温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「不適切にもほどがある!」 〜第5話 いつもクドカンに踊らされるぜ!

いやー、面白いっすね!「ふてほど」‼️変な略称(笑)

クドカンだから外さないとは思ってましたが、相変わらずこちらの想像の上をいきますねー。

あんだけ笑わせといて5話でいきなり震災ぶっ込んでくるとか、「スゲー!」としか言えません。

泣いちゃった。

 

クドカンのドラマはいつもものすごーく「クドカンらしさ」がありながら、毎回バージョンアップされていくのが流石だなぁと思います。

昭和描写とか、セクハラ対応の解釈とか、ネットで賛否分かれてますが、そこまでわかっててやってる気がする。

 

時間軸が現在と過去があるドラマが多く、その行ったり来たりの見せ方が上手いなぁといつも思っていましたが、今回はまさかの主人公を行ったり来たりさせてしまうという離れ業。

そうきたか!

自分の運命を知った市郎が果たしてどう動くのか、そしてどう落とすのか、タイムパラドックスの解釈をどうするのか楽しみです。

 

クドカン本人は「自分は社会派じゃない」と言っていて、そのとおりにいかにもなものは書かないけれど、ギャグに交えることで繰り出す問いかけがかえって心に刺さってくる。

人の死というものもサクッと出てきて、しかも結構若い人があっさり死んだりする一方で、「あまちゃん」でのアキの祖父が、いかにも死んだように写真が飾られてたら「生きてんじゃん!」というオチがあったりして、「死」というものは特別なことじゃなく、すぐそこに普通にあるものなんだなーと思わされたりする。

 

クドカンドラマはそうやって、ただただ楽しんで、ふと何かを思えばいいんだなーと毎回思います。

やっぱ天才だわ。

そして、錦戸亮古田新太に変貌する力技の説明に、さっすがクドカンと爆笑しました。

いやー、この先も楽しみです。