーい、またもツッコミポイントですよ、ここー!1つづつ行きまーす。

まず、ごりょんさんの方向がぶれぶれ。結婚認めるのか認めないのか、エピソードごとに態度が違う。そもそも何もかも失って潰れた家にふさわしいもなにもない。例え天然おバカさんでもバカ息子に嫁に来てくれるだけありがたいと思わなきゃ。後々反対の理由を「お金もないバカ息子に嫁がせてはかわいそうと思ってたから」とか言いだしそうだけど、だったら実家にたたき返せばいいだけのこと。単に「ロミオとジュリエット」状態の足枷その1にしたいだけ。

そして、誰が嘘つけない子だって?8年も子供に向かって自分は売れっ子芸人だと嘘の手紙を書き続けてた藤吉の、勝手に権利証持ち出してわけわからん機械を買って家を潰した藤吉の、ど・こ・が嘘つけない子だってー⁉︎

そして「信じた方が得」って、バカ息子を信じて大店潰して無一文になった親バカ母さんがどのツラ下げて言うのかなー?
頼むから、2週間くらい前に書いたことくらい覚えておいてくださいよ!

久々に京都のご実家も登場。遠藤憲一人気あるからね、出しとかないとね、そうそう風太もちょいちよい出しとかないとね、視聴者サービスサービス。
で、わかりやす〜く、体調悪いお父様。そしてお約束の「てんには知らせるな」そしてお知らせ要員の風太がきちんと立ち聞きしてます、準備万端!騒動のタネを蒔いときましたよー。

それにしてもバカなのこのスタッフ。新一兄さんもそうだけど、薬問屋の人間が次から次へと体調不良。設定おかしいでしょ?別に「命とは儚いもので人間の出来ることなんてわずかなのだ」なんて感じの深い事考える訳でもあるまいし。首吊り騒動もそうだけど、単なる騒動の一つとして人の死や病気を扱う無神経ぶりが気分悪い。

そして懲りずにリリコを止めにくる藤吉と、「あの子と一緒になるなら後添いに行く」と理屈になってないリリコ。
いや、嫁にいけば?若くて可愛いうちは良くても年取ったら芸人キツイし、金持ちの奥様のがずっといいと思うよ?
「才能もないし、芸人辞める!」とのたまうリリコに藤吉の一言、


「俺は 芸を見る目ぇだけには 自信があるんや」

……はぁ?
ど・こ・に藤吉が芸を見る目があるエピソードがありましたか?いままでに⁉️
売れない芸人としかつるんでない、自分の芸の才能の無さにも気づかず、しょーもないネタでも笑える見る目の無い藤吉の、ど・こ・に見る目のがあるんですかー?

はいはい、今つるんでる芸人も先々売れる設定だろうし、モデル吉本だから寄席も成功するよね。だから見る目があるのかな?
アホか!
こんな、ドラマの根幹になるようなセリフを何のエピソードもなくただ言わせてしまう、こんなセンスがもう信じられない。
この一言でも全てが終わりました。

33話は、これまでの中でもとびきりのダメエピソード満載の回でした。
よくまあ、たった15分にこれだけツッコミ所が入れられるもんだと感心する。
そして確信した。
このドラマはもう面白くはなりません。

もう半分以上脚本も出来てるだろうし、この吉田智子という脚本家がどこかで1月ドラマの脚本を書くというのを見たので書き直しも出来ない。
ドラマの面白さは8割脚本で決まるそうなので、もう終了です。
お疲れ様でした。

多分、時計がわりに見る日はあるだろうから、見てあまりにもツッコミたくなったら感想書くこともあると思うけど、毎週の感想はもうおしまい。時間の無駄だ。
毎週書くことは同じ「脚本がだめ、演出がだめ」

