温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「霊媒探偵・城塚翡翠」全5話完走〜! あー、綺麗に騙された!そして瀬戸康史はやっぱりポンコツ(笑)

霊媒探偵・城塚翡翠」全5話完走しましたー!

いや〜、あちこちでネタバレされてる通りに綺麗に騙されましたよー。気持ちいいくらい。(笑)

最終話までの間に色々思っていた疑問が見事に回収されました。

以下、ネタバレで感想〜。

 

探偵役が真犯人というトリックは小説という形態ならではで、それを映像にするときの難しさにこんなに正面切って挑戦していて拍手〜!

自分は綺麗に騙されて、香月の別荘に着いてもまた気がついていなかった💧

2話くらい前から鐘場警部がいかにも怪しそうに煽っていたので流石にミスリードだろうと思いつつも、香月のラインは全然考えなかった。

そういう意味では瀬戸康史のキャスティングの勝ちですね。

 

霊能力があるゆえ世間知らずのお金持ちのお嬢様で超美少女のヒロイン翡翠と彼女のナイトとなる推理小説家 香月が事件を解き明かしながら恋に落ちていく様を猟奇的な事件と耽美な映像で彩る……

そんな昭和の探偵物的な空間に綺麗にハマる清原果耶と瀬戸康史の絵面が美しくて。

どちらも整った顔をしているのにいわゆる美形設定の役があんまりなくて、特に清原果耶は「普通」な役がとても上手いので改めて綺麗な顔してるなぁとしみじみ。

瀬戸康史もトキューサに代表されるようにどこかポンコツな役が多いのでこんな2枚目役は新鮮。

初回から視聴率がさほどでなくツッコミ記事も結構見たけど、そりゃこんな昭和耽美猟奇ドラマを日曜の夜にリアタイする元気ないよ、なぜこの枠にした?と毎回思ってました。

そこも罠でしたね💧

 

「霊能力」という現実に存在しない能力をミステリーに取り入れる時、どこまでできるかというのも難しいよなーと常々思っていて、あまりにチートだと謎解きの面白さが無くなってしまうので(「SPEC」はそれで早々に脱落した)、翡翠の能力があくまでもヒントを与えるレベルで香月に謎解きさせるのも上手い設定だなぁと思っていたら、そもそも無いんですものね。そりゃチートではないわけだ。

そこの感心までも綺麗に騙されたし。

 

奥手お嬢様のわりに翡翠がとにかく香月に押せ押せで迫るのとか、こんなただお茶を淹れてる役になぜわざわざ小芝風花なのかとか、ちょいちょい疑問な点があって、それも今になってみればわかる。

ワトソン役は瀬戸康史ではなく小芝風花だったのかー!納得‼︎

それにしても翡翠のネタバレに驚きオタつく瀬戸康史は、正に瀬戸康史!やっぱりポンコツが煌めくわ〜。

いやー、裏表なく楽しめた!

そしてさすが清原果耶ですねー、圧巻の長台詞!

来週からどーんとテイストの変わるであろう新ドラマも楽しみです。

いや、だからなんでCreepy Nutsを紅白に出さないのよ

夕方、デスク上のスマホにLINEの通知。

星野源紅白出場の報告LINEでした。

そうか、今日発表だったんですね。

まあ、星野源に対しては1ミリも心配してないですけども。

星野源も出たいし紅白も出て欲しい、WIN-WINな関係ですから。

 

今日発表といっても数日前から「○○が出場決定」という記事がいくつもあったのでさほど盛り上がらず。

こういうのって一度に発表するから盛り上がるんじゃないの?小出しにされてもなぁ…。

で、結局誰が出るの?と記事を見たら、KinKi Kids出場とな。これはビックリ。

2回目だそうですが、25周年だからということか。前回は多分20周年のときかと。

それにしても相変わらずジャニーズに媚び媚びぶりが気持ち悪い。

6組って、若手グループはともかく関ジャニはなにか目立ったヒットございましたっけ?

ジュリさん案件でなにわ男子プロデュースで朝ドラ出演中だから?けっ!

あれだけ売れていた時にKinKi Kidsが全く出られなかった恨みがあるので、紅白のジャニーズについては闇しか見出せませんな。

なーにがスペシャルナビゲーターだ、アホか。

 

で、結局今年もCreepy Nutsの出場は無しでした。

あれだけ活躍して、Eテレでレギュラー持っててもダメですか。なんで?

ユニット名が悪いですかね。それともR-指定って名前?ヒップホップが問題?

