温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ちむどんどん」〜第35話 善一さんは比嘉家のシモベかな?(笑)

気づけばもう7週目の「ちむどんどん」。

そういえばまともな感想書いてないですね。

世間的には賛否両論というか、否が多めかなー?という感じですがちゃんと毎日見てますよ。

ドラマとしての出来やキャラの魅力はともかく、「それはないわー」とツッコミを楽しんでます(笑)

あの、「まれ」に似ていると叩かれ始めていて、自分もそう思うのですが、なんとなく憎めないなぁと思っているのはおそらく子供の頃の暢子のキャラの明るさがまだそのままドラマ全体の印象として残っているからです。

そして子役の稲垣来泉ちゃんが好きだからですね。回想ではなく過去シーンとしてまだ登場があるのが大変嬉しいです。

 

朝ドラとして、子役時代から本役になった途端雑さが目立ってきて残念だなぁと思うところはたくさんあります。

朝ドラを見るようになって何年か経ちますが、お金の描き方が雑なドラマは絶対つまらなくなるなぁと思ってます。

朝ドラって生活を描くものなのでそこ本当に大事。貧乏な主人公ならなおさらです。

具体的なお金の描き方で時代感もわかるし。

ひよっこ」の前半で主人公みね子がささやかなお給料から仕送りして少しづつ貯めて、思い切ってブラウスを買ったり、洋食を食べたりというのが凄く好きだった。

 

そういう点で「ちむどんどん」は確かに酷い!(笑)

言われてるように、子供を他所にやらなきゃ生活できないほどだったはずなのに、それを取りやめて何事もなく7年が過ぎ、中卒も珍しくない時代に4人全員高校に行けるっておとぎ話ですよね。

頻繁にバスで名護に行ったり、ニーニーに有り金持ち去られたのに、銀座への電車賃やペペロンチーノの材料費や沖縄への電話代やらどこから出たんだよーというのもあります。

あちこち借金作って全然返してないからねー。ある意味ムテキです。

 

と、雑ポイントばっかりの「ちむどんどん」ですが、現状一番ツッコミたいのは善一さん早苗ちゃん親子の扱いですね。

スタート時から7年経って本役に変わった時、ざっくりとした状況説明がありました。

共同売店代表の善一さんの奥さんが亡くなったので、暢子達の母・優子が手伝うようになった、と。

それ見た瞬間、

「お母ちゃんに仕事を回すために早苗ちゃんのお母さん殺されたよー!」

と思わず声に出してしまいましたよ(爆)

 

とにかくこの前田親子は比嘉家のためにだけ動いている。そして雑に扱われている…。

早苗ちゃんは優雅に料理部部長とかやってますが、小学校の運動会に来た感じだと一人娘な感じ。という事は現在父ひとり子ひとり?

じゃあ家事は誰がやってるの?出てこないけど実はおばあでもいるの?

そして共同売店って売り上げ分配するっていってたけどそんなに収入あるの?

娘を東京の大学にやったり、一流店でご馳走してあげるお小遣いをあげられるの?

そして暢子の就職も良子の縁談も紹介して全部ドタキャンされてるけどなぜ怒らないの…??

名前通り善人過ぎるよ…。

 

こういう、主人公たちのため「だけ」に動かすご都合キャラが出てくるともうドラマは厳しいんだよねー。

うーん、確かに「まれ」と同じ、主人公にだけ都合のいい夢の世界と化してるなぁ。

そもそも貧乏設定なのに東京と沖縄2拠点でドラマ進めると、移動ばかりになって「どこでもドアがあるんかいっ!」てスケジュールで動き始めますからね。

というか既にね。

銀座で8時から 1 1時まで働いて、いつ鶴見の下宿先のお店を手伝うのかよっていうね。

こういうところも「まれ」に似てます。

 

結局、良子の結婚もまえふりがグッダグダ長くてやれやれでしたが、ジョンカビラが言うような「誰も想像しなかった展開」なんか起こりませんでしたよ。みんな分かってた。

優柔不断なダメ男だけど博夫なんだろうなって。この展開必要?

