温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「舞いあがれ!」〜第55話 ああ、やっと、や〜っと魔の4週間が終わったよ〜💧

「舞いあがれ!」、先週で4週間にわたった航空学校編が終わりました!

「あー、やっと終わった〜!やったぁ」

ですね。

意外と短かったですけど。

どこかで高畑淳子が「年明けにはまたばんばも出ますよ」と言っていたので、年内は航空学校編に耐えなくてはならないかと恐れてましたよ。

やっと来週からは桑原亮子氏が脚本に戻ってくる!わーい🎉

ですが、このツッコミグズグスドラマを元に戻せるのかしら?舞ちゃんすっかりキャラ変してますし。

 

それにしても、「脚本協力」という立ち位置でリリーフに入っておいて20失点はしてくれたよねという嶋田・佃両氏はいま何を考えておられるのでしょうね。

そもそも、航空学校編は専門性が高くて調べる事が多いから脚本家を追加したとのことなのに、訓練描写はあっさり、昭和のラブコメと化していて、これだったら調べる担当だけつけて桑原さんに描いて貰えばよかったのでは?

人力飛行機の絵を描いてしまうほど飛行機オタの舞ちゃんが、1ミリも「飛行機大好き!」な様子を出さなかった航空学校編とはなんの意味があったのか。

そういう様子を入れておけば、着陸訓練が上手くいかず追い込まれる様がしっかり描けたはずなのに。

ヘタクソ過ぎる。

 

そしてなぜか柏木学生に告白されて「私も」と答えてましたけど、柏木に惹かれる要素ありました?ただの視野が狭くて懐の小さいやな奴じゃん。

なんかなぁ。

まあ、この感じだと一生のパートナーにはならなそうなので、そこまでをふまえてのキャラ付けなんだと思うんだけど。

 

なにはともあれ、やっと桑原脚本に戻り、これから社会に出る舞ちゃんはリーマンショックともぶつかってまだまだまだまだ色々あるでしょう。

この4週間は「うん、免許取ったね」で忘れておきます。

また懐かしい人たちも出てくるし。

期待してます!

「鎌倉殿の13人」 ついにラス前、本当に北条家のホームドラマだったなぁ

毎週釘付け「鎌倉殿の13人」、ついにラス前第47話までが終わりました。

あー、恐れていた日が、来てしまう‼︎

見たいけど、終わってほしくなーい💦

 

さてさて、見毎週見ているとすごくたくさんの事が思い浮かんで感想がとても話しきれないのですが、47話であの有名な政子の演説がついに登場。

46話で尼将軍になって、歴史疎い人間なので「そうか、実朝が死んだからだよね、そうだったー!」となんか感動。

地元近いので、源氏の正統が3代で終わり尼将軍誕生ということは史実として知っていましたが、その一言で終わってしまうような歴史の説明の間に、これだけのドラマが描かれるとは、やっぱり三谷幸喜すばらしい!ついてきてよかった……(感涙)

そう、地元近いので夏には頼朝行列見にお祭り行ったんですよね。

あれから随分経って、みんないなくなった。

まあお祭りの時には結構死んでましたけど(笑)

そして、先日のファンミーティングはさすがにフォローがあって、週末アーカイブが見れるようにしてくれたのでゆっくり見れました。

ありがとうNHK

オープニングテーマのオーケストラ演奏会とか、現場で聴いたら凄い迫力なんだろうなぁ。

そしてさすが我らが赤江さん、SNSの今回のイベント用のハッシュタグを考えてと言われて、江間次郎役の芹澤さんの明日の予定から「明日は原始人」という斜め上なコメント。

そう、当日そういえばそのタグ見たよ!なんだろうと思ってたら犯人赤江さんかー!さすがだよ(笑)

 

三谷幸喜が放送前「ホームドラマだ」と言っていましたが、本当にそうだったんだなぁと、ラス前で改めて思う。

政子の言動は一貫して家族のため、家族を守りたいから。

実衣を助けるため尼将軍になり、義時を守るために演説して坂東武者どもをまとめる。

すっかりダークになったように見える義時も、行動のベースは亡き兄宗時の「坂東武者の世を作り、その頂上に北条が立つ」という言葉を受け取った時から変わらない。

ダークな仮面を被りつつも義村の変わり身を知ったりと日々削られて、ついに被りきれなくなった素顔はかつての次男坊のままだった。

頼朝の死後、伊豆に引っ込もうとした義時を巻き込みひたすら裏仕事を背負わせてきた政子が、やっと姉として義時を守る時がやってきた。

おおぅ、正に家族愛。

 

