温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

もう来ないかと思いました、アベノマスク

5月28日木曜日、記念すべき日です!

ついに届きましたよ「アベノマスク」‼︎f:id:mokamaru:20200528235534j:image

いや、マジで来ないんじゃないかと思いました。

一応うちは東京23区内なんですけどね、昨日か一昨日のニュースで「東京は9割配布済み」と言うのを見たので。スルーされたかと(笑)

ちなみに特別給付金の申込書は先週来てました。

この愚策が発表されたのが4月1日だったかな?ほぼ2ヶ月ですよ。

馬鹿らしい。

緊急事態宣言も解除されましたね。

 

見た感じ思ったよりはサイズあるかな?

約135mm。女性なら問題なさそう。

と思ったけど一般的な不織布マスクと並べると小さいな。

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これで縮んだら厳しいかも。

どっちにしても使いません。

もう使い捨てのマスクでも結構売ってるし、布マスクも充実してますから。

寄付もしません。

これは世紀の愚策の記憶としてキッチリ保存しておかなくては。絶対に忘れないよ。

そして通気性のいい夏向け布マスクを買おうかなー。暑くなってきたし。

そう、ぜーったいに忘れないぜ!

「エール」〜第43話  こういうご時世だから、こういう感じがウケるのかなぁ〜?

新番組って、なんだっけ??……と言いたくなる昨今、朝ドラは新旧2本とも毎日見てます。

見てます〜。そこそこ楽しんでます。

……そう、そこそこ、なんですよねー。なんでだろう??

数年の朝ドラ歴の中で耐えきれず「見ない!」と見限ったものもあるし、どーっぷりハマって1日に繰り返し見たものもある。

「エール」はまあ、朝バタバタしてて見そびれたら夜見ればいいやって感じ。とはいえ欠かさずは見る。

前作の「スカーレット」は傑作だと思ってるけど、派手なエピソードが無いせいか視聴率はパッとしなかった。

「エール」は当初はその影響で低かったけど、志村けん登場辺りからぐんと上がってきて中々の高視聴率だ。それはきっと何となく明るい感じなのが、このウツウツとしたご時世に合ってるんだと思う。朝にはやっぱりこういう明るいのがいいんでしょう。

でも、ちょーっと物足りないんだよね。

 

なんというか、展開がお約束。

こういう結末に向けて今週は進んでるからこうくるかな?というのが思った通りに進む。

ドラマのお約束って加減が大事だと思うけど、それがちよっとお約束に寄りすぎかな。
週の頭にフリで「今週はこういうお話です」ってあって、たぶんこれはこういくためだろうなってエピソードがあって、そうして思った通りのまとめがくる。
まあ、そのやり方がハズし過ぎてはいないのでちゃんとドラマになってはいるんだけどあっさり感は否めない。
裕一と音が子供のころ偶然教会で会っていたのも「あとで絶対気が付くんだろうな~安直」と思っていたらその通りだったし。
でも、大半の人は朝はこういうほうがいいと思ってるんだなぁ。だから視聴率もいい。
ま、自分の好きな朝ドラはだいたい視聴率さほどでもないから(笑)

 