 

そしてペペロンチーノ対決も予想通りというか。

絶対オーナーの方が美味しいんだけど、なんだかんだでクビにはならないよね。話終わっちゃうし。

大城オーナー「横暴なオーナー」という説明になってますけど、いやこれは菩薩ですよほんとマジで。

 

こうしてますますヘイトを集めていく暢子と比嘉一家ですが、なんかに似てるなぁと思ったら、少年ジャンプの主人公ですね。

天真爛漫という名の暴君ですよ。

マンガだと笑えるけど実写で俳優が演じるとキツイなぁ。黒島結菜ちゃんを心配する大吉さんの気持ちもわかります。

でもまあこれはルフィで悟空だと思えばね、なんて事はないですよ。ははは。

 

今は朝余裕がないので、録画して夜夕飯を食べながら見て、ツッコミつつ笑うというのが「ちむどんどん」の楽しみ方になってます。

また稲垣来泉ちゃんがでるかな?

それがたのしみさー。

 

今年もイヤーブックがやってきました!

宅配業者さんからのメールが届いて、「おっ!いよいよね」と思っていたら届きました。

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今年もきました、星野源イヤーブック。

もう6冊目です。あっと言う間ですね。

表紙の写真撮ったのですが、あんまり良くないかな?と思って、裏表紙の一部を。

箱を開けたらこちらが上になって入っていて「えっ?真っ白?」と驚いてしまった(笑)

毎年情報たーっぷりで堪能するのに時間がかかります。

最近はちょっとエンタメに対しての意欲が下がり気味であまりドラマも消化してないのですが、こちらは別腹。

と言っても「 17才の帝国」はキッチリ見てます!感想 1話づつ書きたいわと思って書きかけですが💧あー、色々言いたい!スムージーバンザイ‼︎とか(笑)

SPY×FAMILY」はまだ 1話も見てません💦

先日のメイン声優さんがくる前に 1話だけでも見たかったのだけど。がんばるー!

そういえば映画「おばけずかん」の主題歌担当が発表されましたね。

少し前「星野源の曲が遅れてて発表出来ない」という叩き記事を見ましたが、本当に主題歌星野源だったのねー。

「夫婦共演」とか言われてますが、映画の進行から考えると、依頼された頃はまだ結婚発表前なのかな?2020年と言っているし。

でもまあそれはどちらでもいいんですけどね。

先日「シン・ウルトラマン」を見に行ったら(凄く良かったー!こちらも感想書きたいのだけどね)予告が入ってて、もちろん主題歌か無かったので「本当に星野源が担当で本当に遅れてるのかしら?」とふと思いましたが、少なくとも主題歌担当は本当だった。遅れてるかはもちろんわかりませんけど。

しかし、あまり興味の湧かない映画かなー💧ジュブナイル物とは言っても、予告でビビってしまったし💦ビビりなので。

 

イヤーブックは毎年のお楽しみではあるのですが、すぼらな人間としては自動更新のファンクラブでもいいのになと思ったり(笑)

星野源の意図はよーくわかるのですが、昔うっかり支払い忘れて会員失効したことがあって。

メールで連絡もありますが、迷惑メールが多くてチェックもサボりがちで。

佐久間さんもだけど、星野源とかも忙しいのにちゃんとエンタメチェックしていて凄いなぁと思います。時間の使い方が上手いんだなぁ。

先日の「ダヴィンチ読んで」トークとか、星野源のこと書きたいことたくさんあるのに書けてなくてなんかストレス💧

とりとめのない星野源トークが楽しいのに中々できなくて。

上手く時間を使えるようになりたいです。

 

ということで、イヤーブックが届くと、自分がファンになってこれだけ経ったのだなぁとちょっと感動します。

また今年も楽しませてください。

よろしくお願いします!

