温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「舞いあがれ!」 第112話 それこそ悠人、桑原脚本はやっぱりいいなぁ

先週のモヤモヤを残したままの月曜日、さてさてどうだろう?と支度をしながら視聴。

タイトル前の雰囲気で「お、これは」と思ったらやはり桑原脚本。よかったー。

なにがどうとか上手く説明できないけと、なんとなくわかるんですよね。

 

「舞いあがれ!」は時々ガツッと時間がすすむ。

今日も1日で大展開。

先週金曜に妊娠がわかった舞ちゃん、本日出産からの一ヶ月後の夫婦二人三脚の育児開始、そして時は流れ、生まれた娘の歩ちゃんは2歳。

そして、ばんばが倒れたという連絡が。

桑原脚本のこういうところが結構好きです。

出産とか初めての育児のバタバタとか、ありがちに力を入れるようなエピソードをサラッと流しベタで盛り上げない。あえて普段の何気ない様子をキッチリ描く。

この淡々とした雰囲気こそ「舞いあがれ!」なんだよねー。

 

そしてもう一つの大展開。

ついに久留美ちゃんと悠人が交際をスタート。

いやーこれが正に悠人という感じで、桑原氏さすがと思いました。

 

大人キャストになってすぐ、「この2人なにかあるのかな?」と思わせるシーンがありながら、途中久留美ちゃんに別の彼氏ができ、悠人の方は大きな事件があり、中々関係が進まない。

どう考えても最終的にはくっつくのだろうけども、この悠人がどうやって女性に告白をするのかが想像がつかない。

では久留美ちゃんからかと考えても、彼女も自分からは動けなそう。

さてどうするのか。

 

たまに会えば飲むという関係のままの2人だが、久留美が長崎に行くことが決まり、それを知った悠人が舞たちとの送別会に現れいきなり言う。

「俺とつきあわへんか」

「もうたまたま会われへんのやろ」

「じゃあ計画的に会うしかないやん」

いやー、実に悠人らしい。

なんという合理的な交際申し込みだろう(笑)

この色気の無さがすごくキャラに合っていて、さすがだなぁと思った。

桑原脚本はいつもその人がその人らしく動いていて、ご都合での謎の行動というのが無いのでリアリティがあるのだ。

うーん、先週とはうってかわって素晴らしい告白でした。

やっぱり桑原脚本はいいなぁ。