脳梗塞で倒れ、命に別状はないものの手足に麻痺が残ってしまったばんばこと祥子さん。
東大阪にやってきて、めぐみさん舞ちゃんたちと暮らし始めました。
そして、病人を抱える生活に向けてめぐみさんは社長を章兄ちゃんに譲る事にしました。
うーん、なんだかなぁ…それはどうなのかなぁ。
船の運行という仕事ですから、祥子さんが仕事を辞めなくてはならなくなったのは仕方ない。
人の命を預かるのだし。
1人で倒れたら大変なので一緒に暮らそうというのもわかる。
でも、この程度の状態でめぐみさんは介護のために仕事を辞めるのですかー。
貴司くん父のぐっさんが、介護の覚悟についてキチンと口に出して、それはいい展開だなと思います。
どんな度合いでも病人を抱えるのは大変。ましてや1人でなんでもやってきた祥子さんは気落ちもしてるだろうし。
でもね、脳梗塞の後遺症って言っても、歩けるし食べれるしなにより喋れて意思疎通もできてるじゃん。
めっちゃ軽いよ?
こんなんで介護離職してしまうのを見せるの?
朝ドラで介護に踏み込んだのは新鮮だなーと思ったんだけど、この程度で介護と言われても。
まあそもそもめぐみさんはなりたくて社長になった訳じゃないし、舞ちゃんに押し切られたところは大きい。
で、その舞ちゃんは後継ぐ気はさらさらないし次の社長をどうするか考えるのもわかる。
でもまだ60歳になるかならないかくらいでしょ。ここで仕事を辞めてこの先どうするの?
特に金銭面で。
まあ、家は昔からの持ち家だろうし、会社の株は持ってるんだろうし、今は会社上手く行ってるから余裕はあるのかな。
でもねー。
今期好きだったドラマの「リバーサルオーケストラ」で認知症の妻の介護のために引退しようとしたオーボエ奏者がやっぱり音学が好きで続けるってエピソードがあっていいなぁと思った。
やっぱり、介護に介護者の人生を振り回されてしまうのは辛い。
「舞いあがれ!」は好きなドラマだからこそ、この展開はなんかちょっと残念だ。
まあ、めぐみさんにしてみれば20歳で捨ててしまった母と故郷へもう一度向き合うということなのだろうし、祥子さんが軽いからこそ、先に見ているのは介護というより故郷での二人暮らしなのだろうなとは思うけどね。
でもねー、うん、残念だー。