 

 

 

こ、小林麻耶、大丈夫なのかー⁉︎

ネットニュースを見ていたらこんな記事が。

 

小林麻耶、 國光真耶への 改名発表  映画で 女優 活動 本格 スタート」

 

色々とゴシップネタになりがちな彼女ですが、何となく様子は知っているくらいの関心しかないのです。ですが「女優」と言われるとちょっと興味が湧く。

なので「どれどれ?」と記事を読んでみました。

 

小林麻耶が、寺西優真と大村崑のW主演映画「SPELL~呪われたら、終わり~霊能者・馬飼野俊平の事件簿シリーズ」にて女優活動をスタートさせることがわかった。同作の出演を機に「國光真耶」(くにみつ・まや)に改名する。」

 

なんだかビミョーそうな映画……。主演の寺西優真って聞いたことあるようなないような…?

と記事の画像を見ると見たことあるなぁ……

そうか、これだー‼︎

 

mokamaru.hatenablog.com

 

謎のシンガーを主役に謎の作家が作演出する謎ドラマ。この主演の人だ!
もちろん監督も同じ。
まだ脈々と続いていたのね。。。。
しかも「馬飼野俊平の事件簿シリーズ」って、「シリーズ」ってことはたくさん作ってるの?謎の世界。。。。

W主演で大村崑がでるそうですが、そういえばドラマでもちょっとお久しぶりのそこそこ大物がけっこう出てましたが、どういうつてで頼むんだろう?

 

そして小林麻耶、こんなところに足突っ込んじゃって大丈夫かー!?
本当に女優をやる気ならちゃんと考えて~!!

どう考えても小林麻耶知名度を利用しようっていうだけだよね。

 

この人の最近のごたごたについては正直わからないし、どこに味方をしようとも思わない。
「洗脳されてる」とたたかれてるけれど、前に松坂慶子の父親が亡くなったときに出た記事で、松坂慶子が結婚した際に知名度も収入も低い夫がさんざん「財産目当て」「売名」と言われていたのが、実は娘の収入に頼っていた父親が言わせていたというものがあった。
この手のことは本人たち以外はわからない。
YouTubeでの場当たり的な攻撃についても、実際の動画を見てないし見る気もないのでどうかもわからないし。

ただ、超高倍率のキー局アナウンサーになり、しかも人気もあって実家も裕福で、一般人から見れば選ばれし人なのに、いったいなんでこうなってんだ?と思う。
真面目に言っちゃうと、本当に女優を目指すなら明らかにネックは声なので、きちんとレッスンしたほうがいいですよ。
ただ、あのドラマの棒読み軍団を見ると期待はできなそう。

なんかね~、いろいろもったいないね。

あの驚きの発表から一年ですか

昨日、Twitterを開いたらトレンドに「#ガッキー」とあった。

何か新作発表かなー?と見てみたら、ああ、あの衝撃の結婚発表から1年だったんですね。

もうそんなに経ったのね〜、早いわ〜。

 

あの日はテレワークで1人で家にいて、スマホに入った速報を見て「えええ〜っっ!」と思ったものの、話す相手もなくて1人でワタワタウロウロしたのでした。

それからもう1年か。

その後Twitterで、あのタイミングに喫茶店にいて、速報にどの席からも「えーっ⁉︎」って声が上がって店内に一体感が生まれたというつぶやきをみて、「いいなぁ、自分も誰かと分かち合いたかった」と思ったのでした。

 

1年経って思うのは、念入りに準備した発表が上手くいったんだろうなぁ良かったな、という事です。

2人とも、思った以上に仕事に影響なくやっていけているように見えるので。

もちろん、当初「同居してないらしい」という記事が出て嗅ぎ回られたようで、途中から星野源が結婚指輪をするようになったりとかしてたので、本人達はそれなりに大変だったのでしょうけれど、ファンとしては仕事のやりようがどちらも変わらずでホッとしてます。

 

結婚報告を鶴瓶さんにしたとき「これで彼女は自由になれるね」と言われたと星野源が話してましたが、それは本当によくわかる。

ある意味神格化されてしまっていたので、これで楽になって、またいい仕事をしてもらえればファンとしてはありがたい。

毎週釘付けで見ている「鎌倉殿の13人」でも三谷幸喜からもお墨付きを頂いたので、今度は三谷幸喜コメディの舞台に出ればまた新たな境地に行けそうだけどなぁと期待したり。