こうやってみると北条家の人々のキャラ付けがホント「血縁!」という感じでたまらないですよね。

時政パパのお茶目さや愛嬌やいざという時の腹の座りっぷりは、宗時や時房が受け継いでいるし、泰時の生真面目さと頑固さは父義時と母八重から均等に受け取っていたり、意見が対立していがみあっても、ちょっとしたキッカケでケロッと関係改善したり、家族だなぁとクスッとしてしまう。

面白いなぁ。

 

そんな愛らしい家族を描きながら、時代の容赦なさを並行で見せる事で、この時代の人々も我々現代人と変わらないのだなと思わせる三谷脚本。そう、なんか現在の社会情勢を感じさせるところもたくさんあった。

シリアスで重い展開と愛らしい家族愛で毎週見ずにはいられなかった。

はぁー、それもそれも、あと1話。ううう。

自分はM-1もワールドカップも興味ないので、日曜は最終回に大集中!BSの6時でみますよ!

楽しみー!でもさみし〜💦

 

「舞いあがれ!」 〜第51話 あーもう、脚本が桑原氏に戻るまでジッと耐えるしかないのか〜⁉︎

「舞いあがれ!」相変わらず欠かさず見ております。

そして、ここは黙っていようと思っていたけれどもう耐えられん!

「一刻も早く桑原亮子氏に脚本担当を戻してくれ〜‼︎」

いや、ホント!

 

桑原氏から嶋田うれ葉氏に変わって2週、さらに佃良太氏に変わって1週、つくづく「ドラマっていうのは脚本が命!」なんだなと思い知らされる。

前にハリウッドの映画制作の段取りとしてまず大量の脚本の中からこれというのが選び抜かれると言うのを聞いた。

どんな名監督でもダメな脚本からは絶対にいい映画は作れないということだった。

 

うん、ですよねー。わかるわかる。

「舞いあがれ!」でそれを実際にわからせてくれました。

そういう意味では、交代1話目で視聴者をざわつかせ、3話目でヘイトを集め、1週で「脚本家でドラマは全く違うものになる」のを知らしめてくれた嶋田氏はある意味凄い。

で、たった2週で愕然とさせて次の佃氏に変わってもまた改善一切無し。

凄いよ、ホント。

 

朝ドラヒロインの難しいところは半年という長丁場を引っ張っていかないとならないこと。

なのでどうしても能動的なキャラになりがち。

「べっぴんさん」の主人公は内向的で受け身なキャラで珍しいなと思ったけど、本人動かなすぎて耐え切れず脱落した。

それなのに「舞いあがれ!」は決して行動的ではない主人公でも周りの人を含めて丁寧な描写をすることでドラマを成立させていて、「こんな朝ドラも作れるのか」と感動していたのだ。

 

交代後すぐさま制作チームから「ストーリーは桑原さんの使ったベースの展開に合わせて進めています」という言い訳コメントが出たけど、結局脚本って描写やセリフ回しに個性が出るわけで。ストーリーが同じなら同じ物になるなら、原作物なんて誰が描いても同じという事になってしまう。

バードマン編までのあの丁寧な、でも余分のない描写は桑原氏ならではのもので、あとの2人にはそんな能力なかった。

毎日「あああ…」とうるうるしながら見ていたものが、週末挟んでツッコミドラマに変身していたこの哀しみ、なんとかしてくださいよ!

 

そしてすっかりベタなドジっ子ヒロインに貶められた舞ちゃんが、昭和か!というベタエピソードを繰り広げさせられる屈辱の日々。

あの地道にコツコツと道を歩んでいく子はどこにいってしまったのか。

挙句、下手なドラマの常套手段、意味もなく敵を作って盛り上げるというクソ展開。

大河内教官は吉川晃司の提案で言葉遣いを丁寧にしたそうだけど、たとえ言葉が荒くてもやってることが至極真っ当で、学生達が敵視するのがアホにしか見えない。

噂話ばかり信じて内容も考えないバカばっかりですよ。

「ちむどんどん」で噂だけで「オーナーは横暴!みんな言ってる!」とのたまったバカ暢子と同レベル。

クズすぎる…。

 

水島学生が落ちたのも、一緒に乗っていた柏木はちゃんと理由を見ていたし、そもそも「水島学生は努力していた」と訴えられても、視聴者はヘラヘラしていたところしか見せられていない。そりゃ落ちるだろとしか思えない。

吉田学生の母親問題も中澤学生の離婚問題も、「とりあえずなにかトラブルエピソードで盛り上げよう」という意図が丸見えでげんなりする。

 

そして柏木学生にいたっては、試験で同席しただけの舞に「もう会うことはないだろう」と見下して数ヶ月後には告白ってアホなのか?