あとは、う~ん、主人公夫妻が魅力的に見えないんだよね~。
窪田正孝二階堂ふみも上手いから見れるけれども、裕一も音も周りがそんなに手助けしてあげるほどの人間に感じない。
裕一は苦労知らずの坊ちゃんなだけで、それを指摘されて傷つく描写はあるけれど、じゃあそれでなにか学んだかというとそうでもない。
そして無駄に恵まれた裕一に対して、その屈折をぶつけてくる人達がどうかというと、そっちも掘り下げるわけでもなくほったらかし。ダンスホールの踊り子さんも弟も。
「恵まれてることに裕一は気づいて反省しましたよ~」っていうのを見せるためだけの要員。特に弟のほったらかしぶりはちょっとなぁ。
裕一が叔父の後継ぎとして養子になる、というエピソードはモデルの人には無くドラマオリジナルのようでやっぱりと思った。あきらかに裕一が傷ついてこの場を出るためだけのエピソード。
「とにかく裕一は後継ぎさえ作ってくれればいい」という祖母の言葉を立ち聞きして裕一は傷つき、それが東京行きのきっかけになる。
けれど見てる側からしたら「そりゃそうだ」としか思えない。裕一はまともに働いてるどころかさぼってる描写ばかりで、仕事にやる気がないところしか描いてない。
それで跡取りとしての期待がもたれてると思っているなら裕一は傲慢すぎる。
さすがに後々出てくると思うけど、福島の実家や叔父の家のことをほったらかしすぎてもやっとする。このドラマには裕一がいる場所以外は存在終了しているみたいだ。
音楽に打ち込んでいる描写もあまりないので、なぜ皆が裕一を大切にするのか、ちょっと納得いかないんだよね。

そして音。

二階堂ふみに合わせたのか、我の強いキャラクター。正直かわいくない。
気が強いのが悪いのではなく、品がないのが嫌なのだ。
モデルの人の妻だった人は明るくてポジティブな人だったようだけど、なぜそういうキャラ付けじゃだめだったのか?気弱な夫にしっかり者の妻にするにしても、あそこまでガラの悪い攻撃的なキャラじゃなくても作りようがあったのでは?
二階堂ふみのこういう役はもともと苦手なのでどうもしんどい。
自分は「女は結婚しなきゃなんておかしい」と言っておきながら、姉と喧嘩した時の悪口が「嫁き遅れ」と叫んだのにはぞっとした。醜い・・・。
やりたいことを突き通すキャラと上品さは両立すると思うんだけど。
とにかく音が苦手なのだ。

 

そして他のキャラもパターン通り。
音の音楽の先生のおねえキャラとかは「はいはい」と思ってしまったよ。
芸術系=おねえってのも、もうやめたら?
今週は椿姫のヒロインを目指す音がその気持ちをつかむためにカフェーで働いて、お約束通り客とトラブって、そしてヴィオレッタのごとく鉄男のために身を引いたカフェ店員のおねーさんを見て気持ちを学ぶんだよね。わかってました。
というかね、視聴者に説明するためとはいえ、椿姫のストーリーをわかりもせずオペラのヒロイン役をやろうっていう音って何様なんだ?
そもそも、これでヒロインの気持ちがつかめてヒロインオーディションに音が勝ったら、もうこのドラマはあかんでしょ。
学年1番の夏目さん役の人が初めて劇中で歌ったとき、見ていて素人ながらおおっっと思った。上手い!声の響きとか広がりとか、ながらでドラマ見ていても上手いのがわかる。
二階堂ふみは女優としては歌上手いんだろうけど、根本の技術がレベル違い。
「歌はこころ」とかいうのはある程度の技術があっていうことで、このレベルの差の歌を聴かせておいて音が受かるのは無しだよ~。頼みますよ。

 

全体にコメディ調で、喫茶店夫妻の突然コントとか、演出が浮いてるところもけっこう気になる。
この先モデルの人は軍歌をたくさん作ることになるのだけど、はたしてそこのところにきちんと向き合う気がこのドラマにはあるんだろうか?
ここまでの展開だとちょっと不安。きれいきれいでごまかしそうな気がする。
比べるものではないとはいえ「スカーレット」で芸術家の業というものをしっかり見せられたあとだと、主人公夫妻の音楽への思いがいまいち伝わらない。
そこまでやりたいように見えないんだよ。
出演者はみな達者だし、まだまだ半分にもいかないのでこれからの盛り上げに期待して、まだまだ見続けるけどね。
いい方の裏切りを期待してます。

箕輪厚介のセクハラについて、能町みね子の記事を読んだら泣きたくなった

もうね、ほんとうんざりだな、と。

こういう、仕事で成功して社会的な地位をもった男が、立場を利用してセクハラするっていうニュースが定期的にでて、またこれが毎度毎度被害女性が非難されて、やった側がのうのうと過ごしていて終了、っていう展開にマジで反吐が出そう。
先日のナイナイ岡村の件は自分も非難したけど、具体的な被害者がいるわけではないのに比べれば、こちらは明確に被害者がいるのに扱いの軽さがむかつく。