現実になってもチケット取れそうにないですが(笑)

大河スタート時、以前より少しほっそりした感じだなぁと思ったら「劣化」というお約束のたたき記事が出てたのですが、鶴瓶さんが言ってたのはこういうことだろうなぁと思うと「まあいいや、言わせとけ」と思えます。

 

いまだにあの2人の生活が全く想像できないのですが、星野源がたまにチラッと話す生活エピソードで、「楽しそうに暮らしてて良かった」と心から思います。

そう、きっといい「暮らし」を一緒にしているんだと思います。

 

これからも2人のファンではあり続けるので、いっぱい話して笑って元気に暮らしたいってくれたらなぁと願っています。

 1日遅れてしまいましたが、幸せな報告から1年、ありがとうございました。

佐久間さんがよしながふみの「フラワー・オブ・ライフ」を紹介してました!

「たまむすび」内の箱番組で「GIFT~未来への贈り物~」というのがあります。

週替わりでゲストが来て、自分の人生に影響を与えた作品を紹介するのです。

月曜はそのゲストの紹介、火〜金は毎日1作品づつ紹介するのが基本ですが、先日出た小林聡美がずっと井上陽介奥田民生の話をしてたみたいに割とフリー。

映画を紹介する人が多いかも。

 

で、今週ゲストはテレビプロデューサーの佐久間宣行氏。

エンタメの帝王の登場に、おっこれはこれはと聞いていた火曜、一つ目に紹介したのがよしながふみの「フラワー・オブ・ライフ」の第4巻だった。

あー、もうこの瞬間に佐久間さんとお友達になりたい!と思ってしまいました。

 

元々お笑い番組はあまり見ないので、佐久間さんがラジオを始めた時、「なんかで名前は見た事あるかな〜?」くらいでさほど興味はなかったのですが、初回から「面白い!」とネットで話題になっていて、まだ聴けるからとタイムフリーで視聴。そして欠かさず聴くようになってしまい、その流れで「ゴットタン」や「あちこちオードリー」を見るようになるという、まさかのプロデューサー目当て視聴(笑)

ちなみに、なんで佐久間さんを知ってたかというと、NHKで年明けにこれからのテレビについて語る特番を毎年やっていてそれに出てたからでした。テレ東社員だったけど(笑)

 

佐久間さんに興味が湧いた理由は、いわゆる「名物プロデューサー」なのに本人のアクが強くないところ。

ちょいちょい見かけるその手のテレビマンって良くも悪くもキャラが立っていて好き嫌いが分かれるタイプが多い。

それにこれまで出てきた人達はテレビ全盛期を通ってきてるから、ちょっと俺様パワハラ女性蔑視傾向が透けて見えたりするのもあんまり好きじゃなくて。

佐久間さんは46歳で、イケイケな感じの世代と割とフラットな世代の境目の人なのですが、ラジオにゲストにくる芸人さん達もみな揃って佐久間さんの温厚さの話をするんですよね。

本人の話でも、若い時はテレビ業界のそういう体質にかなり参ってた様子ですが、そこで「上になったら俺もやってやる!」じゃなく「俺はこういうのはやらないぞ」と思える人だから今があるんでしょうね。

 

あとは、あらゆるエンタメに通じている佐久間さんの好みが、自分の興味あるジャンルだと「わかるー!」と思えるので好意的になってしまいます。星野源好きとかね(笑)

あと小劇場系の話もうんうんと思って聴いてます。

そんな中、「大奥」や「きのう何食べた?」の話でよしながふみファンなのも知ってはいたのですが、今回影響を受けたものに上げていたのが「フラワー・オブ・ライフ」なのがグッと刺さってしまって。

自分が初めて読んだよしながふみ作品が「フラワー〜」で、まさにこれでどっぷりよしながふみにハマり「大奥」も読み始め、コミックスも全部買い、過去の同人誌まで漁ってしまったんですよー!