あー、今回の朝ドラ短かったなー。

細野さんが来ます!「星野源のオールナイトニッポン」

最初から細野さんのお話しー!
次のコーナーでは細野さんが来るから、それまで他の話。
……!なんと72時間ホンネテレビの感想を⁉︎
いろんな忖度を受け、テレビ局はほぼスルー、ラジオとかでもコメント避ける芸能人が多い中、アミューズ所属の星野源が!
なんてステキ!さすが星野源👏👏👏
吉本、アミューズ、レプロなど大手事務所のタレントが一切出なかったし触れないのに。
かっこいいなぁ。男前っ!
まあ、事務所のことなくても出れないだろうとは思ってたけどね。スケジュール的に無理だし、倒れちゃうよー💦

おめでたいお話ー!
ヒカルちゃん結婚おめでとうございます〜🎉
ジャジャーン!自分でおめでとうのSEを入れる(笑)
「まみ、愛してるよ」(笑)なら
独創的なお祝いメッセージを!でも読む時間あんまりないよー💦
そして、
寺ちゃん、お誕生日おめでとう〜🎉
37歳〜‼︎リスナーさんに「愛してるよ」さすが作家さん(笑)
…わーバタバタだー💦
6分?でコーナー終了だー。
CM後は細野さん登場。いきなりマッタリしそうだ(笑)

細野さん登場〜😊
細野さん、落ち着いた声だわ。
いきなり違う番組みたいなテンションになったぞー(笑)
細野さん出ると甥っ子みたいなトーンになる星野源がカワイイ。
細野さんに友達と言われて照れる。
2枚組アルバム「Vu Jà Dé」
レコード会社の人に騙されて2枚組(笑)
1曲目 石川さゆりに提供した曲。
そうだなー、細野さんてたくさん曲提供してるから知らないで聴いてるの多いんだろうな。
軽めの質問一つ目「好きなおせんべいはなんですか?」……そんなん聞かれても💧
細野さん、おせんべいにこだわりあり。
いいおせんべい屋さんがあるけど、跡継ぎの心配をする細野さん(笑)
美味しい食べ物屋さんは例え跡継ぎいても同じ美味しさが出せるかという問題がねー

お互いに曲を選ぶ。
星野源チョイスはディアンジェロ
本当にとても影響受けたのね。
先週金曜日の「相談は踊る」の高橋芳朗さんの音楽コーナーで星野源特集をやってたけど、それでも取り上げてましたよ。
音楽には詳しくないけど、この星野源の「細野さん好き好きオーラ」がねー(笑)
細野さんの選曲はスライ「フリスキー」
私でも名前くらいは聞いたことあるぞ。ソウルなのね。
しかし、これはニッポン放送なのか?オシャレFMになってるぞー(笑)いつもの下ネタ番組とは次元が違うんですけどー⁉︎
小坂忠の放浪?うーん、さすがだ全然聞いたことない名前がでるなぁ。

イントロクソやべぇ、細野晴臣スペシャル!
お、全部星野源が知らないと?
1曲目 あのサマータイムブルースの元歌?58年の曲!
2曲目 フリー「オールライトナウ」?おー、これも音が古そう。いい音だー。星野源知ってた(笑)この前ライブのつなぎにかかってた。
3曲目 スージーキュー?今回のアルバムでカバー。これも50年代。音がそうだねー!
あー、これは星野源迷いそう。私は3曲目だな!

「ああ、荒野」のCS放送のCMが入るけど、大々的だなー。
米津玄師はかかるし、月曜かと思うよ(笑)

CM開け、結論は⁉︎
続けて聴いてもカッコイイなー!
でもやっぱり3曲目が聴きたい!
星野源もそうくると思うけど……
当たりー❗️やたー‼︎
おおおーかっこいー!
ニューアルバム、ミックスも全て自分でやって疲れ果てた細野さん(笑)