まあ世間の大半が顔がわかる岡村に比べて、ある世界のみの有名人って強いよなぁ。ニュースバリューが低いという強さ。腹立つ。
しかし、この記事がでた翌日に何事もないかのように出演させた「スッキリ」はなんなんだ?加藤浩次も偉そうにしてるなら、こういうやつに突っ込めや!

こういうセクハラ野郎はもう、思想の右も左もジャンルも問わず、どの世界でも上下関係さえあれば出てくるのがほんとしょーもない。

しかも「一億円プレイヤー」とか言っておいて、おそらくさほど高いわけでもない原稿料も払わないとか、ケチ臭いなぁもう。

 

で、そんななか能町みね子ツイッターで記事を書いたと上げていたので読んでみた。
被害者A子さんと箕輪厚介のLINEのやりとりを読み解いたと言うのだけど、それを読んだらそのA子さんの必死さをひしひしと感じてしまって泣けてきた。

ざっくばらんで一見親しげなやり取りだけど、能町みね子の読み解き通り、彼女はなんとか近寄ろうとする箕輪厚介を不機嫌にさせずに断ろうと苦心していて、きっと仕事をしっかりやりたいだけなのに、なんでこんな苦労をしなくてはいけないんだと思っているんだろうなと思った。

このやりとりを見て彼女のそういう気持ちがくみ取れないなら、相当に読解力が低いし、おそらく箕輪厚介もわかってるけど、彼女が強く出られないのはもっとわかってるから読み取らない、というのが想像できてしまうのがなぁ。くずだな。

 

少し前ツイッターのある女性のアカウントで「自分が怒ることの必要性を初めて知ったのは高校生の時痴漢にあったとき」と書いてるのを見て、「あー、おんなじだ」と思った。

自分は田舎の高校生だったので、通学電車もさほど混まずのんびり生きていたけれど、大学に入って東京に来てからは結構な頻度で痴漢にあった。あるとき耐え切れず反撃して、そいつは警察に捕まって、おまわりさんが「大変だったね」と言ってくれて、泣いてしまった。そうやって、「怒らないと身を守れないことがある」ということを知ってしまった。女性の場合、こういうきっかけは多いんじゃないだろうか?
ましてやA子さんのように、女性というだけで怒ることもできず、余計な労力を払った上に、勇気を出して声を上げたらクズどもにハニトラ呼ばわりされて後悔しかねないことになってるのが、お約束過ぎて辛い。

箕輪厚介も「トラップ」とか、信者を煽るようなツイートで逃げてないで、やってないならきっちり戦えよ!

ああ、自分に力があれば、彼女を助けられる力があればなぁと思うと泣ける。

なんの解答も出ないことが切ない。

しんどいなぁ。

 

追記

ツイッターで文筆関係の女性が何人も自分の同じような体験をあげていて、つくづく闇だよなぁと鬱々とするわ…

CSで一挙放送「探偵が早すぎる」、全開コメディでめちゃくちゃ楽しめる〜♪

相変わらず「MIU404」が始まらないどころか、始まったドラマもどんどん止まっていくという、ドラマ好きとしては一体どうすればいいのやらという毎日。

再放送ドラマも興味なくはないけど、何となく気が向かず録画が溜まる一方。

やっぱり、これから初出し!という新ドラマのワクワク感が欲しいんだよね。あー、淋しい。

 

と思っていた土曜日、CSの日テレプラスで「探偵が早すぎる」の一挙放送があるのに気づく。

これ、確か評判良かったんだよね〜と思い出しとりあえず全部予約。

そしてとりあえず1話見てみるかーと思ったら、もうね、止まりませんでした。

週末で全10話一気見です!