 

「フラワー〜」は1年1ヶ月遅れで高校に入学した春太郎とそのクラスメイトや家族の 1年間の物語。色々あるけれど、まあ普通の高校生活の青春のお話。

これがねー、刺さるんですよー。

大きい事件もあるにはあるけど、ちょっとした出来事もよくわかる。

本の貸し借りで友人の機嫌を損ねてしまっただろうかと悩むとか、うんうんて思います。

 

で、佐久間さんのあげたのは4巻の物語のクライマックスのエピソード。

春太郎が友人の翔太と一緒に漫画を描いてデビューを目指す。手応えはあったものの、いざ出した賞には 10年に1度の天才と言われる逸材が現れさらわれてしまう。

おちこむ春太郎に翔太が言う。

「僕らは天才になりたいんじゃない、漫画家になりたいんだ。残りの9年の間にも漫画家になる人はたくさんいる。僕らはその中に入ればいいんだよ。」と。

若手ADで悩んでいた佐久間さんにこの言葉がとても響いたそうで、これはすごくわかる。

どんな業界でも「天才」と呼ばれる人はいて、そういう人と比べて「自分は向いてない」と思い悩むことはある。

でも、天才だけでは世の中は成り立たないんだよね。それ以外の人にだって役割りはある。というより、役割が無くてはいけない、というのがそもそも違う。どんなだって「青春」を楽しんでいい。

「フラワー〜」はそういう事を色々考えさせてくれる。

 

もちろん「大奥」とかも大変面白いのだけれど、これを上げてくる佐久間さんにますます好意を持ってしまったわ。

同じ物を好きでいてくれる人は好きになるよねー。

毎週楽しみにラジオ聴いてますが、最近多いゲスト出演、その中でもこの番組はわくわくします。

残りの回、何を紹介してくれるか楽しみです。

そして「フラワー〜」読み直そう。

泣いちゃうかも(笑)

「ちむどんどん」 〜第26話 まさか朝ドラで本宮泰風が見れるとは!

そういえばもう6週目だというのに「ちむどんどん」の感想をまだ一度も書いていなかったー!

いや、世間的には賛否分かれてるようですが、決して嫌いじゃないです。結構好き。

でもハマってはないかな(笑)否が多いのもわかる。

見ていて書こうと思った感想も色々あるんだけど、書き切るまでの情熱はないかも。

でもねー、これくらいの熱量の方が朝ドラはいいかも。

今は現行朝ドラの他に夕方再放送と朝のBS再放送の3本あってとても視聴が追いつかない。再放送は結局脱落してるし。

朝ドラに思い入れすぎるとバタバタしちゃうからなぁ、うん。

 

で「ちむどんどん」、ツッコミどころは満載ですが、というよりツッコミ楽しみドラマと化してますが、それはまた今度書くとして、本宮泰風ですよ!

前週のニーニーのボクシングシーンの後ろに映っているトレーナーらしき男性、これはまさかの本宮泰風ですか⁉︎

26話ではセリフもありましたよ!

なんとまぁ、本宮泰風が地上に、それも朝ドラに出る世界線があったとは!(笑)

 

芸能界最強の呼び声も高い本宮泰風、知ってる人は深ーく知っているけれど、知らない人は全く見る機会のない俳優さんですね。

代表作はやはり「日本統一」シリーズでしょうか?

小沢の兄いがすっかりバラエティの人になってしまったので、最後の砦と思っていたのに(笑)

知らない人に説明すると、Vシネのヤクザ者作品専任みたいな人ですよね。なのに松本明子の夫という。そして原田龍二の弟。いろいろ盛り過ぎ(笑)

 

確かにこのところ、このあたりの「Vシネ俳優」的な人が一般作品への露出が増えてるなぁという感じはありました。

去年、TBSラジオで「日本統一」の特番があって本宮泰風と山口祥行がCMいれてたのには「何事⁉︎」と思いましたよ。

「日本統一」はWOWOWでも放送してるし。

「ビザリーチ」のCMの山口祥行は見るたびにつっこんでしまうし、何と言っても本宮泰風「相棒」出演には驚きました。

まあいかにもヤクザっぽさを匂わせたい役柄とは言え「相棒」ですからねー。

そしてついに朝ドラとは…。

自分は「おー」と思うだけですが、ヤンチャ系ドラマのファンの人達はどうおもうのかしら?

