温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ブギウギ」 1ヶ月半の放送期間を残して飽きてきた

「ブギウギ」欠かさず見てます。

ですが、全く感想書いてませんでしたね。

そんな感じです(笑)

それでもあさイチの朝ドラ受けはちゃんと見てますし、結構楽しんでました。

ですが、このところちょっと、うーん、なんか飽きてきて。

スタート当初「傑作の予感!」みたいな記事を結構見て、「そう?」と思ってました。

自分はそこまでガッツリはハマらないなぁと。

でもまあ見るの辞めるほど破綻してないし、やはり草彅剛が上手いし、見続けてました。

ですが、1ヶ月半も残した段階でなんだか飽きてきて。

どうしてでしょう?

 

1番の要因は趣里の演技です。

登場当初から変わらない。

大阪制作の大阪出身主人公ということでコメディパート多めですが、スズ子のずーっとおんなじノリツッコミに飽きてきました。

受け方もずーっと一緒。

ちょっと口角を上げて目をばちくりして受ける。

ずっとずっと同じ顔。

 

現在スズ子は 30代半ばかと思いますが、10代の頃から、芝居も変わらずメイクも変わらず、スターになったとて家が豪華になるとかもなく、ずっとずっとおんなじ。

それでも戦時中は戦争の描写、愛助との恋愛パートはそれなりの恋の盛り上がりと毛色が変わりましたが、肝心の「スター歌手・スズ子」のシーンは全然変わらない。

歌う曲が変わるだけで、さほどレッスンに苦労するでもなくただ歌いこなす。

なんか困っても羽鳥先生がその場に合ったステキな曲を提供してくれて、それを歌えば万事OK。スズ子は羽鳥先生の楽器のひとつかな?という。

戦前も戦後も先生がくれた曲がヒット。

たまにバージョン変わってタナケンが指導してくれたりもする。

でも、本人の成長は特にない。

 

また、朝ドラの女の人生の描き方にもモヤモヤ。

モデルの人の人生での1番の盛り上がりエピソードはシングルマザーになるまで経緯なわけで、そこを盛り上げるのはわかる。

けれど、いざシングルで歌って育てるでー!となったとき、「愛子がかわいくて離れとうないから」と稽古場に連れ込み、度々稽古を中断させる。

はぁ?ってなもんですよ。バカにしてる?

モデルの人がそうしてたのかもしれないけど、少なくとも舞台には連れて上がれないのだし、稽古中に子守をつけるのすら嫌がるなんて、ただのプロ意識のないワガママでしかない。

子守はつけてくれるっていうのを断るのよ?

こんなんでスズ子の愛子大事の気持ちを表してるのなら脚本家が頭悪すぎる。

とにかくいつもいつも、いかにもな朝ドラあるあるで、スズ子は何にもせず周りが全てお膳立て、あげくのこのワガママ。

なんなの?

 

そしてタイ子再登場も朝ドラあるあるご都合偶然ですよねー。

元々大阪に住んでた人とぐーぜん東京で再会。

これを多用する朝ドラはすべからくつまらなくなる。「カムカムエブリバディ」もそれでがっくり。

脚本家の下手くそさがありありとわかる。

 

このドラマでよかったのは、なんといっても草彅剛の上手さを堪能できること。

上手いのをわからせない上手さというか、普通にそこにいる。

ちゃんと存在感ありつつ、でも主役を食わずに引き立てる。コメディパートとシリアスパートのなめらかな行き来ぶり。

すごいなぁと。

あとは、お仕事抑えめにしてる小雪を久々にちゃんと見れたら、これまでの「ザ・美人女優」じゃない大阪のおかみさんを貫禄たっぷりに演じていて感動。

いくつになっても人間は進化する。いい俳優さんだなぁと。

 

まあ、モデルの人の人生が朝ドラにするには意外とネタが少なかったってことなんだろうとは思うけど、まだこれだけの期間を残してドラマの盛り下がりを見せてしまったのはなんだかなぁと思います。

ここまできたら見届けるけど、気持ちは既に次の朝ドラへ…、というより4月からBS再放送枠で「オードリー」をやるというのでそちらに大期待!

みたかったんですよー!

主演の人が引退してるので難しいのかな?と思ってたけど、大河に合わせてきたのかな?

総合の夕方再放送枠もなくなるかもしれないし、こちらの安定再放送枠が楽しみです。