久々になーんにも考えずに楽しめたかも。見て良かったー。いい時間の無駄遣いしたなぁ〜。

 

「探偵が早すぎる」は、子供の時に母を亡くし、家政婦の橋田と暮らしていた大学生の一華がある日突然存在すら知らなかった父親の遺産を相続することになるところから始まる。その額5兆円!そのため父親の兄弟達、大陀羅一族から命を狙われるが、それに対抗すべく橋田が依頼した探偵千曲川は全ての犯罪を未然に防ぐ、「早すぎる探偵」だった。…というお話。

 

千曲川滝藤賢一、一華が広瀬アリス、橋田が水野美紀

毎回大陀羅一族が差し向ける殺し屋を千曲川が見抜き未然に防ぐ。そして「カエサルのものはカエサルに!」の決め言葉と共にやり返す、というのが基本パターン。ミステリーとしては「犯人押さえたらなら警察に突き出せば終わるんじゃないの?」とか素朴なツッコミもあったりとまあ普通だったりもするんだけど、とにかくコメディとしての出来が素晴らしい‼︎

なので細かいことは気にせずワクワクと先が楽しめる。

そもそも遺産が「5兆円」とかなに⁉︎小学生の「いっぱい!」みたいな単位がいいよねー(笑)

千曲川と橋田が変わり者でそれに振り回されて一華がドタバタさせられるのだけど、3人が全力で振り切って演じていて、息もぴったり。

美女という設定なのに振り回され役の広瀬アリスがよくまあここまで、というほど変顔をやり切っていて笑いが止まらない。

女優としては広瀬すずの方が自分は好きだし、主演としても向いてると思うのだけど、美人だけどすずには無い絶妙なゴリラ系感が武器になっていて、何をされても痛々しさが出ないのが「コメディエンヌ・アリス」の強み。

 

また出てる人が隅から隅までハマっていて面白い。

滝藤賢一水野美紀はもう安定のプロのお仕事。

「美食探偵」で初めて知った佐藤寛太が一華の憧れの同級生役で出てるのだけど、普通の男の子感が上手く出ていて凄くいい。

それと同級生の女の子友達2人との学食でキャッキャしてるシーンがいつも「女の子グループのただ楽しい感」で癒される。

犯人側では残念なイケメン担当桐谷蓮とか、初めてちゃんと演技見たら凄くよかった前田公輝とか、若手まで外し無し。

命を狙われる話なのに未然に防ぐから人は死なないし、犯人側は基本おバカで、ヒロイン側はみんないい人なので見ていて気持ちいい。

もうひたすら笑って笑って突っ込んで、あっという間に見てしまう。

そしてCS放送なので、本放送時にHuluで公開されたチェインストーリーも見れたのだけど、こちらはアドリブ感満載の楽屋落ち感がひたすら面白く、俳優陣の素が見れて楽しい。

 

木曜深夜12時過ぎで、しかも深夜なのに1時間という放送枠なので毎クールほぼ見そびれていたのだけど、こんな良作があったとは……ウカツだった。

自分はコロナではそう影響受けてない方だとは思うけど、それでもやっぱり何か鬱々としてたんだなぁと、このドラマを一気見してめちゃくちゃ笑ってなんだかとってもスッキリして思った。

もうただ楽しかった。色々考えさせられるドラマも好きだけど、こういう俳優や演出の上手さとチームワークで見せるコメディもいいなぁ、やっぱり。ドラマっていいですね!

 

あまりに面白くて本編は10話まで一気に見てしまったけど、このあとはまだスペシャル前後編がとってありますよー。

また週末に楽しもうっと。絶対まとめ見しちゃうし。

楽しみ〜。

見る機会があったらみんな是非見てみて〜‼︎

 

 

もしや、沢田研二が再々々……ブーム来る?(笑)

「志村さん映画 代役に沢田研二

という見出しがネットニュースに出てた。
一瞬、「え~?代役立てず収録分だけで対応するって言ってなかった?」と思っちゃったけど、それは「エール」で、これは映画「キネマの神様」のことなのね。