「日和やがって!」と思うのか、それとも「出世したなぁ」と思うのか。

ちょっと聞いてみたい気がしますね(笑)

「17才の帝国」 第1話  こんな星野源を待ってました!

「MIU404」より実に2年ぶり、待ちに待った星野源出演ドラマ「17才の帝国」がスタートしましたー!

あー、長かったー、久しぶりの「俳優・星野源」ですよ〜。泣ける。

 

初回見てのアホな感想、

「こんな星野源を見たかったー!」

「そして、思ったより出番多い!嬉しい!」

です。

ホント、ダメな感想(笑)

 

ドラマの内容的には、いかにも、最近連発しているNHKのチャレンジ企画シリーズだなという感じで、地上波ではNHKしかできないなぁこれは、と思いました。

近未来を舞台にしたSFファンタジーというのはアニメでは良く見るけれど、実写でやるのはなかなか大変。どうしても安っぽくなるし。

そういう意味ではさすがNHKだった。

 

初回は設定と人物紹介を丁寧に。

と言っても世界観がしっかりしてるので単調にならずワクワクして見れた。

高齢化し生産性の落ちた近未来の日本、その状況を打破するためのプロジェクト「ウーア」。

AIが選んだ若者達に地方都市での仮想国家の運営を任せるというもの。

 

キャラ設定がとてもわかりやすい。

選ばれし若者達がいわゆる若き天才、政治家3世ときて、総理になったのは一見普通の 17歳というオチ。

そしてその彼に呼ばれた政治に関心がある以外はごく普通の女子高生の目線で進めるのも親切。

新プロジェクトを端から受け付けない高齢政治家達に、有能で腹黒な若手政治家。

わかりやすすぎな感もあるけど、5話しかない事を考えるとこれはありかな。

ただ天才タイプ2人、男子は飄々くんで、女子はバリバリ効率主義でキツめ、しかも同性愛者っていうのはちょっとなぁ…。偏見?

こういうときキツいキャラをショートカット女子にするのは偏りすぎかな。

 

そして我らが星野源はその「若手有能腹黒政治家」です!

一見柔軟で理解者に見えつつ明らかになんか抱えてる。ああ、星野源もこういう役が来るようになったのね…感涙。

スーツで登壇する姿は「いだてん」を彷彿とさせるけれども、あちらが爽やか真っ当エリートだったのに比べると、ちょいちょい黒さや野心が見えるのが良いなぁ。

こういう役が来るようになるって思うと、俳優さんは年を取るのもメリットだなと。

小柄で童顔だから若い時は小僧な役ばかりな感じですけどね、本当に若い俳優と並ぶとちゃんと大人なんですよね。

うんうん、素晴らしい!

星野源って芝居上手いのに、小劇場を通ってキャラ立ってる俳優にありがちで、キャラ芝居のみと思われてるふしがあるよね。

さらに音楽もやってるからか、演技が上手いのも歌が上手いのも認知度が低い感じ。

もっともっと星野源を見てくれー!(笑)

あー、待ったかいがあったいい役だわ。

 

ストーリーの方は、AIの扱いと主人公亜蘭が目指すクリーンな政治が可能なのかが軸でなかなか面白そう。あと4話でどうまとめるのかがちょっと心配ですが楽しみです。

他の出演陣としては、亜蘭の神尾楓珠と閣僚役の望月歩の共演に「アンナチュラル」勢としては沁みる。順調にキャリアを積んでて嬉しいわ。

ヒロインサチ役の山田杏奈はほーんと、良く出てるよね。モデル出身の長身美女俳優が多いので、「普通の女子高生」がハマるのが強みなんだろうなぁ。

ジジイどもの豪華キャストはさすがNHK

田中泯がどんどん演技が上手くなっているのが、人間の成長の終わりのなさを見せてくれて感動します。

 

という訳で、全5話と短いのが残念ですが、久しぶりの星野源出演作を堪能するぞー!