選曲に戻るよー。
それぞれの2曲目。の前にメール。
おせんべい屋さん近くの大学生。おせんべい屋さん継いで!(笑)
細野さんもタイトスカート好きですか?みんな好きでしょ(笑)
なんで女の人しか履かないの?って、そっちの好き?履きたいの?(笑)
日常でタイトスカートはたいへんですよー。
大きなお仕事終わった後にやりたい事。
温泉行きたいな。わかります!
あー、ご飯も出るから何にも考えなくていいのかー、なるほど。
そして、温泉行くと必ず熱出す星野源……弱い!弱すぎるよ!長風呂NGよ‼︎
もうすっかり体弱いキャラだよー、気をつけて💦
好きな女性に曲を作る。星野源は無い、細野さんは娘さんに。あんまり覚えてないという、細野さん。照れ隠しだなー?
選曲に戻る。
星野源ビーチボーイズ!細野さんは当時世代かー。
え?星野源、前座やったの?で、細野さんが観客に?すごーい。
…って、なぜか曲が途中から流れる?くまさーん!こらこら。
へー、ビーチボーイズってこういうのもあるんだ。
細野さんの選曲はザ・テンプテーションズ。名前は知ってます!
いやー、ホントここはJ-WAVE???(笑)
この辺の音楽知識はほぼJ-WAVE仕入れなんですよねー。

アルバムの話。
デジャヴじゃなくて、ヴジャデ。
知ってるようで知らないから。なるほど。
11日からアルバムツアー。今週末!ナイツが出るって聞きましたけど?(笑)
星野源もやらなくてはならないことが💧制作ですか?無理しないでー💦
細野さんラストにアルバムからもう1曲。
「長いからタイトル僕が言いましょうか?」
うん、覚えられない(笑)
細野さんありがとうございましたー!美しい番組になってましたー!(笑)
そしてわんこな星野源がただただ可愛かったー。ホントに楽しそうだったね。

「いやー、いい放送でしたねー」
はい、そうでした😊
一つお知らせ、来週から有給休暇???
なんですと?
制作が怒涛の追い込み&「コウノドリ」撮影!
え?3週もお休み???なんですってー!
でも、有休と言っても別のお仕事、緑山で(笑)いや、ラジオのギャラは出るってことでは?
まあ、仕方ないよね、それで去年は倒れた訳だしなー。深夜生は負担大きいかー…。
3週間、星野源ゆかりの人が代理。だから「聴け!」と(笑)
来週は……「細野晴臣さんです!」
おい!(笑)お忙しいって言ってたやんけー(笑)はいはい聴きますともー。すごいレア感だ!でもタイムフリーかなー(笑)
次の週は後日発表?細野さんの回でいうのかな?

おめでとうコメント!
ヒカルちゃん、自分でBGキャンユーセレブレイト(笑)
お、披露宴に参加された人のメール(笑)
もー、みんなテンガネタかい!
元カノも来たぞー(笑)
て、くまさんにツッコミメール紛れる!
まみさん国性調査まってるわ。
そして安定のテンガリオン(笑)

もう1人のおめでとう!
寺ちゃんにバースデーケーキ🎂
うん、今の音どう考えてもツバとんだね(笑)
そしてまさかのビル美再登場(笑)
宮崎のおっかあから来たぞー。適当方言。
「さおり」???由紀さん⁉︎
くまさんからおめでとうモノマネー!
武田鉄矢、似てねー(笑)

チャリティーミュージックソンのお知らせ。
オードリーコメント。
ラジオはそんな聴かないけど、この2人はいいよね。

あー、もう終わりかー。今日はいつもにも増して早かったなぁ。細野さん、ほんといい声だ。
え?今の音、何?国性調査の曲かー!大沢さーん!
代わりにヒカルちゃんがミスフォローのモノマネ(笑)
有給休暇でお仕事頑張って(笑)
え?なんのモノマネ??わかんなかったよー💦

お疲れ様でしたー!お仕事頑張って下さいねー(笑)

「わろてんか」「トットちゃん!」第5週 同じ外しをしても好意的に取れたり取れなかったりするよ、そりゃあね。

人の一生の大部分という長い期間をドラマにしてるので、サクサクと早いテンポで話が進む「わろてんか」と「トットちゃん!」。
が、それなのにそれを面白く思えるドラマと、全く思えないドラマ。なんでこうハッキリ分かれるのかねー?
ま、脚本と演出の技量の差としかもう言えないのでもうどうしようもない。とくに「わろてんか」はもうだいぶ撮り進んでいるんだろうし、今から脚本家を変えるとかいうことはプライドが許さないでしょう。
幸い視聴習慣のお陰でギリギリ及第点の視聴率を取っているようなので、自分達にむけて言い訳してればいいよ、と思っていた。