へ~、上手いキャスティングだな~。確かにこれは全方位納得できそうな代役だ。
志村けんに見劣りしない大物感、普段露出の少ないゆえの特別感、主演にふさわしい存在感と演技力、これを思いついてこの短期間で成立させた製作者すごいなー。
最近は気難しくて仕事を選ぶ人のイメージになってる沢田研二も、「志村けんの追悼」ということなら(言い方悪いけど)納得いくお仕事だろうし。
山田洋次監督の方も(これも言い方悪いけど)、遺作になってもおかしくない作品で力を入れていたのに残念なことになったので、こういう代役なら意欲も増しそう。
そもそも菅田将暉が年取って志村けんになるんだったら、沢田研二のほうが説得力ありそうだし(笑)

おそらく朝ドラ好きなら現行の「エール」とBS再放送中の「はね駒」のリンクを思い浮かべるでしょう。というか、映画製作陣もそこからの発想もあったのでは?ちょっと話題になってたしね。

自分もちょうど、「はね駒」を見ていて「スター・ジュリー」というものについて考えたりしてたので興味がわいてきました。

「はね駒」は明治時代に元武家の家庭で生まれたヒロインりんが、広い世界を知りたいと女学校で英語を学び、女性記者の草分けとして成長する物語。
沢田研二は初回から登場する、りんの憧れの人。
元武士で腕が立ち知識も豊富、キリスト教の布教をしながら女学校で教師をしているので英語も堪能、女性の自立への理解もあるという完璧超人。もちろん男前で女生徒たちの憧れの的。う~ん、少女漫画的(笑)

父親は維新の際に幕府側で戦った武士で、小学校を卒業したら親の決めた許嫁に嫁にいくはずだったりんに、違う世界があって、それを選んでいいんだよと教えてくれたのが沢田研二演じる松浪先生。だから、視聴者にもそれを納得させるだけの存在感が必要。
「はね駒」は1986年の作品なので、当時沢田研二は30代後半くらいかな。
そうか~、そういう時代だったのか~と思って面白く見ていた。

沢田研二グループサウンズブームの時代の大スターだったのはもちろん知ってるけど、自分が知ってるジュリーはすでに「ゆるっとした(失礼!)おじさん」でしかなく、よく比較されていたショーケンに比べると、どうも魅力が理解できなかった。
何しろ星野源のルックスが好きなので(笑)、いわゆる甘い顔とか濃い顔が得意じゃなくて。
以前何かで、ショーケンがかっこいいおじさんとして認知されてるのに対してジュリーがそうでないのはなぜか?というような記事を読んだ。まあ、なかなかに失礼な記事なんだけど(笑)
その記事でなるほどと思ったのは、ショーケンの魅力は木や岩のようなもので、それに対してジュリーの美しさは花や果物のようなものだと解釈していたこと。

時の積み重ねが魅力となっていく木や岩と違い、花や果物は一瞬だからこその美しさだと。結局失礼なんだけど、まあ言いたいことはわかる。人間の魅力のタイプもいろいろだ。
けれど、数年前に沢田研二がライブドタキャン騒動を起こしたとき、叩く報道ばかりのマスコミに対して、当事者であるファンはけっこう納得していて、なんかわかるな~と思った。
スターが全盛期のときに好きになったファンって、ある種のフィルターがかかっていて、ずっといつになってもそのスターが輝いて見える。もちろん総数は減るから出役としての売り上げはピークより落ちて、「終わった」と言われたりするけど、ずっとついてくるファンって絶対に残るんだよね。
トップをとるスターっていうのは例え一瞬でもそういうものがあるんだと思う。
「わがまま」「こだわりすぎ」と叩かれたけど、それこそが「スター・ジュリー」のあるべき姿でそれが好き、というファンがたくさんいて、幸せな構図だなぁと思って見ていた。
「はね駒」を見ていて、残念ながら自分にはやはりそのジュリーの魅力はピンと来ないんだけど、きっとあの時にもジュリーを応援してたファンの人達は、この再放送を毎日楽しみに見てるんだろうなぁと想像するとほっこりする。
そんなことをこのところ毎日考えていたので、「キネマの神様」の代役の話は、ファンじゃなくても「おお~っっ!」と思ってしまいました。

