温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「舞いあがれ!」 〜第51話 あーもう、脚本が桑原氏に戻るまでジッと耐えるしかないのか〜⁉︎

「舞いあがれ!」相変わらず欠かさず見ております。

そして、ここは黙っていようと思っていたけれどもう耐えられん!

「一刻も早く桑原亮子氏に脚本担当を戻してくれ〜‼︎」

いや、ホント!

 

桑原氏から嶋田うれ葉氏に変わって2週、さらに佃良太氏に変わって1週、つくづく「ドラマっていうのは脚本が命!」なんだなと思い知らされる。

前にハリウッドの映画制作の段取りとしてまず大量の脚本の中からこれというのが選び抜かれると言うのを聞いた。

どんな名監督でもダメな脚本からは絶対にいい映画は作れないということだった。

 

うん、ですよねー。わかるわかる。

「舞いあがれ!」でそれを実際にわからせてくれました。

そういう意味では、交代1話目で視聴者をざわつかせ、3話目でヘイトを集め、1週で「脚本家でドラマは全く違うものになる」のを知らしめてくれた嶋田氏はある意味凄い。

で、たった2週で愕然とさせて次の佃氏に変わってもまた改善一切無し。

凄いよ、ホント。

 

朝ドラヒロインの難しいところは半年という長丁場を引っ張っていかないとならないこと。

なのでどうしても能動的なキャラになりがち。

「べっぴんさん」の主人公は内向的で受け身なキャラで珍しいなと思ったけど、本人動かなすぎて耐え切れず脱落した。

それなのに「舞いあがれ!」は決して行動的ではない主人公でも周りの人を含めて丁寧な描写をすることでドラマを成立させていて、「こんな朝ドラも作れるのか」と感動していたのだ。

 

交代後すぐさま制作チームから「ストーリーは桑原さんの使ったベースの展開に合わせて進めています」という言い訳コメントが出たけど、結局脚本って描写やセリフ回しに個性が出るわけで。ストーリーが同じなら同じ物になるなら、原作物なんて誰が描いても同じという事になってしまう。

バードマン編までのあの丁寧な、でも余分のない描写は桑原氏ならではのもので、あとの2人にはそんな能力なかった。

毎日「あああ…」とうるうるしながら見ていたものが、週末挟んでツッコミドラマに変身していたこの哀しみ、なんとかしてくださいよ!

 

そしてすっかりベタなドジっ子ヒロインに貶められた舞ちゃんが、昭和か!というベタエピソードを繰り広げさせられる屈辱の日々。

あの地道にコツコツと道を歩んでいく子はどこにいってしまったのか。

挙句、下手なドラマの常套手段、意味もなく敵を作って盛り上げるというクソ展開。

大河内教官は吉川晃司の提案で言葉遣いを丁寧にしたそうだけど、たとえ言葉が荒くてもやってることが至極真っ当で、学生達が敵視するのがアホにしか見えない。

噂話ばかり信じて内容も考えないバカばっかりですよ。

「ちむどんどん」で噂だけで「オーナーは横暴!みんな言ってる!」とのたまったバカ暢子と同レベル。

クズすぎる…。

 

水島学生が落ちたのも、一緒に乗っていた柏木はちゃんと理由を見ていたし、そもそも「水島学生は努力していた」と訴えられても、視聴者はヘラヘラしていたところしか見せられていない。そりゃ落ちるだろとしか思えない。

吉田学生の母親問題も中澤学生の離婚問題も、「とりあえずなにかトラブルエピソードで盛り上げよう」という意図が丸見えでげんなりする。

 

そして柏木学生にいたっては、試験で同席しただけの舞に「もう会うことはないだろう」と見下して数ヶ月後には告白ってアホなのか?

無駄に上からで、勝手に舞の教官交代まで検討して、空気の読めない独善キャラ。

よく比較される「カムカムエブリバディ」の松村北斗と比べて、しょーもない役貰っちゃったなぁという感じ。

 

もう不満がたまってたまって、おそらく年明けには桑原氏に戻るだろうからと我慢していたけど、さすがにもう耐えられん!

グチ吐かずにはいられないよー‼︎

予告の感じでも、航空学校編は年内には終わるだろうし、そこから果たして舞はパイロットになるのか、なってもならなくても、桑原氏なら立て直してくれる!……そう信じて年内はジッと我慢するしかないんだなー。

がんばれ!自分‼︎(笑)