温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「最愛」 第1話  あー、吉高由里子にもってかれたー!

見終わってまず思ったこと。

吉高由里子、ヤバいよ!」

 

リアタイできなかったので、翌日録画視聴したので、すでにいくらかは感想を目にしてました。

松下洸平を褒めるものが多くて、でしょうねーと思ってました。そして確かに良かった。

と言うより、「スカーレット」以降外した事は無いのでは?

それがいざ見たらもちろん松下洸平はすごくいいのですが、冒頭とラストでもう全て吉高由里子に持ってかれました。

凄いよー!

 

いやそもそも上手い人だし、好きな方の俳優さんではあるんですが、「花子とアン」以降は等身大のいわゆる「アラサー女子の仕事と恋愛」みたいな仕事が多くて、安定してるけど突出したものもないというイメージでした。

それがなにこのファムファタル感……!

なんというか、本気出してきた?

 

現在と15年前を行き来しながら、ある殺人事件を巡って、刑事になった大輝と事件の重要参考人となって再会した、彼の最愛の女性梨央と、彼女を守る弁護士の加瀬の物語。

すっかりブランドになった新井プロデューサー&塚原監督コンビで、期待しかない。

ドラマファンの間ではこのコンビのサスペンスといえば「Nのために」が人気のようですが、見てないんですよね…。あんまりドラマ見る気力が無かった頃で。湊かなえに怯えてたのもある。

 

ナレーションは松下洸平の大輝の目線で入る。

この朴訥というのか、普通のお兄ちゃんの魅力を引き出せるのが松下洸平ならでは。

そしてもう何より吉高由里子にやられました。

過去シーン、高校3年生時代を吉高由里子でそのまま始まるので、最初は「え?」って思ったんだけどそれも一瞬、前髪作るとかっていう若作りを特にしてなくても、18歳にしか見えない。

何の影もなく、好きな人の試合を見に自転車をかっ飛ばして、勝利の喜びのあまり皆んなの前で告ってしまおうとする無邪気で天真爛漫な18歳そのもの……!凄い‼︎

冒頭、連行されながら微笑む現代の梨央とのギャップがありすぎて、いったい何があってこの天真爛漫な子がこうなるのか…と興味を惹かれる。もうここで罠にハマってますね。

 

思い合っていたはずの梨央と大輝がどうして別々に生きることになったのか、そして15年の時を経ての再会と、まさにつかみはバッチリの初回でした。

それにしても吉高由里子が良すぎる……。

やっぱり上手いわー。

 

吉高由里子のエピソードでいろんな意味で面白かったのが、「てるてる家族」で上野樹里と共演した岸谷吾郎が弱小事務所の上野樹里を評価して自分の所属してるアミューズに誘ったのだけど、事務所に恩義を感じてる上野樹里が断ったら、アミューズがそこの所属タレント全部まとめてその事務所ごと引き取ってその引き取ったその他大勢の中に吉高由里子がいた、という話。

上野樹里には確かにその価値があるけれど、そのおまけの中に吉高由里子がいたとか大当たり過ぎでしょう!ラッキー。

あと色々闇も感じるんだけど(笑)

それくらい中々出てこないレベルの俳優だなと思います。

 

梨央の弟・優の子役が初めて見たけど上手くて可愛かったのでチェックしてみましょう。

口元にほくろがあったので、これは大人役の俳優さん合わせかなと思ったら高橋文哉くんでした。よく出てるなぁ。

ゼロワンの時にまだ10代なのに最初から上手くて感心してたら、その後の仕事ではちゃんとイケメンなので驚く。ゼロワンの役はちゃんと美形を感じさせないキャラだったので、将来に期待。よく見ると凄く可愛い顔をしている。

 

それにしても、事件の夜のシーンはベタですけどめちゃくちゃドキドキしましたよ。

あんな男子寮にあんなかわいい女子高生入れちゃダメですよお父さん!迂闊すぎ‼︎

…とつい声に出してしまいました💧

思うツボ。

 

塚原監督の画面は本当に美しくて、岐阜の田舎の眩しさと都会のコントラストが眩しい。

サスペンスの初回としてのつかみは王道展開ですがしっかり、そして何より吉高由里子だけで見る価値がある。

今夜の2話はぜひリアタイしたいなぁ。

期待大です。