 

「はね駒」では現在松浪先生にフラグが立ちまくっていて、突然亡くなるんじゃないかとハラハラしてましたが、幸い倒れただけですんでホッとしてます。
「憧れの人」ポジションなので、前半で出番は終了しそうだけど、どこまで素敵ポジションを上げ続けるのかがとても楽しみ。
今週は「エール」に志村けんの出演シーンもあって、くしくもジュリーと立て続けで見れたりするのが、切ないんですけどね。
でも、いい代役が決まってよかったです。

これを機に沢田研二が露出増えると面白いかもしれないなぁ。どうなるかな?

 

追記

と、思っていたら本日第48話で松浪先生は学校を辞めイギリスへ行ってしまったよ〜💦

全体の3分の1が進み、りんの初恋の相手として少女期との別れと共に去っていくのはわかるけど、わかるけど、わーん。

再登場あるかしら……?

とにかく、ネトウヨのやりくちにウンザリしたことだけは覚えておかなくては、と思った。

最近楽しいこと書いてない。
だから、「MIU404」が始まらないからだー!!ううう、哀しい💧
このままだと「罪の声」の公開にも影響出るんじゃないだろうか?……ツラい。

で、本日も嫌な気持ちになった。
でも、最近はそう思ったことを書き留めておかなくては、と思うのでとりあえず覚え書き程度だけど書いておく。
ブログをけっこう続けているので、定期的に「1年前の記事」のお知らせが来る。読み返してみるとびっくりするくらい覚えてなくて面白い。
なので、うまくまとまらなくても記録しておくのはいいのかもと思ったので。
そういえば1000記事になったらなんか書こうかなーと思ってたら、全く気付かずずいぶんと過ぎてた。迂闊。そんなもんかwww

ツイッターのトレンドで(しかし、この書き出し多いなぁ~。頼りすぎだわ)「#福山哲郎議員に抗議します」というタグがトレンドに上がっていた。
立憲民主党幹事長の福山議員が専門家会議副座長の尾身氏を国会で恫喝したのでそれに抗議する、というものだった。
まず浮かんだのは「またか~、迂闊だな~」という感想だった。
前日まで「#検察庁法改正案に抗議します」のタグでのツイートが470万件になったことでニュースでも取り上げられるようになってたのになぜそういう迂闊なことするんだ?と思った。福山議員がその件で安倍総理に「公務員定年延長は反対してません。検察官定年延長の条項だけ外せばいいのでは?」ととてもまっとうな提案をしているところをニュースで見たのでなおさら「バカなのか?」と思ったのだ。

立憲に限らず、野党はそういうやりとりが素人が見ても自爆してるなーと思うことが多くて、だから支持されないんだよね~と思ってる。この件では共産党の議員が「小泉今日子さんやきゃりーぱみゅぱみゅさんも賛同してる」と言ってて「アホなのか?」と思ったのがあったし。そういうのは「470万件の賛同があった」と言うべきじゃないの?著名人だろうが専門家ではない、いち有権者なのだし。

で、その「恫喝」動画を上げてるツイートを見てみたのだけど、何度見てもどこが「恫喝」なのかわからなかった。確かに口調は強めだけど恫喝というレベルでは全くない。「恫喝」って言うから、某麻生副総理くらいの下品なのを想像してたのにこれくらい国会中継じゃおとなしいほうでは???