が、先週ある記事を見て「はぁ?」と思った。

スマホで引用のやり方が手間なので💧

笑い”少なめで当然?「『わろてんか』はホームドラマです」

テレビ雑誌の記事なので、雑誌側の書いてることかなー?と読み進めると、
「“笑い”がテーマの朝ドラ」というイメージが強かったために、「思っていたほど、笑えない…」という声も聞かれる本作。だが、「ヒロインが日本中に“笑い”を届けるべく、奮闘する物語」というだけで、作品自体が“コメディーもの”ではないのだから、当たり前といえば当たり前なのだろう
……という記者の文章の先には

制作統括の後藤高久氏はこの点について、「『わろてんか』は演芸のドラマではないです」とキッパリ。
「こういう家族いるな、こういう人たちいるなというところから始まって、けんかして泣くこともありながら最後には笑うという、そういうホームドラマを目指しています。ずっと笑っていたら笑いの閾値(いきち)が上がって苦しいですから、笑ったら泣いて、泣いたら笑ってというのを繰り返していくんです」。

はあ、そーですかぁ?
さらに

脚本を務める吉田智子氏も、「このドラマの物語を通して見た時には、『笑い』の歴史や、そこに関わる人たちの面白さが魅力だと思いますが、前半は、やはり『家族の愛情』と、てんと藤吉の恋愛模様が見どころだと思います」と話す。

いや、10月の頭にはこんな記事を見ましたけど?

「人は笑うことで癒され、前を向くことができる生き物だと思います。私の目標は、このドラマをご覧になっているみなさんを毎朝1回、いえ最低3回笑わせて、自分も笑いころげることです」
と、作品に対しての意気込みを語っている。

という脚本家のコメント。

うーん、ザ・言い訳!
大河とか朝ドラとか特殊だし長丁場だから、途中で取材も多いだろうし、風当たりも強いと思うよ。
けど、「笑わせます!」と言っておいて、「笑えない!」と不評だったら、「演芸のドラマではない」「見所は恋愛模様」と言い訳オンパレード。
いやぜひ『ずっと笑っていたら笑いの閾値(いきち)が上がって苦しい』くらいにしてくれませんかね?全然それで構いませんけどー??

こういう事を平気で言える、制作や脚本家が立て直して面白くできるとは全く思えないね。
結局何が悪いのか全くわかってない。ホームドラマだって笑えるものはいっぱいあるし、仮に全く笑えなくても違う部分で面白いドラマもいっぱいある。
この人達が本当にわかってないのは「笑えないから面白くないと思われている」と思ってることだ。
わろてんか」にはドラマとしてダメなところしかない。
魅力のないキャラクター。
ストーリーとして繋がっていかないエピソード。
滑るだけのお笑いシーン。
テンポの悪い演出。
先が読めるストーリー展開。
「あはは」「えっ、次どうなるの?」「なるほどこうきたかー!」「この人素敵だなぁ」
…面白くドラマを見てる時に思う事が何一つ起こらない。
いや、これが長丁場の後半というならまだ「大変そうだなー」とか思えるけど、冒頭から一貫してこれだからね?ある意味すごいよ、ホント!逆に才能じゃない?

本当はもう心折れて見るのやめようと思ったりもしたのだけど、ここまでガッツリ文句を書いてきたので、せめて立て直したなーって記事を書きたいなー、記事を書くなら見ないとなーと思って頑張っていた。
トットちゃん!」とのあまりの差が面白いのもあったし。
しかしこのどのタイミングで言ったか知らないけど、言い訳としか取れないコメントが平気で出てくるのはプロとして恥ずかしくないのかね?