どれだったか忘れたけど、年末明けてるって歌があって、佐久間さんも残念がってたのになぁ。

紅白は完全に政治案件で、だから出場者が発表されるたびに荒れますね。

選考理由を一応発表してますが、それに当てはまらない出場者がたくさんいますしねぇ。

自分はもう長いことまともに見てなかったし、星野源にハマってからは流し見して、星野源のとこだけ録画でちゃんと見るっていうのがここ数年の見方です。

今年こそはCreepy Nutsの2人がはしゃいだラジオを聴けるかなと思っていたのにな。

残念です。

「エルピス」第3話 浅川の危なっかしい「正義」が怖い

相変わらず1時間があっという間の「エルピス」、第3話は冤罪事件にのめり込んでいく浅川と岸本の様子が描かれる。

 

上手いこと生きてきた今どきの若者のはずの岸本の心に引っ掛かっているのは、学生時代にいじめに加担してしまったこと。

どうやら首謀者ではなく、グループにいていじめを止めなかったという立場のようだが、大人になってもいじめられ自殺した同級生の墓参りを欠かさない。

そんなこと綺麗に忘れて人生を謳歌しているグループのリーダー格の青年のように、本当に罪悪感のない人間の方が生きて行きやすいのかもしれない。

本当に悪いと思っていない人間というのはいて、山口容疑者のようにぬけぬけとやり過ごそうとする様々な事件のことが浮かぶ。

そういう人間理解しようと思うのは無駄なのかもしれないと無力感すらわく。

岸本はその罪悪感を八頭尾山の冤罪事件に向けて少しでも薄めたいのだろう。

 

一方の浅川は自分で取材し被害者遺族のコメントを取ることに成功、これを表に出すことに使命感を持ち始める。

長澤まさみの目がイッていて、浅川の危うさが伝わってくる。

キー局のアナウンサーである浅川は「キャスター」という肩書きで報道番組をやっていたけれど、結局それはまとめられた記事を読む作業でしかなかった。

初めて自分で「取材」して「真実」を追求していっているという事に舞い上がっている浅川の危なっかしさは、そのまま松本死刑囚を冤罪に追い込んだかつての「マスコミ」と同じ事をしている事に気づいていないところだ。

「正義」と「使命」を暴走させた浅川はレギュラーコーナーのVTRをすり替えて無許可で取材VTRを流すという暴挙に出る。

真実を暴いて冤罪を晴らそうとする浅川がただ「正義」ではないということを3話でもう見せてくる渡辺脚本が怖い。

浅川も岸本も「正義」や「善意」の危なさを体現してしまっていて、「マスコミ」のあり方をどうすれば良いのかをまた考えさせられてしまう。

怖いなぁ。

 

3話ではサプライズとしてノークレジットで瑛太が登場。

いかにもな謎の男がこのまま素直に真犯人という展開とはとても思えない。

毎回目が離せなくてドラマとしてワクワクする。

次も楽しみだ。

 

「親愛なる僕へ殺意をこめて」第3〜5話 ミステリードラマとしてはとってもおもしろいと思うんですけどね!

連ドラがひと通りスタート、あっという間に見たいけどもなぁとドラマ録画が溜まっていく💧TVerで見る人っていうのは1週間以内に見ているわけだから、見るドラマの本数は少ないんですかねー?とっても追いつかない。

自分はいまだ1話も見ずたまってるものもありますよ……。

 

そんな中、ちょっとためてしまいましたが、週末見たら面白くて3〜5話を一気に見てしまった「親愛なる僕へ殺意をこめて」。

視聴率はどんどん落ちてるそうで、裏の「ファーストペンギン」にダブルスコアらしいです。

けど、自分は面白いです!

逆に「ファーストペンギン」は2話で脱落。なんでだろう?主人公のキャラがダメかなぁ。おっさんズもダメだなぁ。やっぱり森下脚本なんか合わないなぁ。奈緒の演技もあんまり好みじゃないかも…。

 

で、略して「親僕」ですが、息つく暇がない展開でサスペンスとして目が離せなくて、先の展開もめちゃくちゃ気になる。

もちろん欠点はあります。

よくある、事件を進めるために警察が妙にポンコツとか川栄李奈演じるメインヒロインがほぼ空気とか。

それでも面白いのは、テンポが良くて目が離せない展開と、ドラマ好きに挑戦状を叩きつけるような胡散臭いキャスティングです!

山田くんが今のところほぼ二重人格のもう一つが出てこず、いたいけな大学生を本当にいたいけに演じてるのだけれど、その周りにいる人間が怪しすぎる。わかりやすい悪キャラの尾上松也以外はわりとちゃんとしたまともな人な感じで出てきてますが、俳優が怪しい!