なのでちゃんと月曜の国会中継を見てみた。う~ん、やっぱり全番組録画って便利(笑)
そうしたら尾身氏への恫喝なんかまったく無かった。
ツイッターで指摘している人が言っていた通り、尾身氏が答弁に出ようとした際に安倍総理が不規則発言をしたのを止めたもので、おそらく尾身氏も自分に向けたものではないとわかってる様子。元ツイートの動画ではその部分を少し切っているので尾身氏に向けたもののように見えなくもない。
そして、「可能性は否定できないんだろ!」「話を短くしろ!」と恫喝したと文字で書かれているけど、実際には口調は強くてもですますで言っているし、話を短くというのも持ち時間の制限があったのと、尾身氏の回答が福山議員の質問と噛み合っていなかったから。

う~ん、すがすがしいほどの動画編集によるお手本のような印象操作だ(笑)
そしてそのフェイクツイートに乗っかって、ネトウヨがはしゃぐはしゃぐ。
それだけならともかくネットニュースにまでなってるし。もう絶対元の国会中継見とらんやろ~!それで20万以上のツイートとか、確認もせず何かに乗っかって叩きたいだけの人間がたくさんいるよ💧
ああ、ほんと民衆って操られやすいわぁ~。何目線だ(笑)

いや、自分も元番組聴かないで「岡村気持ち悪い」と書いたの反省して、次の週の謝罪&矢部登場の回はちゃんと聴いてみたんですよ。なので今回もよくわからなかったから元を確認してみたし。

そして、嫌~な気持ちになりました。

 

「#検察庁法改正案に抗議します」のタグでは、まさかの一水会まで賛同という展開に驚きつつも面白いなと思ったんです。だって、当然加藤登紀子も賛同してたし。共産党も。

思想がそれぞれあって、それでも個々の案件で「これは同意する」「これは違うと思う」とちゃんと意見が言えるのが基本でしょう?

この件で「#尾身先生を応援しよう」というタグが上がってて、キモっって思いましたよ。いや、専門家会議の代表として来てるんだからあれこれ突っ込まれるのは当然でしょ?子供のおつかいじゃないんだから。そこの感情論おかしくない?
尾身氏が世界で尊敬されてるとか経歴がすごいとかフォローする人いるけどそれ関係ないし。あきらかに質問と回答がずれてたんだよ?

福山議員については昨日存在を知ったくらい不勉強だし、過去にそこそこのポカはあるようだけど、今回のは「#検察庁法改正案に抗議します」の件の意趣返しなのがありありと透けて見えるもんなー。本当かはわからないけど帰化した人だという情報も見たので、そこもネトウヨは気に食わないんでしょう。

そして、星野源にのっかってもらった「いいね」35万件は「いい反応を頂いた」といって、定年延長に抗議の470万件は「民意と感じない」と言える菅官房長官以下、政権の皆さんは「35<470」という簡単な算数も出来ないの???

ああ、なんかもっとちゃんとまともな論戦をみたいんだよー。

結局気に食わないやつを叩くための方法を探しあってるだけなのがほんと気持ち悪い。
そしてマジでなぜネトウヨがそこまで安倍総理を持ち上げるのか、ほんとにわかんないんですよ。だって説明もしない記録も残さない、基本中の基本もできない、じゃない、やらない卑怯者ですよ?なんの魅力があるの???

正統派右翼はあれこれ否定してるのに〜。
教えて、おじいさ~ん!

 

情報というのは本当に諸刃の剣で、そして意識してないと簡単に騙されるんだと改めて思いました。

いったい自分はこれからどうしたら、こんな嫌な気持ちにならなくて済むのか、ちゃんと考えないとと思ったので、忘れないように書いておきます。

「糸井重里ですら」というのに爆笑しちゃった

新聞で見て以来ず~っともやもやと引っかかっていた「黒川検事長定年延長問題」。

世の中がコロナ一色になる中、どさくさ紛れに定年延長法案審議入りのニュースを見てイライラしていた。

テレビのニュースを見ても全くやっていないし、ネットニュースですらほぼ見かけない。ツイッターで書いている人を見かけるくらい。

まったく、現政権の唯一の良い点は自分のような人間にも「何かしなくちゃ絶対にまずい!」と思わせてくれるところだよなー。ネット署名に参加したりくらいしか思いつかず、ずっとじりじりしていた。
同じくどさくさで審議入りしている種苗法について、柴咲コウツイッターで反対をしたのに、しばらくしたら削除されていてざわついていたし、中々に闇が深い。

