朝ドラも容赦ないですが、ラジオはもっと容赦なく、パッキリと新番組に切り替わります。
先週までのはなんだったんだというくらい。
伊集院光のらじおとが終わった時もあれだけ騒ぎになってもその後はわりとアッサリ。
まあだから覚悟はしてました。
1週間経って改めて思いました。
「本当に『たまむすび』終わったんだなぁ」
と。
私はやっぱり赤江さんが好きだった。
ラジオに何を求めて聴くかは人それぞれだと思いますが、自分はその人の話が聴きたくて聴くんだと気がつきました。
「たまむすび」を聴くきっかけは「重版出来」でした。
ドラマが面白くてTwitterで感想を見ていたら
「漫画家さんは『たまむすび』リスナーが多いから赤江さんの出演が嬉しいんじゃないの」というものがありました。
伝説の「あなた、いいガイドブックがあったわよ」ですね(笑)
それでその、漫画家さんに人気なラジオとは?と検索して「たまむすび」を知りました。
お笑いに情熱のない自分ですが、その当時旅番組などで見かける華丸大吉になんとなく好感を持っていたので、
「博多大吉がパートナーにいるのなら聴いてみようかな」と思ったのです。
赤江さんについても「モーニングショー」をやってた人かー、くらいの知識だったし、4人のパートナーについても「存在は知ってる」くらいでした。
それがこんなに心の支えになるとはなぁ。
その頃ちょっとしんどい事があって仕事中もうっとくるような時があったけど、そういう時赤江さんの明るい声が本当に助けになった。
モットーの「何も残らない放送」とは本当にその通りで、どうでもいい話しかしてないのに聴き終わったあとなんだか楽しい気持ちだけが残る。
パートナー陣の技量ももちろんありつつ、赤江さんがいるからこその「たまむすび」だった。
そして芸人に興味の無かった自分の中でパートナー陣がそのまま好きな芸人になってしまった。
新番組が普通に始まって、とりあえず1週間聴いてみて「あー、自分はもういいかな」って普通に思った。
別に赤江派だとかそういうことじゃなく、そもそも自分がラジオを聴くのは「この人の話を聴きたいか」なので、あんまり興味湧かなかっただけだ。
こういうのは本当に1、2回聴くとわかってしまうのが不思議。
4月からの新番組だと、あのちゃんのANN 0なんかは「あー、好きかも」と思ったので、考える事じゃないんですよね。
そもそもTBSラジオの午前中からの帯番組の流れはどうなんだろうと思った。
3番組ともメインパーソナリティに曜日がわりのパートナーで、ありがちな生活情報に当たり障りのないメールテーマを募集する番組になった。
8時半から3時半まで全部同じ調子なのはそもそもキツい。
元々番組を全部聴いていたのは「たまむすび」だけで、あとは特徴のあるコーナーをピンポイントで聴いてただけだけど、これはもう時計代わりにもツラいなぁ。
まだ「生活は踊る」の相談コーナーは特徴あるけど、「らじおと」の時のアイデアの面白いコーナーとか「たまむすび」の無茶振りメールテーマとか、特色の強いものが全部なくなって、特にニュースとかに特化してもなく、ベターっとした放送を何時間もはキツい。
まあ、仕方ないけどね。
赤江さんが休みたいなら仕方ないし、無理強いはもちろんしない。
いつかまたラジオをやりたいという気持ちでやれる体勢が整う時を待っていましょう。