無駄に上からで、勝手に舞の教官交代まで検討して、空気の読めない独善キャラ。

よく比較される「カムカムエブリバディ」の松村北斗と比べて、しょーもない役貰っちゃったなぁという感じ。

 

もう不満がたまってたまって、おそらく年明けには桑原氏に戻るだろうからと我慢していたけど、さすがにもう耐えられん!

グチ吐かずにはいられないよー‼︎

予告の感じでも、航空学校編は年内には終わるだろうし、そこから果たして舞はパイロットになるのか、なってもならなくても、桑原氏なら立て直してくれる!……そう信じて年内はジッと我慢するしかないんだなー。

がんばれ!自分‼︎(笑)

 

うわー、やっぱりヤスケンはヤバいやつ!(笑)

チームナックス、みなさん大活躍ですよね。

世間一般の知名度大泉洋が高いでしょうけども、他の皆さんもよく出てます。

以前、びったんこカンカンに全員で出てた時にも思いましたが、地方の小劇団でこんな全員活躍できるようになるとは、本人達の能力もあるけど、プロデュースが凄いなぁと。

そしてなんだかんだ揃うと仲良しなのが面白いです。

 

みてるといつも思いますが、安田顕ってヤバいですよね(笑)

なんだかんだ大泉洋なんかは割と常識人なんですけど、ヤスケンは違う。ヤバい臭いがぷんぷんする。バラエティとかほんとヤバいし。

まあ、その感じがヤバい役に上手く使われているんですが、と言ってそうじゃない役が出来ないのか?というとそんなこともなく、今やってる「PICU」では誠実な小児科医を誠実〜に演じてるんですから、なんか腹立つ(笑)

見るたびに「ヤスケンのくせに!」となんか思ってしまうのです。

 

朝、出勤前はTBSをつけていて、「ラビット」が始まると「いかん、そろそろ出ないとー」という感じで動くのですが、今日の「ラビット」はTBS全力推しの「ラーゲリより愛をこめて」の宣伝に桐谷健太と共にヤスケンがゲストで出てた。

昨日は中島健人だったし、本当に全力だ。

明日は二宮か松坂桃李が出るのかしら?

 

いやそれで、ヤスケンは普通に淡々と穏やかな顔で登場。

本日お誕生日ということで、番組キャラクターのぬいぐるみ等グッズを受け取ると、「ありがとうございますー、うわー、嬉しいー」という「本気?」というリアクション。

ホントこういうところが全く腹の中が見えないわー。

その後女性出演者がおすすめしたちぎって食べる厄除け団子を出されたヤスケンは「ご存じですか?」の問いに気を遣う事なく「聞いたことありますー」と答えると「一個一個かわいらしいですねー。いただきます。はいどうぞー」と全くトーンを変えずにぬいぐるみに団子を食べさせようとする。

「食べてごらーん。食べてごらーん。食べませんねー」

うん、やっぱヤスケンヤバいな。

その次にふられたニューヨーク嶋佐は指でウサギを作って「はいどうぞー」と繰り返すが、もうダダ滑り。芸人殺しだわー。

 

という事で、出勤前からヤスケンのヤバさを見せられて中々楽しい朝の始まりでしたよ。

鎌倉殿ファンミオンライン、楽しみに、楽しみにしていたのにー‼︎

既ににネットニュースにもなっていましたが、本日7日、「鎌倉殿の13人」のファンミーティングがありました。

情報チェックはうっかりなので、気がついた時には観覧募集が終わってましたが(💧)、オンラインでもやるというので、「これは外せん!」と応募、無事当選いたしました。

 

めちゃくちゃ楽しみにしていて、今日は仕事中気づけばずっと「鎌倉殿〜」のオープニングテーマ曲を鼻歌で歌ってたくらい。

定時6時の仕事終了でさっさと帰宅。

6時半のイベントスタートまでに帰宅は難しいですが、そこはオンラインの強み、電車に乗ってすぐさま指定のアドレスにアクセス、事前のアナウンスを見ながら帰宅。

帰る途中でイベント始まりましたが、歩きながらイヤホンで聴きつつ急ぎ足で帰宅。

帰ってうがいと手洗いをしてあとはじっとスマホを見る。今日はとにかく8時半まではイベント対応、なにかやるのはそのあとで。

 