彼女が門脇麦、養父が遠藤憲一、刑事の上司が高嶋政宏、過去の事件の被害者遺族が佐野史郎

いや、どいつもこいつもぜーったい裏があるよねという役者ばかり。

なんなら刑事の桜井ユキも怪しいぞ。

よく怪しい役をやっている俳優がいると、結局その人が予想通り犯人だったなーとキャスティングで展開がみえてしまうけれど、このドラマの場合誰もが怪しくて絞れない。

そして期待通り、5話までみて門脇麦はやっぱり門脇麦だし、佐野史郎はやーっぱり佐野史郎でしたー!やったー‼︎(笑)

 

物語は5話で冒頭起こった現在の殺人事件の犯人が明かされひと段落、6話からは過去の連続殺人の真相を追う展開になっていくようだ。

山田くん演じるエイジの父親役が早乙女太一なのがこれから生かされてきますなー。

楽しみ!

 

……とはいえ、相変わらずグロ描写がなかなかキツくて「なぜこの内容をプライム帯でやろうと思ったよー!」と毎回ツッコみたい💧

いや、初回がいちばんキツかったし、さすがにモロなシーンは避けてるけど匂わせだけで充分怖い💧そしておそらくそういうの好きな人には物足りないのだろう。

そもそもが地上波向きじゃないし、そりゃ視聴率とれないよなーと思う。

家族で見るなら「ファーストペンギン」ですよ。

 

でも意外と面白いし、俳優もみんな胡散臭くていいのでちゃんと見てもらえるといいなぁと思います。

 

 

「エルピス」第2話 いい俳優が揃い過ぎててワクワクする

あー、もう先が気になってドキドキする。

月曜のこの時間はリアタイ難しいので火曜視聴になってしまう事もしばしば。

普段はあまり気にしないけど、このドラマはネタバレ踏まないよう慎重に一日を過ごし、火曜帰宅後大急ぎで見ます。

 

見ていてずっしり感じる「マスコミ」に所属する人達のジレンマ。

「マスコミ」というのは一つのものではなく個々の集合体で、その中にいる人間はそれぞれ考えが違う事を改めて思う。浅川が伝えてきた事を実際のニュース映像を使っていたけどこのくらいのことをしないと腹がくくれないんだろう。

そういえば絶対やると思ったけど、初回放送のあとラジオでナイツ塙がTBSの出水アナウンサーをイジっていて、出水アナはサラッと交わしていたけど、路チュー云々よりもいちアナウンサーとしてどう思ったのかなぁというほうが興味ある。

「エルピス」のプロデューサーは元TBSで出水アナと年も近いから、直接面識はなくても存在は知っているかも。自分のTBS時代の経験を参考にしてるそうだし、「報道のTBS」のアナウンサーとして本音はどうなんだろう?

言わないだろうけど。

 

と中身にも興味はつきないのだけど、とりあえずこのドラマは俳優がいいですね。

長澤まさみはもちろんだけど、こんなに女にモテそうな鈴木亮平は初めて見たぞ!(笑)

いったいいくつ引き出しあるんだよー。

そして三浦透子を民放で見るのは初めてでドキドキするし、最近出てると大概そのドラマは当たりの岡部たかしとかね。

そんな中、2話から弁護士役で六角精児が登場。そもそもこういう頭使う系の役が多くないのだけど、普通に弁護士でびっくりした。

やっぱりこの人上手いんだなぁ。

小劇場系の俳優ってキャラが立ってて、映像での脇キャストではどうしても同じキャラ芝居を求められがちでこの人もそうなのだけど、今回の弁護士はそのキャラ芝居がいっさい無く、ただ普通の人権派弁護士としてそこにいた。

やっぱり残る人ってキャラだけじゃなく演技の技量がちゃんと高い。

六角精児のこういう演技を見られるだけでもこのドラマは価値があるなぁ

 

「エルピス」は制作陣の覚悟もさることながら、ミステリーとしてもちゃんと面白そうなので、変に色眼鏡で見ずに楽しんでたくさんの人に見てもらえたらなぁと思います。

俳優もいいし!

 

追記

一旦上げて後でみたら、一部消してしまったらしく迷惑メールばりの訳わからない文章になっていて、自分でもなんて書こうとしていたのかわからなかった…💧

こんなだったかなー?と直してみたけど、自分の記憶力のなさが恨めしい。

 

 

「舞い上がれ!」〜第25話 わーん、舞ちゃん飛んだよ〜‼︎

ついに、舞ちゃんが人力飛行機のテスト飛行にチャレンジ!