この先もし「わろてんか」が立て直せるとしたら、もうストーリーのめちゃくちゃぶりはどうにもならないから、キャラクターを魅力的にするしかないと思う。
いまBSで再放送してる「花子とアン」、自分は一部しか見てないから何ともいえないけど、高視聴率の割にドラマ好きの人達には評判が悪い。プロのレビューでもストーリーが破綻してると書いてるのを見た事がある。
なのになぜ視聴率が良かったかというと、キャラクターがとても魅力的だったからだと思った。
そもそも朝ドラはながら見が多いし、ガッツリストーリーを追うより見れる時見るという人も多い。だから、1話飛ばした時次に見ようと思う原動力って「あのキャラクターが見たい!」って気持ちだと思うんだよね。
時々見てただけだけど「花子とアン」での仲間由紀恵の美しさとか、吉田鋼太郎の存在感とかとても心惹かれた。
藤吉のダメ男っぷりが「マッサン」の政春みたいというレビューを見たけど、「マッサン」途中参加組の自分からしても「一緒にするなー!」と思うくらい腹立たしい。
政春は確かに生活力ゼロだけど、一貫してウイスキー作りへの情熱を持ち続けそして本当にやり遂げる、物語のキャラクターとしては筋の通った魅力のある人物に描かれてた。
「あさが来た」の新次郎にしても、ぼんぼんだけどだからこそ人当たりが良く余裕のある様子がちゃんと描かれてたし。
わろてんか」はどのキャラも行動に一貫性がないし、描き込まれてもいないし、ストーリーをこう持って行きたいためにこう動かす、っていうのが見ていてすぐわかるからイライラするのだ。

今週久々登場の栞様、「何でいきなり恋愛モードなの⁉︎」と非難轟々だったけど、自分はもう突っ込む気力も湧かなかった。
前回登場したときはてんに「興味がある」と言っていたのに、今回は「君を待ってるよ」って、確かに気持ち変わり過ぎ。
いや、だからね、「興味がある」から「君を待ってるよ(というくらい好き)」までの過程を描くのがドラマでしょ?恋愛模様を描くんじゃないんかい⁉︎
この辺でせっかくキャスティングした高橋一生出しとかないともったいない、久々だからネタ的に盛り上がって引っ張れるよう、てんへの好意をハッキリ出しとくか
……という作戦が丸見えだ。
当初から全てがこの調子なのだから、そりゃ面白くなるわけがない。

それと、藤井隆が登場して気づいてしまった「関西弁おかしい」問題。
いや、前からずっと違和感は当然あった。
「W鈴木対決」と盛り上がってた時も、自分が思ったのは「この力入れてるだろう共演シーンなのに、2人とも関西弁が変すぎる。ベテラン女優だから方言指導が強く言えないのかー?」ということだけだった。
ほとんど関西以外の出身の俳優で、気持ち悪い関西弁が飛び交う中に、ポンと1人だけネイティブを入れると逆に際立って余計に違和感が増す。例えばネイティブの方が大半であれば、それ以外が引っ張られ、全体がネイティブに近づくのかもしれないけれど、さすがに藤井隆でも1人じゃどうにもならないのだ。

週末映画を見た。「火花」の予告が流れたのだけど、見ていてすごく気持ちよかった。
菅田将暉と桐谷健太、主役2人が自然な大阪弁で普通に芸人に見えたからだ。
わろてんか」のエセ関西弁を聴くことに随分疲れていたんだなぁと思った。
自分は関西人ではないけれど、関西弁ってそれを使うタレントが圧倒的に多いから聴き慣れちゃってる。「ひよっこ」の茨城弁や東北弁とはそこが全く違う。
関西弁話せる俳優さんなんて山のようにいるのに、なぜここまで使わないのか?
ましてや芸人役、しゃべくる役くらい大阪人にすれば?ちなみに「エンタツアチャコ」がモデルらしい2人はどちらも関西人ではない。


わろてんか」の嘆きで長くなり過ぎて「トットちゃん!」について書く余力が無くなってしまったので、改めて書く。
いよいよ本役、清野菜名が登場。彼女に対しては思うところが色々あるし。
わろてんか」はもう立て直さないだろうなー。


追記
ネット記事へのツッコミ、「思っていたほど笑えない」ではないですよ、『全く❗️』笑えません‼︎