千代を亡くし哀しみに暮れる栄一。
しかし、今や経済界の中心である栄一には消沈している時間は無い。
人に勧められ伊藤兼子を後妻にもらう。
千代が亡くなってからまだ短く子供たちは当然良くは思わない。
いやいや、まあ、このあたりの栄一の女性関係は、大河決定時からどうするの？と言われてましたが、毎回毎回の上手いストーリー作りに感心しますねー。さすがベテラン、腕があります（笑）
千代との別れを前週であれだけ盛り上げて、翌週には再婚ですからねー。
現実の人間には良い面も悪い面も矛盾せずあるものですが、ドラマしかも大河の主人公となるとある程度の方向性は必要。
栄一の立場なら体面的に教養のある妻が必要、幼くして母を亡くした長男の篤二が継母に馴染めずグレるのも仕方ない。
栄一の派手な女関係とそれによる家庭不和をドラマに落とし込んでますね。
「あさが来た」で新次郎さんや五代様の女性関係をサクッと封印して純愛キャラに仕立てたことといい、この脚本家のふんわり力は素晴らしい。
評価の分かれる慶喜の、特に非難される鳥羽伏見の戦いでの逃亡についてはどう描くのかと思ったら「やらない」で乗り切りましたし。
思い切りいい！
五代様といえば、37話でこの世を去ってしまいましたが、お身体が悪いのであればもうちょっとやつれメイクにしてもディーンフジオカならステキだったと思うんですけどねー。
惜しい！
と、毎週楽しんでますがもうあと4話！
どうやら最晩年までやるようですが、足りるんですか⁉︎
ラスト2話は1時間やるとしても。
心配ー！
でも楽しみです。