「飛んでる…」

朝から支度の手を止めて泣いてしまいましたよ〜💧

 

舞ちゃん18歳、福原遥に育ってからの毎日もうるうるしながら見ています。

朝ドラでは珍しいという大学生活。

確かに、自分が見た中では初めてかも。現代物でも話を動かしたいのか主人公割と早く社会に出ますしね。

これぞ「青春」だなぁと頷いてしまう。

好きな事があって、それを一緒に叶える仲間ができて、コツコツと積み重ねて実現を目指す。

言葉にすると一言で終わる地味な作業をドラマとしてみせてくれる脚本と演出の上手さに嬉しくなります。

そうなんだよねー、大学生活なんてあとで考えれば何にもしてないようなものでも、その中にいるときは毎日頑張って楽しくて大変だけど楽しくてたまらなかった。

それを毎日舞ちゃんが見せてくれて、とうにその時期を過ぎた人間を懐かしくさせてほろほろしてしまう。

うう〜、いいなぁ。

 

ドラマ的な派手な展開は無いので「地味でつまらない」と否定的なコメントも見るけど、そういう好みの人がいるのもわかるけど、自分はこの普通の毎日をちゃんとドラマとして見せてくれているのがとても好きです。

サークルのメンバーについても、大きいエピソードも少ないし紹介はサークルの加入時だけなのに、ちゃんとどういう人で何をしたいのか見ていてわかるように作られている。

これって地味だけど難しいことだ。

特に代表の鶴田先輩なんて、文化系サークルの代表ってこういう子がなるよねー、っすごくわかる。いいやつ!

 

そしてそんな舞ちゃんの日々の努力が積み重ねた先の初めての飛行を見届けたとき、自分ももうサークルの一員と化していました。

あー、こういうのがドラマ見る醍醐味ですよ!

舞ちゃん頑張ったー!

先の展開からしても大学編はそう長くないのだろうけど、その短さすらも青春って感じでうるうるします。

あー、来週も頑張って!

都のパートナーシップのニュースで「きのう何食べた?」のことを考えた

11月に入りました。

今日から東京都のパートナーシップ制度がスタートです。

 

実は10月に「事前申込みスタート」のニュースを見るまで、東京都でパートナーシップ制度が始まる事を知りませんでした。

うーん、ホント最近は情報偏るなぁ💧

テレビのニュースを見ると旧統一教会関連のニュースとウクライナ情勢ばかりが目に入るし、ネットニュースだと普段見ないジャンルのニュースが本当に入ってこない。

ざっと何があるかを知るには紙の新聞って便利だったんだなぁと改めて実感。これが多分デジタルだと同じことなんだろうし、どうしたものか?

 

で、このニュースを見て最初に思い浮かんだのは「きのう何食べた?」のことでした。ちょうどその少し後に新刊20巻が出ましたしね。

結構前のエピソードで、シロさんが同性愛者ではないかとうっすら気づいていたマンションのオーナーさんが、パートナーシップ制度のある渋谷区に引っ越してしまわないか心配するというものがありました。

そして最近では50代後半に突入したシロさんが自分の遺産をケンジに残すために自筆遺言書を作ろうかというエピソードで、養子縁組をするのはどうか?と話すシーンもありました。

結局、現行の法律では一度戸籍上親子になるとその後籍を抜いても婚姻は出来ないので、先々同性婚が認められた時に結婚できないのは嫌だとケンジが反対して終わります。

きっとこの先のエピソードで絶対にこの都のパートナーシップ制度について触れてくるでしょう。シロさんとケンジがどのような道を選ぶのか興味深いです。

 

自分は異性愛者だし、身近に同性愛者なのをオープンにしている人もいないので、同性婚については自分ごとではないです。

けれど、だからこそ自分に特に不利益もないこの制度がなかなか成立しない事に日々イライラさせられている。

安倍晋三が死ぬまではこの件への圧力は日本会議によるものだと思っていたけれど、それだけじゃなかったということが明らかになって、いまだ杉田水脈のような差別主義者を守り続ける自民党のことは1ミリも信用できないけれど、これたけの逆風が吹いていればもしかしたら成立に近づけるかもとほんのり期待したりする。

そんな折に東京都という一番大きな自治体がパートナーシップを採用したのは弾みになるだろうか?

毎年きちんと年をとるシロさんたちが60代になる頃には同性婚が認められればいいなぁと思います。