温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。タイトル変えました。

「エール」第56~60話スピンオフ  あー、もう光石研ってば最高じゃ〜ん!

さて、今週の「エール」は本筋はちょっとお休みでスピンオフ週。

「はぁ……」と思ってたんですわ。

これまでスピンオフは本放送終了後に作られていたのが、「スカーレット」で本放送に組み込まれ賛否が分かれていました。
それはおそらく働き方改革の対応のためなんだろうなと。
もともと朝ドラはスケジュールがキツくて、主演は1度は倒れると言われてたそうですが、ここ数年は改革が進み、小さい子供のいる安藤サクラのときには8時で収録終わっていたと聞きました。
収録もかなり早くから始めて期間を長くとり余裕を持つため、放送時期が後になる「なつぞら」のほうが「まんぷく」より先に主演発表されたりもしてましたし。
「スカーレット」ではさらに、これまで放送後に作られていたスピンオフが本放送に組み込まれ、主演を休ませるという方法をとり、ついに「エール」では週6日の放送日が5日に減らされたわけです。

 

まあ、その対応はいいと思うんですよ。もう「倒れるまでやる」が美徳の時代ではないし、ドラマ制作関係の人々も一労働者なのですから権利は大事。

けどね、「エール」はただでさえ25週分×15分=約6時間半分減らしてるんですよ。
現状でもストーリーが浅いなという感じがどうもする。
で、その上スピンオフを本放送に入れるわけ⁉……と思ってしまいますよ。

コロナ対応での撮影休止のため再来週から放送休止になりますが、そうでなければこのスピンオフは3週あった予定だそうです。
必要?これ???
スピンオフやりたいなら以前のように別枠でやればいいじゃないですか。
せっかくの150~156話という長い枠だからこそやれるドラマが見たいんですよ、こっちは。どんどん薄めてどーするよ????

 

………などと思っていたので、スピンオフ週は斜め~に見てました(長い前振り)。
が、いきなり初日の光石研にやられてしまった~。

 

音が11歳のとき、事故で亡くなった父 安隆。あの世のくじに当たって、一泊二日でこの世に帰ってくる。その姿は親族にしか見えない。
ありがちな設定なのですが、ついうるっとしてしまった。
それはもうとにかく安隆役の光石研が素晴らしいから。
ひたすら妻と娘たちを愛し、甘いものが好きでただただ善人というひっかかりのない役が、光石研が演じることで実在するかのようになる。ああ、こんな人いるなぁと思ってしまった。そしてついつい自分に置き換えてみてしまう。

現実的かつポジティブな音は、安隆が現れたときこそ驚き悲鳴を上げるものの、すぐ受け入れ再会を喜び、そして伝えられなかった気持ちを伝える。
もし自分だったらどうだろうか?自分は心霊現象とか苦手なので、姉の吟のように逃げて終わりだろうか?でも今父と会えるなら話してみたいことがたくさんあるし、そもそも父なんだから怖くないんじゃないかしら?
そんなことをいろいろと考えてしまったくらい、光石研はこの突飛な設定に説得力を出していた。ああもう、いいお父さんだな~って。

この回は、光石研をだしたところでもう完成しているような気さえする。

 

57話の後編でも、妻 光子、三女 梅それぞれがそれぞれの反応に光石研が屈託のない安隆らしい対応をしていてうっときた。
それと、梅役の森七菜が初めてちゃんとした見せ場があって、それが独特でほ~っと思った。なんというか誰っぽくもない演技というか。それは最近引っ張りだこなのわかるなと思った。力んでないのにひっかかる演技というか。う~ん、上手く言えないけど。

そんなシーンを見れたのだけでもこの回は意味あったかも。

 

58話のバンブー経営者夫婦のなれそめと、59~60話の環の若かりし頃の恋物語は、うん、まあ、そーだね、って感じで(笑)

環の恋はもう恋人役が金子ノブアキってところでお察しというか。

そもそも今の環と別人すぎる。ああいう人は若い時からプライド高くて強いもんですよ。
15分×2話で時間制限があるから、キャストで展開を想定させるのもありとも言えるし、この2人の関係が、古山夫妻と対になってるのもわかるけど、まあ「陳腐」としか言えないかな~。それに女性の方に才能があると男性がダメになるっていうのももう飽きた💧

そもそも、スピンオフに興味が湧くほどサブキャラが描けてないと思うの。なんの思い入れも湧かないし。それを言ったら主役夫妻だって薄いんだけどね。

だからイマイチ熱くなれないし、土曜のまとめも見なくなってしまったなー。

正直、スピンオフ企画はいらないなぁと思うけど、素晴らしい光石研が見れたから、ま、いいかな(笑)