司会進行は迫田孝也赤江珠緒

そう、「たまむすび」でも赤江さんはこのイベントの事をよく話していたので、それも楽しみ。

まずは当然、主人公の小栗旬登場。それから新垣結衣、坂口健太郎と登場して幻の親子トーク

あああ、あいかわらずなんて可愛いのかしらガッキーってば。同じ生き物とは思えない。

とか考えながら見ていると、いきなり音声がキュルキュルキュルとまるで早送りのようになったかと思ったら音が切れた。

「えー?」と思ったら今度は画面がフリーズ。あれこれやっても全く動かない。

7時少しまわった頃のこと。

仕方ないなーとイベントサイトを一旦退出。

そう、それで私のファンミーティングは終了でした……。

 

その後は、何度アクセスしても画面は真っ白のまま。タブレットやPCでアクセスしても同じく。

Twitterを見ると同じ状況の人多数。

赤江さんがイベント内でアクセスできなくなってるようですとアナウンスしてたようだけど、それに対して「いやそこで言われてもアクセスできない人にはわからんでしょ」というツッコミ。

繋がったという人のツイートを真似て、何度もリロードせずじっと我慢して待ってみたり、あげくいったんスマホを電源落としてみたり、あれこれやったけれども、やっと出た画面も「準備中」とか「404」。

そして「アクセスが集中しております」以外の画面は出なくなって、イベント終了時刻の8時半を過ぎ、結局9時少し前にまた「準備中」に戻った。

 

さすがに想定外だったのか、イベント中にNHKから「繋がりにくくて申し訳ありません」のメール、9時過ぎには「なんらかの形で見れるようにする」というフォローのメールがきた。

負荷をかけないように、アクセスサイトが2つに分かれて案内されていたのだけど、なぜかその片方だけ入れないトラブル続出したらしいという、本当かどうかわからないツイートも見た。

さすがに8時近くにはもう無理だろうなぁと思ったし、フォローもあるようだからそれを待つけれど、やっぱりこういうのは一緒に楽しみたかったなぁ。1日すっごく楽しみにワクワクしてたのに。

ちょっとした盛り上げのためだけにカメラオン必須!とアナウンスしてその結果これかーと思うとさすがにガックリくる。

オンライン参加は25000人だそうなので、本来対応しきれないアクセス数じゃないはずなのにね。

せっかく大急ぎで帰ってきたのになぁ。

ううう。

 

もう既にイベントの内容も記事にたくさん上がっててガッツリネタバレ頂いてます。

えーん、くやし〜💦

 

そういえば、ある記事で赤江さんのことを「ラジオパーソナリティ赤江珠緒」と紹介していてビックリ。

フリーアナウンサーのがわかりやすいかと思ったけど。

もう完全に「たまむすびの人」という認識なのでしょうかね?(笑)

 

 

「ジャパニーズスタイル」  ……うーん、楽しみ方がなんか分からない

今期じつはかなり期待度上位だったのが、「ジャパニーズスタイル」。

主演の大賀をはじめとする達者な出演陣に、脚本が金子茂樹

ですが、現在6話まで放送済みのうち3話までしか見てない。30分ドラマで見やすいはすなのに。

なぜでしょう……。

 

ネットの感想では、客を入れてその前で演じる舞台スタイルでの一発撮りというのが苦手という声が。

それはなんとなくわかる。

やっぱり、いわゆるドラマとは発声が違ってずっと声を張っているので緩急が無くて疲れる感じはある。

それに、ここにいる観客は面白いのか?という疑問もわく。

内容はドタバタコメディなのだけど話は連ドラなので、1話が完全に途中の話で、ここだけ見てどうなんだろう?と思ってしまう。

 

が、いちばんの問題は大賀演じる主人公の哲郎がただのクズなところだ。

仕事もダメ人間性もダメ、嘘つきでヘタレで可愛げもなく、しかもそれを大賀が力いっぱい演じてしまうのですっげーやなヤツ。いいところが一つもない。

そしてそれ以外の登場人物も「変わり者」と言えば聞こえはいいけど、基本的にやなヤツだ。

なんかね、やなヤツしか出てなくて苦痛なんですよ。

これがダークなストーリーならありなんでしょうけども、一応コメディでバタバタしているのに誰1人惹かれるキャラがいない。

これはツラい。

うーん、なんでこんなドラマなんだろう?

 

金子茂樹脚本のドラマは割と好きで見ている。

近いところだと「コントが始まる」とか。

あれはメインの5人がそれぞれ欠点もありつつも懸命に生きている様がリアルで愛すべきキャラ達だったな。

わりといつも変わり者主人公で、その変わり者ぶりが憎めなかったのに、今回どうしてこうなった?