星野源が巻き込まれたときもそうだけど、大手のCMに出てるような著名人はなかなか個人の意見を言えないんだろうし。柴咲コウは独立したからそのあたり融通が利くようになったのかしら。

 

そんな日曜午後、放置していたスマホをみると、ツイッターが大盛り上がりだった。
「#検察庁法改正案に抗議します」のタグが著名人の間で投稿が相次いだという。

へ~と思ってタイムラインさかのぼると、確かに普段政治ネタにふれないような人達がたくさん参加している。なんだろう?何がきっかけなのかしら?
さすがにネット記事にもなっていたので読んでみたら、8日夜にある会社員女性のツイートから始まったそうで、大きくなるときはなるのね~。今日には470万件にもなったそうで。

公共放送なのになぜか取り上げるニュースが偏っているNHKでも7時のニュースで取り上げた!とツイッターがざわついていて、またもやもや。そんなこと驚かれてるってどうなのよ。

そんな中見かけたツイッターについ爆笑。

糸井重里ですら抗議するレベル」だってwww
確認してみたら、確かに糸井重里も「#検察庁法改正案に抗議します」のタグつけてツイートしてるよ~!!あの体制寄りセレブおじさんが!日々「お上に逆らうな」って内容のつぶやきしてるのに。おーこれはこれは。しかし「糸井重里ですら」って例えがこんなに面白いとは。

 

この盛り上がりは興味深いですが、その一方で見ていてイラっとすることもいろいろとある。

著名人がツイートしてるのに対して、「そんなこと言うなんて嫌いになった」ってリプがつくのはもうお約束で、まあだいたいそういうこと言うのはファンでもなんでもないんだけど、いやがらせのクソリプが大量につくのを見るとほんと腹立つ。
しかもそれが特に女性に対してひどいとつぶやいてるのを見て、ほんとそうだなと思った。
若い人だと、きゃりーぱみゅぱみゅ秋元才加城田優が賛同してるのだけど、人格否定みたいなクソリプは女性の2人に対してのほうが圧倒的に多い。

だからネトウヨ嫌いなんだよ!まあ、ネトウヨなんて思想でもなんでもなくてただのクソ荒しとしか思ってないけど、ネトウヨってほぼ女性蔑視がイコールになるからなー。あー腹立つ。

ツイートをいつも面白く読んでるSNS有名人の女性がやっぱりこの件に賛同してクソリプが大量に来たと言っていて人のことなのにイラついたわ。
女性という理由だけで相手を見下す人間の言うことがまともなわけないし。反対意見ならちゃんと聞くだろうけど、意見になってないものなんかただの荒らしでしかないもんね。あーウザい。

 

自分は別に右でも左でもないし特に支持政党もないから、別に自民党でも公明党でも共産党でも、まともにやってくれればどこでもいいんです。単に今の政権がまともに動いてると思わないから不満を言うだけ。
今回の件に賛同している著名人でもそう言っている人は結構いるけど、それに対して「不満を言う=パヨク」って叩くしかできないネトウヨとか、ほんっとにクズだなとしか思わんよ。
そういう連中が騒げば騒ぐほど、今までそういうことに触れてこなかった中立の人を動かして逆効果だと思うけどね。バカだな~。

賛同している人を無知扱いしてバカにしてるけど、この件に対してはたくさんの専門家も異を唱えてるのだから、じゃあその人たちより詳しいんかい!と言われたら答えられるのかしら?もうちょっと考えてやったほうがいいんじゃないの。浅さがすでにバレてるなー。

 

ずっともやもやしていたことが動き出して正直驚いてる。結局このままいってしまうのかなと思ってた。この盛り上がりは一時的なものかもしれないけど、こういう動きがあったことは事実だものね。
なにしろ「糸井重里ですら抗議」してるのだから。
せめてちゃんと追っていかないとと思う。