 

思い出すのは生田斗真主演の「俺の話は長い」。

1時間枠だけと、30分2本という変則構成が「ジャパニーズ〜」と同じ物を感じる。

これも、生田斗真演じる主人公の満が、ほとんど働いたことのないニートなのに口だけは達者で、ひたすら屁理屈で自分を正当化するだけのクズで中々キツかった。

他のキャラは魅力もあったし、家族のそれっぽさが面白くて見てたけど、なんでこんなクズ主人公なんだろうと思ってた。

「ジャパニーズ〜」は主人公だけでなく、他のキャラにも魅力を感じないのでツラい。

3話のゲストが菅田将暉なのでそこまでは頑張ったが、そこから先が手が出ない。

しかし、この舞台スタイルの意味や、あまりにクズな主人公の意味が気になるので見たい気はする。でも苦痛。

なぜ金子茂樹はこんなクズ主人公を描くのだろう?それが気になって、最後まで見ればわかるのかと思うのだけど、手が伸びない。

うーん。

深夜枠の30分ドラマな上に変則スタイルなので、あまり話題にもなっていないのだが、他の人はどう楽しんでいるのか?

割と好きな脚本家なので見たいのだけど、でもなぁ。

うーん。

どう楽しめばいいのかわからない。

もっと進めば何か見えるのか?

そこまで大賀のあまりに上手いクズを見続けられるのか?

うーん…。

「鎌倉殿の13人」もあと4回! 「あさイチ」のゲストが小栗旬だったよー

あさイチ金曜プレミアムトークのゲストが小栗旬でした。

普段ならスルーですけど、今回はもちろんガッチリみます!「鎌倉殿〜」の主演ですから。

それなのに、国会中継で短縮放送とかねー、タイミング悪!

 

髪を切って金髪にして、すっかり義時から抜けてきた小栗旬を見ると、本当に撮了したんだなぁと淋しくなった。終わってしまう。

けれど、俳優陣が声を揃えていう「驚きの最終回」は見ないわけにはいかない。

うーん、毎度のジレンマですね。

 

プレミアムトークを見ていて、三谷幸喜がなぜああいう義時を描いたのか、それは小栗旬がいたからだったんだなぁと納得。

三谷幸喜は当て書きが得意な人で、当て書きとは「その人がこうしたら面白いというものを描くので、その人自体を知る必要はない」というような事を言ってたことがある。

なんかわかるなぁと思った。

いわゆるパブリックイメージだけでなく、その俳優という素材から三谷幸喜がイメージを引き出す。

実際、菅田将暉三谷幸喜と会っていないそうだけどあれだけの義経が出来上がっていたし。

 

小栗旬は早くにブレイクして、しかもそれが「花男」や「クローズ」なもので、世間の認知が「若手イケメン俳優のトップランナー」になって、とにかくイケメン役が多かった。

それにどうも違和感があって好きになれなかった。

プレミアムトークを見ていて、この人の持ち味は「面白味の無い生真面目さ」なんだなぁと、改めて思った。

昨今はバラエティ出演で意外な素顔がウケてブレイクキッカケになる俳優も多い。

松坂桃李みたいにマイペースオタだったり、菅田将暉みたいにしゃべりが上手かったり、山田孝之みたいにひたすら変わり者だったり。

小栗旬はそういうのが無い。

演技論とか話し出すとひたすら話してしまうような生真面目さがあって、菅田将暉のANNにゲストにきた俳優陣の中で一番普通の真面目な人だった。

その小栗旬の持ち味をベースに「鎌倉殿〜」の生真面目で面白味が無く女にモテない北条義時は出来上がったんだなと改めて思った。

 

小栗旬が言っていたように、容赦のない粛清を行なっていても、頼朝は大泉洋の持ち味どおりどこかチャーミングだったのに、義時は面白味も無く不器用にただただ周りのヘイトを買い続ける。

唯一の理解者の八重を失ってからはキッチリ腹を割れる相手も無く、八重の忘形見の泰時にすら理解してもらえない。

それでも自分の中の信念を曲げることなく進み続ける不器用さは小栗旬本人と重なるものがある。

「鎌倉殿〜」の北条義時小栗旬だったからこそできたキャラクターで、そしてそういう人間をこんなに面白く描く三谷幸喜はやっぱり凄い。「面白味のない生真面目さ」の面白さをこんなにも見せてくれた。

小栗旬も40歳になってイケメンを降ろすキッカケになって良かったと思う。

 

今日を入れて後4回。

今日はサッカーの日本戦と重なるようだし、最終回はM-1と重なるらしいので、まあ視聴率はキツいでしょう(笑)

自分も6時のBS 4Kで見ますし。高画質で見たい!

それでも「鎌倉殿〜」が傑作なのには間違いないからいいのだ。

後は見るだけ。